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魔法のiらんど×ことのは文庫『わが家は幽世の貸本屋さん』コラボ小説コンテストの受賞作が決定!

魔法のiらんど×ことのは文庫『わが家は幽世の貸本屋さん』コラボ小説コンテストの受賞作が決定!

魔法のiらんど×ことのは文庫『わが家は幽世の貸本屋さん』コラボ小説コンテストの受賞作が決定!

KADOKAWAは、同社で運営する小説投稿サイト「魔法のiらんど」において、マイクロマガジン社の人気作『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズとのコラボ小説コンテストを開催していましたが、5月21日、「大賞」「準大賞」「入賞」を受賞した3作品を発表しました。

なお、今回のコンテストは、多数の優秀作・力作が集まったため、当初予定していた“大賞”、“入賞”に加え、“準大賞”を設定。“大賞”、“準大賞”の受賞作品は、今後の改稿も含めマイクロマガジン社より刊行を予定しています。

★『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ最新刊発売記念!ことのは文庫×魔法のiらんど コラボ小説コンテスト特設サイト:https://maho.jp/special/entry/contest-kashihonya_san

 

『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ最新刊発売記念!ことのは文庫×魔法のiらんど コラボ小説コンテスト 受賞作品

 
◆大賞:『閻魔代理の料理帖』 著者:御守いちるさん
作品URL:https://maho.jp/works/15591074771455222901

<忍丸さん(『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズ作者)からの選評>
ごくごく普通の元OL紫苑と、閻魔代理である鬼柳。ひょんなことから出会ってしまったふたりが紡ぐエピソードに胸が温かくなりました。死後に魂が導かれる場所である閻魔殿は、どうも風光明媚な温泉旅館の様相を呈しているようです。あやかしたちと一緒に温泉につかるだなんて非常に魅力的ですね。ぜひとも裁きを受ける前におもてなしを受けてみたいものです。登場するキャラクターたちもそれぞれ魅力的で、彼らの想いの行方に固唾を呑みながら見守ってしまいました。死後の裁きというものは誰しも気になるものです。それを紫苑と鬼柳、ふたりがどういう風に受け止め、自分たちなりに解決していくのか……彼らのこれからが非常に楽しみな作品でした。

 
◆準大賞:『金魚姫と隠世の鬼灯』 著者:フドワーリ 野土香さん
作品URL:https://maho.jp/works/15591074771454494320

<マイクロマガジン社第二編集部からの選評>
隠世の世界がとても美しいものに感じました。翠というあやかしのお姫様と自分の想いを隠しながらも護衛として付き従う木蓮の関係性が儚くて引き込まれます。お話はこの2人と、現世で難病に見舞われた人間の晴太とそれを何とかしたい夏菜の2つの側面から綴られますが、その2つの世界の住人との邂逅が良い意味で化学反応を起こし、顛末へと向かう流れもまた心地よい印象です。さらに、2つの世界の成り立ちに関わる鬼灯の存在によってストーリーに重厚さが増し、まるで良質な映画を観るような感覚が味わえました。

 
◆入賞:『物書き屋~つくもがみものがたり~』 著者:鈴木しぐれさん
作品URL:https://maho.jp/works/15591074771455247724

<ことのは文庫編集部からの選評>
付喪神が登場する作品は多いのですが、キャラ造形が見事です。柳と桜子!この2人の掛け合いはずっと読んでいたくなるほど面白かったです。物に込められた想いを物語にして書き記す設定も良かったのですが、実際にその物語がエピソード毎に書かれていることにも驚きました。大変な労力とセンスです。ブックカフェのシーンも良くて柳の入れる紅茶を飲んでみたくなりました。桜子がいつも紅茶を所望するのが良く分かります(笑)。自分も「物書き屋」を訪れて思い出の品の想いを書いてほしくなる作品でした。

 

『わが家は幽世の貸本屋さん』シリーズについて


(c)Shinobumaru 2021 (c)MICRO MAGAZINE 2021 エブリスタ原作

 
現世とは別にある、あやかしが跋扈するもう1つの世界〈幽世〉。
そこに幼い頃に迷い込んでしまった夏織は、幽世で貸本屋を営む変わり者のあやかし・東雲に拾われ、人の身でありながらあやかし達と暮らしている。
そんな夏織は、ある日、行き倒れていた少年・水明と出会う。
現世で祓い屋を生業としているという彼の目的は「あやかし捜し」。
あやかしに仇なす存在とはいえ、困っている人を放っておけない夏織は、ある事情で力を失ってしまった彼に手を貸すことにするのだが―

★『わが家は幽世の貸本屋さん』特設ホームページ:https://micromagazine.net/kotonohabunko/kashihonyasan/

 

オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について

「心に響く物語に、きっと出会える」

ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、重版作品『わが家は幽世の貸本屋さん』や『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。

 
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/

 

「魔法のiらんど」について

「魔法のiらんど」は、1999年より無料ホームページ作成サイトとしてサービスを開始。数々の人気作品が生まれ、「Web小説」を代表するブランドとして人気を博してきました。

今の時代に合った、よりシンプルで使いやすいサイトを目指し、2020年4月1日に「あなたの妄想かなえます!女の子のための小説サイト」をキャッチコピーとする、小説投稿に特化したサイトに生まれ変わりました。月間ページビュー数3億PV、月間ユニークユーザー数160万を数えます。魔法のiらんどは女の子たちの創作活動を応援し続けています。

★「魔法のiらんど」公式サイト:https://maho.jp/

 

わが家は幽世の貸本屋さん -あやかしの娘と祓い屋の少年- (ことのは文庫)
忍丸 (著), 六七質 (イラスト)

現世と幽世(かくりよ)の狭間を生きる人間の娘と、幾多の妖怪たちが織りなす『あったかい幻想郷の物語』

現世とは別にある、あやかしが跋扈するもう1つの世界〈幽世〉。

そこに幼い頃に迷い込んでしまった夏織は、幽世で貸本屋を営む変わり者のあやかし・東雲に拾われ、人の身でありながらあやかし達と暮らしている。
そんな夏織は、ある日、行き倒れていた少年・水明と出会う。現世で祓い屋を生業としているという彼の目的は「あやかし捜し」。

あやかしに仇なす存在とはいえ、困っている人を放っておけない夏織は、ある事情で力を失ってしまった彼に手を貸すことにするのだが――。笑いと涙と人情の、どこか優しい幽世の物語。

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【関連】
『わが家は幽世の貸本屋さん』ことのは文庫×魔法のiらんど 「心に沁みる和風あやかしの世界」小説コンテスト – 特設ページ – 魔法のiらんど
わが家は幽世の貸本屋さん | ことのは文庫

 


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