【訃報】俳人・神蔵器さんが死去 俳誌「風土」名誉主宰
俳人で、俳誌「風土」名誉主宰の神蔵器(かみくら・うつわ=本名・政彰)さんが7月26日、死去しました。90歳。東京出身。告別式は家族で済ませました。
神蔵器さんは、1927年生まれ。明治大学中退。石川桂郎に師事。1962年より石川桂郎主催の俳誌「風土」に所属。1975年の桂郎歿後、「風土集」選者。1979年より「風土」主宰。
2002年に句集『貴椿(あてつばき)』で第41回俳人協会賞を、2010年に句集『氷輪』で第10回俳句四季大賞を受賞。俳人協会名誉会員、日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員。
ほかに、『二代の甕(かめ)』『月の道』『波の花』などの句集があります。
月の道―神蔵器句集 (角川俳句叢書)
平成十六年から十七年の作品の中から四〇一句を収載する第九句集。
2004年8月25日朝、脳梗塞で倒れ、幸い軽く後遺症もなくすんだが、万事思うように行動できない状態であった著者が、この2年間の万感の思いを込めた珠玉の400余句。
平成十六年から十七年の作品の中から四〇一句を収載する第九句集。
2004年8月25日朝、脳梗塞で倒れ、幸い軽く後遺症もなくすんだが、万事思うように行動できない状態であった著者が、この2年間の万感の思いを込めた珠玉の400余句。
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▼俳句雑誌 風土