三川みりさん”命を懸けて世界を欺く壮大な男女逆転宮廷ファンタジー”『龍ノ国幻想』が始動! 特設サイトがオープン&Kindleで一章分までを無料公開
「シュガーアップル・フェアリーテイル」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズなどの人気ファンタジーシリーズを書いてきた作家・三川みりさんによる「龍ノ国幻想」シリーズが始動、『龍ノ国幻想 1 神欺く皇子』(新潮文庫nex)が新潮社より8月末に刊行されます。
三川みりさんによる壮大なる令和のファンタジー『龍ノ国幻想』が始動!
<あらすじ>
命懸けの「嘘」で、異端の皇子が新しい国を目指す! 男女逆転宮廷ファンタジー。
海に浮かぶ央(ひさし)大地には一原八洲(いちげんはっしゅう)と呼ばれる九つの国が存在し、巨大な龍の上に存在すると信じられている。その一国・龍(たつ)ノ原(はら)で皇尊(すめらみこと)が崩御し、皇位の座を巡り競う三人の男がいた。その中の一人、日織皇子(ひおりのみこ)は実は女である。
この国では女は龍の声を聞く力を持つが、生まれながらにその力を持たない者は「遊子(ゆうし)」と呼ばれ、命を奪われる宿命を持つ。遊子ゆえに殺された姉の復讐を果たすため、日織は国の掟を変える決意を胸に、男として皇尊を目指す。
一方、女にしか聞こえない龍の声を聞く能力(ちから)を持つ男は禍(まがつ)皇子として処刑される。──「もたざる者」と「もってはならぬ者」が、命の尊厳を守るため、運命に翻弄されながら闘い、生き抜く様を描く、壮大なる男女逆転宮廷絵巻。
特設サイトもオープン。イラストレーター・千景さんによる美麗なイラストや、物語世界についての盛りだくさんの情報が掲載されています。
★特設サイト:https://www.shinchosha.co.jp/special/ryuunokunigensou/
また、Kindleでは一章分までを丸々無料公開して配信中です。
著者コメント
特別な技術があったり、能力があったり――今まで、そんな主人公の物語を多く書きました。
しかしある日ふと、逆をやってみたくなりました。
特別なことができる者ではなく、あたりまえと思われていることができない者を、主人公にしたいと。
「もたざる者」の人生はきっと過酷で、だからこそ書く意味もあるはず。
不思議な生き物や力があたりまえの世界で、「もたざる者」として、強く生きる者たちの姿を描けていたら良いと切に願います。
著者プロフィール
著者の三川みり(みかわ・みり)さんは、広島県出身。角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞を受賞し、『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』でデビュー。同シリーズが人気を博す。
ほかに「封鬼花伝」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、「ここは神楽坂西洋館」シリーズ、『君と読む場所』など著書多数。
龍の国幻想1 神欺く皇子 (新潮文庫) 三川 みり (著) 【作品目次より】 |
龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex) 無料お試し版 三川みり (著) ※本電子版は冒頭から「一章」までを収録した無料お試し版です。本作品の製品版は2021年8月30日より配信いたします。 壮大なる令和のファンタジーが始動! |
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