超短編エンタメ小説『三円小説』、 Instagramのいいね数が累計30万を突破! 収録作品をちょっと公開
金風舎が読書嫌いの小中学生のために出版した超短編小説で、1話3円×300話収録=900円という文学界初の明朗会計(?)でも話題の『三円小説』(著:原田剛さん)が人気を博し、小説が投稿されたInstagramのいいね数も累計30万を突破しました。
1話10秒で読めるから、慌しい夏休みにもパパッと読めて便利!
『三円小説』は、著者の原田剛さんが2019年1月からInstagramに投稿したミニ小説822話のうち、人気の高かった作品300話を厳選して一冊の本にまとめたものです。
1話が100文字前後で読みやすい上に、物語のジャンルも多種多様で、子どもたちが飽きずにハマッているとSNSで評判です。
本書より(一部紹介)
■第5話『恩返し』
「お爺さん、お婆さん、のぞかないでくださいね…
絶対にのぞかないでくださいよ!
絶対に絶対にのぞかないでくださいね~!!」
老夫婦が助けたのは、鶴ではなく、ダチョウだった。
■第18話『席替え』
待望の新学期。席替えのシーズンがやって来た。
わたしは祈りながらクジを引いた。
「あの人の近くに座れますように」
一番前か…。
よし、あの人(先生)に一番近い。
■第72話『スーパーマーケット』
頑張れ、頑張れ、レジの人!
負けるな、負けるなレジの人!!
「急にどうしたの?」
だってママ、レジ応援お願いしますって放送が。
■第184話『定額制』
日本では定額制(サブスクリプション)が定着した。
日本人のライフスタイルに合致したからだろうか?
「おまえたち日本人は、昔から定額が得意だっただろ?
元日の五円玉だけで、一年に何回もわれわれに神頼み…」
このように、一瞬で読める上に、フッと笑える作品も多いので、コロナ禍で疲れた子どもたちの気分転換にも持ってこいの小説です。全ての漢字にルビ(読み仮名)を振っているため、小学校低学年の児童にも読みやすくなっています。
しかも、オチがわからなかった作品は、著者のInstagram(@sudachiken https://instagram.com/sudachiken )にコメントすれば、作品解説してもらえるという“読書アフターフォロー”まで徹底しているので、読書感想文で不明な点は著者に直接聞いてみるのも一興です。
★公式サイト:https://3yen.jp/
※全300話中100話を公式サイトで無料公開中!
著者プロフィール
著者の原田剛さんは、徳島県阿波市土成町出身。三円小説家(ハンドルネーム:スダチ)。株式会社ワイヤーオレンジ代表取締役社長。
2001年9月、徳島で地域密着型の育児雑誌『ワイヤーママ』を創刊し、全国9都市にフランチャイズ展開する。
2014年11月、絵本デビュー作『小学生のボクは、鬼のようなお母さんにナスビを売らされました。』はAmazon総合ランキングで1位に輝き、フジテレビ『アンビリバボー』、日本テレビ『世界一受けたい授業』等で「エグいのに泣ける」と特集が組まれる。全編、故郷の阿波弁で綴った絵本『ししゃもねこ:序』も「癒される」と人気。
2019年1月よりハンドルネーム[スダチ]として、インスタグラムに投稿を始めた短編小説が“累計30万いいね”を獲得(2020年6月現在)するなど話題に。
★Instagram(@sudachiken):https://www.instagram.com/sudachiken/
★Twitter(@kabosudachikun):https://twitter.com/kabosudachikun
三円小説 原田 剛 (著) 1.三円小説とは、 2.三円小説とは、 3.三円小説とは、 ※さんもんしょうせつ【三文小説】‐低級な小説を軽蔑していう語(大辞泉) |
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