和歌の祭典「わかまつり」開催! ”和歌の聖地”品川で和歌を楽しみませんか?
クリエイティブエージェンシーである「curioswitch」は、和歌にまつわる上質な日本文化を体験できる「わかまつり2021」を、B&C HALL 2F特設会場(天王洲キャナルイースト内)にて8月28日と29日の2日限定で開催します。
様々な切り口による和歌の楽しみ方を各界のエキスパートが届ける本邦初となる「和歌の祭典」を開催!
東京の品川が「和歌の聖地」ということをご存知でしょうか?
江戸時代を代表する国学者であり歌人の賀茂真淵(1697-1769)が品川東海寺に眠っているのです。今でこそ、君が代や交通標語などで生活に溶け込んでいる「五七調」は、賀茂真淵が国学の潮流を興したことがきっかけで、私たち日本人にとってDNA的なリズムとなりました。しかし、賀茂真淵の存在同様、「五七調」のルーツである「和歌」を理解する機会は、そう多くはありません。
「わかまつり」では、和歌へのなじみが薄くなりつつある若い世代から、百人一首を誦じれる和歌のエキスパートまで、老若男女が和歌を満喫できる豪華プログラムを3つ用意しています。
「わかまつり」は全プログラム予約制です。
★「わかまつり2021」予約及び販売サイト:https://wakamatsuri.peatix.com/
(1) 和歌の披講:無料/1日1回開催60分程度
平安時代、貴族が和歌を即興で詠み、競い合った「歌合(うたあわせ)」。現在も毎年1月に行われる、天皇皇后両陛下の御前で歌を詠む宮内庁式部職披講会の面々と、京都の黒田装束店が客席から目と鼻の先の特設会場に登壇します。
平安公家装束に身を包んだ披講会の方たちは、賀茂真淵の歌や季節にちなんだ歌を、正式な作法で詠みます。さらに、滅多に間近で見ることができない平安装束について、黒田装束店が解説。和歌文化の最高峰と言っても過言ではない披講の観賞と平安公家装束への理解が深まる特別な時間を堪能できます。
(2) かるたと和歌:無料/1日1回開催60分程度
一般社団法人全日本かるた協会所属の「結びつくかるた会」の協力のもと、エキシビションマッチと百人一首の解説を行います。
今回対戦するのは、結びつくかるた会メンバーでシンガーソングライターかつA級4段のせりかなさんと、結びつくかるた会会長でA級6段の西崎良さんです。読み手は映画「ちはやふる」にも出演した全日本かるた協会公認A級読手で声優の木本景子さんという豪華メンバーでエキシビションマッチを披露。試合後の対談では、映画「ちはやふる」監修を務めた全国優勝12回を誇る暁星中学高校競技かるた部顧問の田口貴志さんをお迎えします。
さらに、ちはやふる基金とも連携し、人気漫画『ちはやふる』の原作者・末次由紀さんがB&Cホールにビデオレターで登場。奥深き競技かるたの世界をたっぷり語ります。
(3) 茶道と和歌:有料/1日2席開催各席45分程度
遠州茶道宗家13代家元次女の小堀宗翔さんによるお茶会を開催します。元ラクロス日本代表であり、様々なアスリートと繋がりがある小堀さんが、スペシャルゲストとしてオリンピアンの方を迎え、小堀さんによる解説を交えつつ、和歌とお茶、和歌と品川の関係について語ります。
さらに、今回は虎屋さんが和歌に因んだ特製の和菓子を用意します。
※本プログラムのみ有料となります。1名:2,000円税込。
「わかまつり2021」概要
■日時:2021年8月28日(土)・8月29日(日)
■会場:B&C HALL 2F特設会場(天王洲キャナルイースト内/品川区東品川2-1-3)
■参加費:披講とかるたのプログラムは無料。お茶会のみ2000円。
■当日スケジュール
<8月28日(土)>
11:00~12:30 和歌の披講
13:00~15:00 和歌とお茶会
16:00~17:30 和歌とかるた
<8月29日(日)>
11:00~12:30 和歌とかるた
13:00~15:00 和歌とお茶会
16:30~18:00 和歌の披講
※小学生以下は保護者同伴必須。保護者の方分も含めて予約又は購入をお願いします。
■主催:株式会社curioswitch
■後援:一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会
■備考:本事業は「しながわ文化プログラム推進事業」の一環として実施します。
★「わかまつり2021」予約及び販売サイト:https://wakamatsuri.peatix.com/
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