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魚返洋平さん『男コピーライター、育休をとる。』が瀬戸康史さん主演で連続ドラマ化! 進まない日本の男性会社員の育休に一石を投じる話題作

魚返洋平さん著『男コピーライター、育休をとる。』が瀬戸康史さん主演で連続ドラマ化! (C)2021 WOWOW INC.

魚返洋平さん著『男コピーライター、育休をとる。』が瀬戸康史さん主演で連続ドラマ化! (C)2021 WOWOW INC.

電通のコピーライター・魚返洋平さんが2019年に刊行した『男コピーライター、育休をとる。』(大和書房)が、WOWOWにてドラマ化されます。

 

瀬戸康史さん主演!『男コピーライター、育休をとる。』がドラマ化決定!

主演は映画やドラマ、舞台と多岐にわたり活躍する人気俳優の瀬戸康史さん。男性の育休取得がまだ当たり前と言えない日本社会において、保活・パパ友づくり・育児分担などの難題に四苦八苦しながら奮闘する主人公を熱演します。

 
本作はWOWOWプライムにて7月9日より全6回で放送、同日にWOWOWオンデマンドで全12話を一挙配信します。なお、WOWOWオンデマンドでは6月25日にいち早く第1話、第2話を配信します。

 

WOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』ストーリー紹介 〔敬称略〕

 
<ストーリー>
魚返洋平(瀬戸康史)は広告代理店に勤めるコピーライター。
妻・愛子から妊娠を告げられ喜びに浸るも、ふとしたことがきっかけで6ヵ月の育児休業(以下「育休」)の取得を決意する。
半年という長期間の育休は社内では未踏の領域。綿密な移行プランを設計し、不安を胸に上司の浜崎に育休取得を申し出るが…。
そして娘の誕生に感激するのもつかの間、波乱の日々が幕を開ける。
後輩のサポートも、労働時間のルールもない限界ギリギリの育休。混沌とした日々を送る中で、次第に現実と妄想の境界を見失っていく。しかし同時に、それは今まで知ることがなかった新しい世界との出会いでもあった。
保活、パパ友づくり、育児分担など、次々と襲い掛かってくる難題。不器用な苦闘を経て、育休を終えた魚返の前に広がっていた景色とは…。

 
■原作:魚返洋平『男コピーライター、育休をとる。』(大和書房)

■脚本:細川徹

■監督:山口淳太(ヨーロッパ企画)

■音楽:都筑孝

■出演:瀬戸康史 ほか

■プロデューサー:井口正俊 中澤研太

■制作協力:東北新社
■製作著作:WOWOW

★番組HP:https://www.wowow.co.jp/drama/original/ikukyu/

 

本書『男コピーライター、育休をとる。』の魅力とは

魚返洋平さん著『男コピーライター、育休をとる。』

魚返洋平さん著『男コピーライター、育休をとる。』

2019年1月『男コピーライター、育休をとる。』発刊時、男性の育児休暇取得率はまだ5%に満たず、政府が男性の育休取得率を「2020年までに13%」という目標を掲げるも、2021年現在も取得率は7%と目標達成には至っていない。昨年のコロナ禍でリモートワークが浸透し働き方が大きくかわった。
自宅で仕事をするのが当たり前になり、その中でも夫婦の家事・育児の分担はまだまだ女性が担う役割が大きい現状は変わっていない。

外出自粛で家族といつも以上に過ごす時間も増え、「夫婦で子育てしながら働く」とは、夫婦でいること、家族でいること、そして、働くということ。それらを改めて見つめ直す一助となる一冊です。

 
本書では、「男が育休とって、何するの?」「年収下がりそうだし、お金が心配」「キャリアに響くんじゃ…」という漠然とした不安や素朴な疑問に取得への道のり、職場復帰など、一度はぶつかる問題を余すことなく伝えます。

 
<本書の目次>

はじめに
第1章 育休を開業しよう
第2章 おっぱい、ウンチ、そして育休
第3章 育休への道
第4章 乳母車で街へ出る
第5章 わが家の保活体験記
第6章 5つの育休Q&A
第7章 育休の終わり、すべての始まり
第8章 「イクメン」にはうんざりだけど
第9章 育休から戻ってみたら(前篇)
第10章 育休から戻ってみたら(後篇)
第11章 隠れ子ども嫌い
第12章 続・わが家の保活体験記
第13章 デイアンドハーフの育児休暇
おわりに

 

大和書房公式noteで“はじめに+第一章”を全文公開

ドラマ化を記念して大和書房公式noteで、『男コピーライター、育休をとる。』の“はじめに+第一章”を全文公開しています。

★詳細:https://note.com/daiwa_note/n/n57eca823929a

 

著者プロフィール

著者の魚返洋平(うがえり・ようへい)さんは、1981年生まれ。東京都出身。(株)電通 コピーライター。

早稲田大学第一文学部演劇映像専修を卒業後、電通に入社。第2クリエーティブ局などを経て、2019年現在の所属はCDC。競馬からアイスクリームまで、パンフレットからテレビCMまで、業種や媒体を問わず、言葉の仕事に携わる。

受賞歴は、ADFEST銀賞(フィルム部門)、ACC CM FESTIVALクラフト賞(ラジオCM部門)、新聞広告賞、TCC新人賞ほか。

近年は、東京都渋谷区の「渋谷区基本構想」、未来像「ちがいをちからに変える街。」、シティプロモーション「YOU MAKE SHIBUYA」などを手掛けた。趣味は、各国のクラフトビール。2012年より作詞活動も。

 

男コピーライター、育休をとる
「ウェブ電通報」の話題コラム、待望の書籍化!
約4万5000字の大幅加筆! ほぼ半分が書き下ろし!

■「会社員の男性」から見えた育休のリアル
政府が男性の育休取得率を「2020年までに13%」という目標を掲げるなか、第1子誕生とともに6カ月間の育休を取ったコピーライター。
身近に経験者がいない”未知の領域”へ、どう立ち向かったのか?

1時間かけてランチは、なんて優雅。
仕事帰りに映画は、もはや貴族。
余暇など、宇宙の彼方に消えてしまった。
けれども、仕事の醍醐味に匹敵する、「黄金の瞬間」が待っている。

不安・奮闘・面白さに満ちた「6カ月の育休+その後」

■男性が育休を取る前に読んでおきたい”ガイドブック”
「男が育休とって、何するの?」
「年収下がりそうだし、お金が心配」
「キャリアに響くんじゃ……」

男性がいざ育休を取ろうと考えても、漠然とした不安や素朴な疑問をどこで聞けばいいのか?
本書は取得への道のり、職場復帰など、一度はぶつかる問題を余すことなく伝える一冊。

■「働き方改革」の先にある、新しい家族像のヒント
育休中にできることは、乳児の世話だけではない。
第30希望まで出せる壮絶な「保活」。
ルーティン化する育児で、マンネリに陥る毎日。
女性の職場復帰に伴う、時短勤務の現実。
それらは、夫婦二人が同時に体験することで、ようやく共有できるもの。

「夫婦で子育てしながら働く」とは、どういうことだろうか?

夫婦でいること、家族でいること、そして、働くということ。それらを改めて見つめ直す、新世代のための本。

 
【関連】
『男コピーライター、育休をとる。』電通コピーライターが驚愕した「男の育休」のリアル | B O O K P O O H

 


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