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江戸の本屋が舞台「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズが完結!

平谷美樹さん著『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 凍月の眠り』

平谷美樹さん著『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 凍月の眠り』

平谷美樹さんによる、江戸の本屋が舞台の人気時代小説「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズの完結巻『草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 凍月の眠り』が大和書房より刊行されました。

 

江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く! 生ける屍、丑の刻参り、雪女郎…痛快で切ない読み心地の大人気シリーズ、感動の完結!

 
<あらすじ>

「ちょいと薄気味悪い話でござんして。あれは雪女郎かもしれねえって」

時は文政。推当物が人気の女戯作者・鉢野金魚と貧乏戯作者・本能寺無念は、吹雪の日に姿を消した薬楽堂短右衛門の娘・けいの足取りを追い、六部の装束を纏った童女が誘う空き家に踏み込むが、そこに居たのは……。
江戸の本屋を舞台に戯作者=作家が謎を解く!

人情と不可思議、嘘と真実、ためらいを秘めた想いの行方──
読み心地満点の大人気時代小説シリーズ、ついに完結!

 
【目次】

生ける屍 本所深川反魂の宴
本草学者 未練の訪れ
丑の刻参り 呪いの行方
雪女郎 凍月の眠り

 

著者プロフィール

著者の平谷美樹(ひらや・よしき)さんは、1960年生まれ。岩手県出身。大阪芸術大学卒業。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。2000年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。2014年、歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。

著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」「貸し物屋お庸」「採薬使佐平次」「江戸城御掃除之者!」「鉄の王」「よこやり清左衛門仕置帳」シリーズ、『でんでら国』『鍬ヶ崎心中』『柳は萌ゆる』『国萌ゆる 小説 原敬』等、多数がある。

 

草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 凍月の眠り (だいわ文庫)
平谷 美樹 (著)

<既刊>

草紙屋薬楽堂ふしぎ始末 (だいわ文庫)
平谷 美樹 (著)

「こいつは、人の仕業でございますよ・・・」
時は文政―。江戸の通油町にある本屋・草紙屋薬楽堂に戯作を持ちこんだのは、地味な三筋格子の着物を粋に着こなした、鉢野金魚。薬楽堂に居候する貧乏戯作者・本能寺無念とともに巻き込まれるのは、あやかしの仕業とも囁かれる怪事件―。個性豊かな面々が集う江戸の本屋を舞台に繰り広げられる丁々発止の会話と謎解きと、どこかせつない人間模様。

江戸の本屋+作家+怪異=ご明察! 戯作者と版元が怪しい事件を解決する痛快時代小説!

 


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