シン・ソンミさん絵本『真夜中のちいさなようせい』刊行記念!韓国有名出版社「チャンビ」の絵本づくりに迫る無料オンラインイベント開催!
シン・ソンミさんの絵本『真夜中のちいさなようせい』を刊行したポプラ社は、韓国有名出版社「チャンビ」とコラボし、韓国絵本の世界へいざなう無料オンラインイベントを11月19日(金)に開催します。
韓国有名出版社とコラボ! 美しすぎるアート絵本『真夜中のちいさなようせい』と 韓国絵本の世界へいざなう無料オンラインイベント開催!
いま、世界が注目する韓国の絵本。そのトップランナーである「チャンビ」の編集者ソ・チェリンさんと映像を繋ぎ、一冊の絵本が生まれるまで、絵本づくりの現場について伺います。韓国で大人気の東洋画家シン・ソンミさんの、作品の制作過程もたっぷり紹介。
6月に刊行された絵本『真夜中のちいさなようせい』(絵・文:シン・ソンミさん、訳:清水知佐子さん)は、小さかった頃のママと男の子の心の交流を描く物語。伝統的な技法を現代的にアレンジしながら、デザイン的に優れた作品を発表し韓国で高い人気をほこる画家、シン・ソンミさんが初めて手掛けた絵本作品です。
シン・ソンミさんの描く作品は、実はとても大きくて一枚一枚が独立しています。それが、韓国の大手出版社「チャンビ」の編集者ソ・チェリンさんの手によって、一冊の絵本として刊行されるまで。そこには、なんとも運命的な出会いが――
また、中には日中韓それぞれの伝統衣装を身にまとった女性たちを描いた作品も。東洋画がつないでくれた優美で繊細なコラボレーションに、思わず心を奪われます。
そんな彼女の作品が完成するまでの過程を、日本初公開するほか、シン・ソンミさんから日本の読者のみなさまに向けてのメッセージムービーも上映。さらに、普段なかなかお目にかかれない「チャンビ」のオフィスを覗いてみることもできます。
たっぷりの写真や動画とともに届ける特別な時間。シン・ソンミさんのファンの方、韓国絵本ファンの方はもちろん、韓国に行きたくてウズウズしている方、旅行では味わうことのできない韓国に触れたいという方も、どうぞお気軽に遊びにきてください。
オンラインイベント 概要
■タイトル:『真夜中のちいさなようせい』翻訳出版記念イベント ― 韓国有名出版社「チャンビ」の絵本づくりに迫る!
■開催日程:2021年11月19日(金)18:00~19:00予定
■出演:ソ・チェリンさん(チャンビ編集者)
■聞き手:清水知佐子さん(『真夜中のちいさなようせい』訳者)、小櫻浩子さん、齋藤侑太さん(ポプラ社編集部)
■スペシャルゲスト:シン・ソンミさん(『真夜中のちいさなようせい』作者/録画出演)
■会場:YouTubeにて生配信
■参加方法:事前申し込みの必要は不要。入退室も自由です。
■参加費:無料
★配信URL:https://youtu.be/D24RfSLQilM
※本イベントは、11月16日(火)から開催される「K-BOOKフェスティバル 2021 in Japan」のサテライトイベントとして開催されます。
『真夜中のちいさなようせい』著者プロフィール
■作者:シン・ソンミさん
蔚山大学東洋画科卒業、弘益大学大学院東洋画科卒業。2003年に韓国美術大展に入賞し、日韓交流展(2007)、韓国国際アートフェア(2009)に参加するなど、国内外で活発な活動を続けている。2006年から数多くの展示会を通して「ようせいシリーズ」を発表。
2016年にはじめての絵本として『真夜中のちいさなようせい』を刊行し、2017年にドイツの国際推薦児童図書目録「ホワイトレイブンズ」にリストアップされた。2020年に「ようせいシリーズ」の2冊目の絵本として『ようせいたちのおくりもの』を出版した。近年では、2019年の韓国tvNドラマ「ロマンスは別冊付録」内にその作品が登場したほか、韓国で先月開催された江陵(カンヌン)国際映画祭のメインビジュアルを手掛けるなど、各界から注目を集める人気アーティスト。
■訳者:清水知佐子(しみず・ちさこ)さん
和歌山県出身。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て翻訳に携わる。
訳書に『女ふたり、暮らしています。』(著:キム・ハナ、ファン・ソヌさん/CCC メディアハウス)、『9歳のこころのじてん』(文:パク・ソンウさん、絵:キム・ヒョウンさん/小学館)などがある。
※ポプラ社こどもの本編集部note「おとなりの国の本を届ける人々 韓国から日本へ・日本から韓国へ」で清水さんによるマガジン公開中!
★URL:https://note.com/poplar_jidousho/n/n09b0cf6267a0
真夜中のちいさなようせい (ポプラせかいの絵本 67) シン・ソンミ (イラスト, 著), 清水 知佐子 (翻訳) 男の子が熱を出して寝ています。そばには、看病をするママ。真夜中、ママがつかれてうとうとしはじめた時、小さな妖精たちがあらわれました。目を覚ました男の子に妖精たちは「あたしたちはママのお友だちよ」といい、小さかったころのママが妖精たちにプレゼントした花のゆびわを見せてくれました……。小さかった頃のママと男の子の心の交流を描くあたたかく美しい物語。 |
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