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河邉徹さん『僕らは風に吹かれて』の印税の一部を新型コロナウイルス対策に寄付&書籍を1冊につき100円を寄付する「寄付つき商品」に

河邉徹さん著『僕らは風に吹かれて』(装画:こざき亜衣さん)

河邉徹さん著『僕らは風に吹かれて』(装画:こざき亜衣さん)

ステキブックスは、3月に刊行された河邉徹さんの小説『僕らは風に吹かれて』(装画:こざき亜衣さん)を「寄付つき商品」とすることを決定しました。

 

河邉徹さんとステキブックスが『僕らは風に吹かれて』の印税の一部を新型コロナウイルス対策に寄付 さらに、書籍を1冊につき100円を寄付する「寄付つき商品」に

著者の河邉徹さんは印税の一部を、また、ステキブックスは売上の一部を、新型コロナウイルス対策で活躍する方々を支援するため、『新型コロナウイルス緊急支援募金』に寄付します。

 
『僕らは風に吹かれて』は、河邉徹さん自身もコロナ禍の影響で思うようにバンド活動ができなくなった中で書き上げた渾身の一作です。

このたび、著者の河邉徹さんからの提案で、ステキブックスと共同で「新型コロナウイルス緊急支援募金」に寄付をすることなりました。

 
<河邉徹さん コメント>

小説『僕らは風に吹かれて』の初版で受け取った印税の一部を、「新型コロナウイルス緊急支援募金」に寄付させていただきました。
そしてこれから先も、この小説が一冊売れるごとに100円ずつ寄付していきます。こちらは出版社と相談して、そういう仕組みを作ってもらいました。
寄付金は医師、看護師、ボランティアの方々の支援などに使っていただけるそうです。

この小説は現代の世界をミュージシャンの視点から書いた物語です。僕はこの物語を書きながら、この小説が僕らからライブを奪っていったコロナへの精一杯の反撃になるのではないかと思いました。

なので印税も、コロナで大変な方々に使っていただくことで、よりその意味合いが強くなると思いました。

この小説が、これからも今を生きる人の力になれると嬉しいです。

著者の河邉徹(かわべ・とおる)さんは、1988年6月28日生まれ。兵庫県出身。ピアノ、ドラム、ベースの3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして2009年10月にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。

2018年5月に小説家デビュー作となる『夢工場ラムレス』を刊行。2作目の『流星コーリング』が第10回広島本大賞(小説部門)を受賞。3作目となる小説『アルヒのシンギュラリティ』を2020年8月7日に発売。

★公式HP:https://www.weavermusic.jp/kawabe/
★Twitterアカウント:https://twitter.com/kwb_wvr

 

ステキブックスとは

ステキブックスは、小説家・中村航さんがスタートした出版社です。意欲ある書き手による優れた作品をいかにして世の中に出していくか、書き手と読み手の立場からまじめに考え、持続可能な出版社を目指します。

★ステキブックス:https://sutekibooks.com/

 

僕らは風に吹かれて
河邉徹 (著)

ファッション系インスタグラマーであり、古着屋でバイトをしている湊は、ある日、人気上昇中のバンド『ノベルコード』のボーカル蓮に誘われ、メンバーになる。湊たちは時代の流れに乗り、大躍進を遂げ、大きく変化していく。それはまるで夢の世界にいるみたいに実感がなくて――。これから僕は、どこへ行くのだろう?人や世界が変わっても、僕らの想いは届く。
コロナ禍を生きる現役ミュージシャンが放つ”渾身”の意欲作!

 
【関連】
河邉徹『僕らは風に吹かれて』 | ステキブックス – ステキな本の出版社

 


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