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読書メーター「読みたい本ランキング」1位&発売前重版!辻堂ゆめさん初の警察小説『トリカゴ』が刊行

辻堂ゆめさん著『トリカゴ』

辻堂ゆめさん著『トリカゴ』

『あの日の交換日記』『十の輪をくぐる』と話題作を立て続けに発表している辻堂ゆめさんの最新作『トリカゴ』が東京創元社より刊行されました。

 

読みたい本ランキング1位など、刊行前から反響を呼び重版が決定!

奥深い人間ドラマや精巧なミステリを描くことで定評のある辻堂ゆめさんは、2020年『あの日の交換日記』(中央公論新社)、『十の輪をくぐる』(小学館)と話題作を立て続けに発表し、今最も注目を集める作家のひとりです。

 
最新作の『トリカゴ』は無戸籍問題を取り入れたミステリ作品で、著者としては初めての警察小説でもある意欲作です。

「無戸籍問題」や「仕事と子育て」といった社会的テーマを正面から描き、過去の誘拐事件が絡んだ大きな謎に登場人物たちが翻弄される姿からは目が離せません。

 
事前に読んだ書店員から多数の、熱い絶賛のコメントが寄せられ、「読書メーター の読みたい本ランキング」では1位を獲得(単行本部門週間 集計期間:2021/9/19~9/25)。事前注文も殺到したことから、東京創元社では刊行前の重版を決定しました。

 
【あらすじ】

蒲田署刑事課強行犯係巡査部長の森垣里穂子は、殺人未遂事件の捜査中に無戸籍者が隠れ住むコミュニティを発見する。そのコミュニティ、通称“ユートピア”のリーダーはリョウ、事件の容疑者ハナは彼の妹だったのだ。

無戸籍者を取り巻く状況を知った里穂子は、捜査によって彼らが唯一安心して暮らせる場所を壊してしまうのではないかと苦悩する。だが、かつて日本中を震撼させた“鳥籠事件”との共通点に気づき……。特命捜査対策室の羽山の協力を得て辿りついた胸を衝く真相とは。

 
<書店員からの推薦コメント(一部)

書店員絶賛コメント入りのPOP

書店員絶賛コメント入りのPOP

「ゆめ先生の代表作となる作品だと思います。社会への問題提起が込められた、渾身のミステリ。」
――くまざわ書店辻堂湘南モール店 奥田祐子さん

「ハラハラドキドキさせられた。ありえない話ではない。どこかにいるかもしれない誰かの事件なのだと。」
――宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん

「スリリングな警察小説で、人間ドラマで、愛がある。生きることへの強く熱い思いがあふれてくる。」
――うさぎや矢板店 山田恵理子さん

「過去と今の事件を巧みに繋いで、未来へのメッセージも伝わって……。この時代に必要な物語だと切実に感じました。」
ブックジャーナリスト 内田剛さん

 

担当編集者より「著者の決意が伝わる傑作です」

瑞々しい青春小説、学校を舞台にした連作ミステリ、スポーツを題材に親子三代を描く大河小説……話題作を続々と発表している辻堂ゆめさんの新作をお届けします。プロットをいただいたとき、常に新しいことに挑戦する辻堂さんが今回挑んだのは“警察組織を描くこと”なのだと少々勘違いしながら読み進め……著者の考えは全く違うところにあったのだと驚きました。

本作の主人公である蒲田署刑事課強行犯係の森垣里穂子は、殺人未遂事件の容疑者として無戸籍の女性ハナと出会います。家庭と警察の職務の両立に悩みながらも、天職とも言える仕事に邁進してきた里穂子。無戸籍ゆえに生きるための選択肢が常に制限されてきたハナ。刑事と容疑者として出会った二人は、取り調べや捜査を通して互いのことを知り、世界を少しずつ広げていきます。

2015年のデビューから約6年経過した辻堂さん。これまでの研鑽と、著者初の非ミステリ『十の輪をくぐる』を経て、登場人物一人ひとりの物語を真摯に見つめ、紡いでいく表現はさらに磨きがかかっています。

それに加え、本作はこれまで以上にミステリへの意欲(魅力的な仕掛けと人間ドラマが高いレベルで組み合わされた構成)と、人間のどのような感情からも目をそらさないという著者の決意が伝わる傑作です。辻堂ミステリの到達点にして、著者最高の力作に、ぜひご注目ください。

営業部作成手書きPOP

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著者プロフィール

著者の辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)さんは、1992年生まれ。神奈川県出身。東京大学卒業。2014年『夢のトビラは泉の中に』が第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞に選ばれ、翌年同作を『いなくなった私へ』と改題しデビュー。

他の著書に『コーイチは、高く飛んだ』『あなたのいない記憶』『悪女の品格』『片想い探偵 追掛日菜子』『あの日の交換日記』のほか、〈図書館B2捜査団〉シリーズなどの児童書にも挑戦するなど、活発な執筆活動を続けている。

 

トリカゴ
辻堂 ゆめ (著)

殺人未遂事件の容疑者は、無戸籍だった。
刑事の里穂子は捜査を進めるうちに、かつて日本中を震撼させた〝鳥籠事件″との共通点に気づく。
胸を衝く真実に心震える、辻堂ゆめの到達点。
『十の輪をくぐる』の著者、最高の力作!

蒲田署強行犯係の森垣里穂子は、殺人未遂事件の捜査中に無戸籍者が隠れ住む生活共同体を発見する。その共同体“ユートピア”のリーダーはリョウ、その妹のハナが事件の容疑者となっていた。彼らの置かれた状況を知った里穂子は、捜査が“ユートピア”を壊すのではないかと葛藤を抱くようになり……『十の輪をくぐる』の著者渾身の書き下ろし長編ミステリ。

 
【関連】
『トリカゴ』立ち読み

 


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