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「サイ」が絶滅するかもしれない!「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」受賞作を書籍化『この世界からサイがいなくなってしまう』刊行

味田村太郎さん著『環境ノンフィクション この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち』 ▲表紙は、キタシロサイの最後のオス「スーダン」

味田村太郎さん著『環境ノンフィクション この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち』 ▲表紙は、キタシロサイの最後のオス「スーダン」

「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」(http://jibunkyo.main.jp/index.php/s/prize/archives/107)で最優秀作品に選出された、味田村太郎さんの「この世界からサイがいなくなってしまう――アフリカのサイを守ろうとする人たち」が書籍化され、児童書『環境ノンフィクション この世界からサイがいなくなってしまう アフリカでサイを守る人たち』として学研プラスより刊行されました。

SDGsにも深く関わる、野生動物の危機と保護活動の現場を伝える一冊です。

 

「サイ」が絶滅するかもしれない!NHK記者がアフリカで見た、密猟との知られざる戦いとは?

専門家によると、あと20年でアフリカからサイがいなくなってしまう可能性があるといいいます。角をねらった密猟によって、サイの数が激減しているためです。

 
NHK記者としてアフリカ30か国以上での取材経験がある味田村太郎さんは、現状に危機感を覚え取材を開始。サイの保護と密猟の最前線を伝える原稿を、「子どものための感動ノンフィクション大賞」に応募しました。

この原稿が大賞を受賞し、この度発刊されたのが、児童書『この世界からサイがいなくなってしまう』です。

 
<あらすじ>
サイと密猟者、そしてサイを守る人たちの、知られざる戦いがある。この本では、サイの子どもを保護する「サイの孤児院」や、科学技術による「復活プロジェクト」などの取り組みを紹介。南アフリカ共和国での取材を行った記者による、迫真のノンフィクション。

 

本書の木

はじめに

■第一章 とてもユニークなサイ
コラム(1) サイのフンにかくされたなぞ

■第二章 いま、アフリカで起きていること
コラム(2) シロサイ「旅は道連れ」

■第三章 科学の力でサイを救え!
コラム(3) サバンナの自然を支えるサイ

■第四章 女性レンジャーが出動

おわりに

▲サイの現状を知ることで、世界や自然界の現状についても、知ることができる。

▲サイの現状を知ることで、世界や自然界の現状についても、知ることができる。

 

3つの「わかる」ポイント

 
◆サイのことがよくわかる

巻頭や第一章ではサイの種類や祖先について紹介。また、コラムではサイの最新研究も紹介。人気の動物サイのユニークな習性や特集を知ることができます。

▲大昔のサイの仲間を紹介。「サイ」全般の面白さを深く知ることができる。

▲大昔のサイの仲間を紹介。「サイ」全般の面白さを深く知ることができる。

▲コラムではサイのフンの秘密や、連れ立って旅をする習性などを紹介。

▲コラムではサイのフンの秘密や、連れ立って旅をする習性などを紹介。

 
◆サイをすくうためのさまざまな取り組みがよくわかる

サイを救おうと、さまざまな現場で日々たたかう人々を取材。
国立公園をヘリコプターでパトロールするレンジャー隊や、母親を密猟者に殺された子どものサイを保護する「サイの孤児院」。それから、iPS細胞の活用も期待される、科学技術による「復活プロジェクト」や、角を失ったサイ「ホープ」への医師たちの必死の治療などについても取り上げています。

▲巻頭では現場のカラー写真とともにこの本で取り上げる取り組みを紹介。

▲巻頭では現場のカラー写真とともにこの本で取り上げる取り組みを紹介。

▲保護された子供のサイは、人間に怯えるため目隠しをして育てる。

▲保護された子供のサイは、人間に怯えるため目隠しをして育てる。

 
◆社会や世界の問題についてよくわかる

サイの密猟の問題から浮かび上がってくるのは、貧困や男女格差、人と自然との付き合い方などの世界が抱える問題です。これらはどれも、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」として近年掲げられている目標である「1.貧困をなくそう」「4. 質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「10.人や国の不平等をなくそう」「15.陸の豊かさも守ろう」などと密接に関わっています。

▲女性のみで構成された「ブラックマンバ」は、罠の除去や情報収集、啓発活動などを行う。

▲女性のみで構成された「ブラックマンバ」は、罠の除去や情報収集、啓発活動などを行う。

 

著者プロフィール

著者の味田村太郎(みたむら・たろう)さんは、学生時代からアフリカで支援活動の後、NHK記者に。2014年から初代ヨハネスブルク支局長としてアフリカ30か国以上で取材。

本作で「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」最優秀賞受賞。

 

 


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