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ドラえもんの1コマをアートとしてたのしむ「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」が京都で巡回開催!

「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」が京都で巡回開催!

「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」が京都で巡回開催!

ドラえもんの1コマをアートとしてたのしむ「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」が、TOBICHI京都で巡回開催されます。

前期(6月5日~6月30日)と後期(7月2日~7月28日)に分けて、途中で展示替えが行われます。

 

「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」概要

漫画の「1コマだけ」を、じっくりと見つめたことがあるでしょうか。わくわくするストーリーに引き込まれ、駆け抜けるようにコマを目で追っていくのがふつうの漫画の読み方だと思います。

 
藤子・F・不二雄さんの描く漫画『ドラえもん』には、1コマだけをとりだして見てもアートとして成り立つ絵がたくさんあります。そんなコマをいくつか選び、拡大し、額装をして、まるで美術館に飾ってある絵のように展示する「ドラえもん1コマ拡大鑑賞展」が今年3月、東京・渋谷PARCOの「ほぼ日曜日」で開催され、好評を博しました。

そして今回、この展覧会が「TOBICHI京都」でも開催されます。ぜひ、厳選された「1コマ」をじっくり鑑賞してさください。

 
【ドラえもん1コマ拡大鑑賞展】

■会期:2021年6月5日(土)~7月28日(水)木曜日定休
※7月2日より展示が一部入れ替わります。

■時間:12:00~19:00

■入場料:無料

■場所:京都府京都市下京区河原町通り四条下ル市之町251-2 寿ビルデイング5階

■開催協力:藤子プロ、川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム、小学館

★詳細:https://www.1101.com/tobichi_kyoto/event.html?id=369617

 

まるで美術館に飾ってある絵のように「1コマ」を展示

渋谷PARCO「ほぼ日曜日」の展示の様子

渋谷PARCO「ほぼ日曜日」の展示の様子

この展覧会に展示される作品は、いわゆる「ドラえもんの名場面」とは異なり、1コマだけをとりだしたときに、展示作品としてたのしいものをチョイス。登場人物たちの驚き、よろこび、かなしみ、怒りなどをことばではなく、絵で伝えようとしていることがわかります。

 
漫画をストーリーに沿って読むのではなく、「1コマだけ」で絵としてじっくり鑑賞してもらうべく、渋谷PARCOのほぼ日曜日の会場ではその「1コマ」をちょっと大げさな額に入れて展示しました。展示する「1コマ」は、てんとう虫コミックスの膨大な漫画の中から選ばれた大切な絵ばかり。

 
「京都でも、そのすべてを見てもらいたい。でもTOBICHI京都のスペースはそれほど広くない。」
「一度にすべてをご覧いただくのは難しいのですが、半分ずつなら、なんとか展示ができそう。」

…そこで、会期を前期(6月5日~6月30日)と後期(7月2日~7月28日)に分けて、途中で展示替えをすることになりました。

 
前期と後期どちらかだけ来ても、もちろん両方でも、たのしんでもらえるように心がけて絵を配分。展示替えといっても、東京の展示で主役だった巨大な泣き顔のび太くんや、特に印象的な数点は期間中通してご覧になれます。

 
会場に展示されている作品はすべて、藤子・F・不二雄さんが描いた「原画」を高解像度でスキャンし、拡大して印刷・額装したものです。

コミックスなどの紙媒体に掲載されたコマを拡大したものではないため、鉛筆で書かれた文字、貼り付けられた写植、修正されたホワイトの跡などをそのままご覧になることができます。

 

美術画集『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』を特典付で販売

この展覧会は、美術画集『THE GENGA ART OF DORAEMONドラえもん拡大原画美術館』[小学館/定価6900円(税込)/藤子・F・不二雄さん作、橋本麻里さん編]のコンセプトがもとになっています。

 
「漫画を読む」ではなく、「絵を鑑賞する」というコンセプトをもとに、豪華な仕様でつくられたドラえもん史上初の画集です。

ドラえもんを絵として、そして美術として見ると‥‥?
美術ライター・橋本麻里さんのコラムが7編収録されています。

浦沢直樹さんと、藤子・F・不二雄さんのお弟子さんでもあるむぎわらしんたろうさんの特別対談もおどろくばかりの内容です。

 
そして、今回は、「初回限定特典」の2枚の特大アートカード(六つ切りサイズ)に加えて、ほぼ日購入特典として、さらにもう1枚、『赤いくつの女の子』の特大アートカード(六つ切りサイズ)が付きます。

※左の男の子は幼稚園のときののび太、右の女の子はおとなりにすんでいたノンちゃん。物語はぜひ漫画でお読みください。

 

Tシャツ、ポスター、サコッシュなど展覧会オリジナルグッズのほか、セレクトしたドラえもんグッズも販売

この展覧会のために、いくつかオリジナルでグッズを用意。東京での展示では、受注販売だった「1コマ拡大オーダーTシャツ」は、東京でもっとも多く購入された組み合わせで制作。会場でお求めいただいて、持ち帰ることができます。S、M、Lの3サイズで、6種類あります。

(c)Fujiko-Pro

(c)Fujiko-Pro

おうちでも1コマを鑑賞できるようにA3サイズの1コマ拡大ポスターも7種類を用意。ぜひ額装して、おうちで飾って下さい。

のび太のママが「ロッピャクマンエン?! 」と絶叫するコマのサコッシュもあります(ワインレッド×ピンクのみ)。

 
【来場にあたってのお願い】

みなさまに安心して展覧会をたのしんでいただくために、こちらの案内 https://www.1101.com/n/s/realspace_info_2020/index.html をお読みいただいてからご来場をお願いします。

また、混雑時には会場の入口で、入場時間を指定する整理券を配布し、入場者数を制限する場合があります。

当日の様子は「TOBICHI京都」のTwitter https://twitter.com/tobichi_kyoto でお知らせしていますので、ご来場前にご確認ください。

開店前の整理券配布は行っていません。オープンの12時以降、会場に直接お越しください。

 

THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館
藤子・F・ 不二雄 (著), 橋本 麻里 (編集)

『ドラえもん』史上初の本格美術画集!

<「漫画を読む」ではなく「絵を鑑賞」する、新たな『ドラえもん』体験!>

藤子・F・不二雄の漫画は、その1コマ1コマが絵画として鑑賞できる「作品」です。本書では、美術的視点から7つのテーマで『ドラえもん』のコマを厳選し、
原画を拡大して掲載します。

豪華執筆陣に、豪華初回特典。
以下の8大要素で『ドラえもん』のGENGA ARTを隅々まで楽しめます。

1.金箔&透明箔加工を施した特別ケース入り。まさに永久保存本!
2.通常印刷用の倍の解像度で撮影された拡大原画を使用した、リアルな印刷!
3.カラー&モノクロで130点以上の原画を掲載!拡大原画は美術ライター橋本麻里氏を中心に厳選。
4.さらに橋本麻里氏が、日本美術の視点から『ドラえもん』に迫る特別コラム7編を執筆!
5.浦沢直樹先生とむぎわらしんたろう先生の特別対談を収録! 『ドラえもん』の作画スタイルを語り合う!
6.別冊ふろくは、原画原寸で読む名作!『ゆうれい城へ引っこし』。全ページを掲載。
7.初回限定特典!額に入れて原画を飾れる「特大アートカード」2枚同梱(六つ切りサイズ)
8.『ドラえもん』の絵の素晴らしさを世界へ。全文英訳つきです。

【編集担当からのおすすめ情報】
微妙なペンタッチや墨の濃淡、丁寧にホワイトで修正された跡、かすかに残る鉛筆の線・・・。作者の体温や息づかいさえまで感じられるような生々しい筆致は、一般的な印刷物の2倍にあたる高解像度での撮影によって、初めてご紹介することが可能になりました。それはまるでまるで本物の原稿を手に取り、目の前で観ているような、まったく新しい体験です。

「漫画を読む」だけでは気づくことができなかったドラえもんの絵/原画の魅力を、本書でぜひ発見していただければと思います。

 
【関連】
展示・イベント – TOBICHI京都 – ほぼ日刊イトイ新聞

 


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