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文部科学省「子供の読書キャンペーン」推薦図書『バッタを倒しにアフリカへ』が児童書版を刊行へ

前野ウルド浩太郎さん著『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』

前野ウルド浩太郎さん著『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』

前野ウルド浩太郎さん著『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)の児童書版『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』が5月18日、光文社より刊行されます。

なお、『バッタを倒しにアフリカへ』は、文部科学省が運営する、臨時休校期間における学習支援コンテンツポータルサイト「子供の学び応援サイト」内のコーナー「子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~」(https://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/gakusyushien/mext_00480.html)で推薦図書として挙げられています。

 

ノーベル物理学賞受賞者・梶田隆章さんも推薦!

光文社新書『バッタを倒しにアフリカへ』が文部科学省の「子供の読書キャンペーン」で紹介されています。

同キャンペーンの特設サイトでは、スポーツ庁長官、文化庁長官、紺野美沙子さん、とよたかずひこさん、童門冬二さん、山崎直子さんをはじめとした方々のおすすめする本を紹介するコーナーを開設、そこでノーベル物理学賞受賞者・現東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんの推薦本として同書が紹介されました。

梶田隆章さん曰く「駆け出しの研究者の研究への想いや、いろいろな苦労が書かれていて、著者に共感するところがたくさんあります。研究というもののリアルな一面を知る機会を与えてくれる魅力的な1冊です」。

 

『バッタを倒しにアフリカへ』について

<内容>

バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。
それが、修羅への道とも知らずに…。
『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る科学冒険ノンフィクション!

バッタの群れは海岸沿いを飛翔し続けていた。夕方、日の光に赤みが増した頃、風向きが変わり、大群が進路を変え、低空飛行で真正面から我々に向かって飛んできた。大群の渦の中に車もろとも巻き込まれる。翅音は悲鳴のように重苦しく大気を振るわせ、耳元を不気味な轟音がかすめていく。このときを待っていた。群れの暴走を食い止めるため、今こそ秘密兵器を繰り出すときだ。さっそうと作業着を脱ぎ捨て、緑色の全身タイツに着替え、大群の前に躍り出る。「さぁ、むさぼり喰うがよい」。

 
【目次】
まえがき
第1章 サハラに青春を賭ける
第2章 アフリカに染まる
第3章 旅立ちを前に
第4章 裏切りの大干ばつ
第5章 聖地でのあがき
第6章 地雷の海を越えて
第7章 彷徨える博士
第8章 「神の罰」に挑む
第9章 我、サハラに死せず
あとがき

 

オールカラーの児童書版が発売に!

5月18日に、光文社より『ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ』が刊行されます。

こちらは新書版に新エピソードが加わり、小学校3年生以上で習う漢字には総ルビ、オールカラーの児童書版です(A5判、予価1,980円)。

多くの方のリクエストに応えて、小学校低学年のお子さんからでも読みやすい作りになっています。

 
<本書より(一部抜粋)>

砂漠にトイレなどない。いや、砂漠の全てがトイレだと言っても過言ではない。砂漠を一瞬でトイレに仕立て上げる技、それが野グソである。 私に言わせれば、砂漠は便器なのだ。砂漠のトイレは、日本の便器のように、あんな小さい穴に後ろ向きで発射しろとか難易度の高い要求はしてこないし、着地点がズレて大惨事になることもない。砂漠ではウンコが落ちた先が便器となる。砂漠は私のウンコを雄大に受け止めてくれる。
私は、野グソのことを、自然を汚す野蛮な行為だと誤解していた。日本では野グソは隠れてするものだと相場が決まっている。というか、野グソをする場所がないし、街中でしている人を見かけたこともない。もよおしたら、わざわざトイレを探さなければいけない。日本人はトイレに束縛され、一人ではウンコすらできない不便な動物になりさがっている。たしかに道端にウンコが落ちていたら不愉快極まりないが、もっと気軽にブリブリいっちゃってもいいのではないかと思う。

 

著者プロフィール

著者の前野ウルド浩太郎(まえの・うるど・こうたろう)さんは、1980年、秋田県生まれ。昆虫学者(通称:バッタ博士)。国立研究開発法人国際農林水産業研究センター研究員。
神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。博士(農学)。京都大学白眉センター特定助教を経て、現職。

アフリカで大発生し、農作物を食い荒らすサバクトビバッタの防除技術の開発に従事。モーリタニアでの研究活動が認められ、現地のミドルネーム「ウルド(○○の子孫の意)」を授かる。

著書に、第4回いける本大賞を受賞した『孤独なバッタが群れるとき――サバクトビバッタの相変異と大発生』(東海大学出版部)がある。

『バッタを倒しにアフリカへ』は累計20万部を突破し、第71回毎日出版文化賞特別賞、新書大賞(2018年)、第6回ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門大賞などを受賞した。

 

ウルド昆虫記 バッタを倒しにアフリカへ
前野 ウルド 浩太郎 (著)

ファーブルのような昆虫学者になるため、世界をバッタの害から救うため、アフリカに向かった若きハカセの冒険物語

おとな向けの新書をもとにしていますが、小学校3年生以上で習う漢字には、すべてふりがなをふっています。難しい言葉は、著者の分身のバ太郎がわかりやすく説明をします。字も大きくなり、写真は全部カラーです。
また、新書判にはなかったエピソードが二つ加わっています。

新書版『バッタを倒しにアフリカへ』が、文部科学省「子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~」にも選ばれました。推薦してくださったのは、ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章先生です。「この本は、皆さ
んが皆さんの将来のことを考えるとき、きっと参考になると思います」というメッセージもいただきました。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)
前野ウルド浩太郎 (著)

◎バッタ被害を食い止めるため、バッタ博士は単身、モーリタニアへと旅立った。
それが、修羅への道とも知らずに……。

◎『孤独なバッタが群れるとき』の著者が贈る科学冒険ノンフィクション!

 
【関連】
子供の読書キャンペーン~きみの一冊をさがそう~:文部科学省

 


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