忙しい現代人のために「最終回」をまとめた『最終回にほえろ!』傑作編&名作編が電子復刻!
文藝春秋は、ライター・岩佐陽一さんが2004年にちくま文庫より刊行したエッセイ集『最終回にほえろ!傑作編』および『最終回にほえろ!名作編』の電子復刻版を配信開始しました。
忙しい現代人のために「最終回」をまとめました!
今回電子復刻された2冊は、2004年にちくま文庫より刊行された、主に1960~70年代のテレビ番組(アニメ、特撮、TVドラマ)の「最終回」をまとめたエッセイ本です。最終回の内容だけではなく、登場人物紹介や作品概要、最終回までのあらすじも丁寧に解説しています。
著者の岩佐陽一さんは『最終回にほえろ!傑作編』のまえがきで、「とにかく、メチャメチャ忙しい現代人が、懐かしのテレビ番組を手軽にお気軽に振り返るための最良のテキストになってくれれば……と、思って書いたのがこの本です。」と綴っています。
『最終回にほえろ!傑作編』で紹介する主なテレビ番組
「ゲゲゲの鬼太郎」
「アパッチ野球軍」
「母をたずねて三千里」
「機動戦士ガンダム」
「ウルトラマン」
「仮面ライダー」
「秘密戦隊ゴレンジャー」
「太陽にほえろ!」
「寺内貫太郎一家」
「俺たちは天使だ!」など計27作品
『最終回にほえろ!名作編』で紹介する主なテレビ番組
「タイガーマスク」
「マジンガーZ」
「フランダースの犬」
「ウルトラセブン」
「風雲ライオン丸」
「ダイヤモンド・アイ」
「アクマイザー3」
「刑事くん 第1&2部」
「助け人走る」
「必殺仕置屋稼業」など計21作品
今回の電子復刻に当たっての岩佐陽一さんのコメント
テレビ番組、アニメやドラマの最終回にはハッピーエンドやバッドエンド、はたまた『デビルマン』(’72年)の最終回のように“斗い(物語)はまだまだ続く”的に終わるものもあります。この本では“昭和の”テレビ番組の名作最終回をご紹介しています。
私の忘れじの最終回は『タイガーマスク』(’69年)の「去りゆく虎」。ついに素顔をさらした主人公・伊達直人が泣き笑いしながらリングに佇み、“あの音楽”が流れるシーンは死ぬまで忘れられないことでしょう。この本を読んで、あなたのそんな“マイ最終回”を想い出してみてください。
最終回にほえろ! 傑作編 (文春e-Books) 岩佐 陽一 (著) 忙しい現代人のために、懐かしのテレビ番組の「最終回」をまとめました。 |
最終回にほえろ! 名作編 (文春e-Books) 岩佐 陽一 (著) あの頃の「最終回」は胸を締め付けられるものばかりだった! |
◆「魔女の宅急便」角野栄子さんが”魔女”を語った初めてのエッセイ集を大幅改訂!『魔女のまなざし』を刊行 | 本のページ
◆松井玲奈さんエッセイ『私だけの水槽』刊行記念!名古屋・大阪でサイン本お渡し会を開催 | 本のページ
◆「観光地」を巡り、日本の近代の足跡をたどる『観光地ぶらり』が刊行 | 本のページ
◆『昭和ぐらしで令和を生きる』刊行記念!平山雄さん×石黒謙吾さん×大場雄一郎さん×那部亜弓さんトークショーを開催 | 本のページ