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『ボブという名のストリート・キャット』シリーズが期間限定で50%OFFに

『ボブという名のストリート・キャット』シリーズが期間限定で50%OFFに

『ボブという名のストリート・キャット』シリーズが期間限定で50%OFFに

『ボブという名のストリート・キャット』で世界的に有名になった猫、ボブが6月15日に死亡したことを、飼い主で作家のジェームズ・ボウエンさんと出版社がFacebookの公式ページで発表しました。推定14歳でした。

辰巳出版では、ボブが遺してくれた感動をより多くの方に届けるために、ふたりの物語を綴った『ボブという名のストリート・キャット』、『ボブがくれた世界』、そして、ジェームズさんがボブと暮らした十数年のなかでボブから学んだ人生哲学を写真とともに紹介する『ボブが教えてくれたこと』の3冊のKindle版を7月31日まで50%OFFで販売します。

 

猫とホームレスの奇跡の友情物語

ボブとジェームズさんの出会いは2007年。様々な困難に遭いホームレスとなったジェームズさんの前に突然現れた一匹の野良猫がボブでした。ボブを保護したことがきっかけで生きる目的を持ったジェームズさんは、自立のためにボブとともに路上で「ビッグイシュー」を売ることで生計を立て始めます。

 
ジェームズさんのそばに常に寄りそうボブの姿が話題となり、一躍有名になったふたりの物語は2012年にイギリスで『A STREET CAT NAMED BOB』として出版され、その後も続編など5作を出版、40カ国以上の国で翻訳され、全世界で1000万部を超えるベストセラーとなりました。

 
2016年には映画化(邦題『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』)され、「ボブ」としてボブ自身が出演したことでも話題に。第2作『A Gift from Bob』の映画製作も進んでおり、イギリスで今年後半に公開予定です。

 
◆『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016年公開映画予告編より)

 

ボブが教えてくれたこと

ジェームズさんは2018年に出版された『ボブが教えてくれたこと』の中でボブについて以下のように語ります。

 
「ぼくは人生の中で何度も何度も間違った選択をしてきた。けれど、ボブと名づけた茶トラの野良猫を迎え入れるという選択だけは間違っていなかった。様々な面でぼくはボブを救い、ボブはぼくを救ってくれた。猫のことをこんなふうに言うなんてへんだし、ちょっと馬鹿みたいだと思われるかもしれないけれど、実際にぼくはボブから生きていく上でのヒントを与えられている。ボブと一緒にいることで幾度となく目を見開かされる思いがしたし、前向きに考えることもできた。これまでの十年ちょっとのあいだ、ボブはぼくにとってまさしく師でありつづけてくれた」

ひとりの青年の人生を変えたボブの物語は、いまもなお本や映像を通して世界中に広がっています。

『ボブが教えてくれたこと』より 写真 平川さやか

『ボブが教えてくれたこと』より 写真 平川さやか

 

「ボブ」シリーズ3冊のKindle版を50%OFFで販売!

辰巳出版では、世界中に愛されたボブの物語をより多くの方に届けるために『ボブという名のストリート・キャット』をはじめとするシリーズ3冊のKindle版を7月31日まで50%OFFで販売します。

 

ボブという名のストリート・キャット
ジェームズ・ボーエン (著), 服部 京子 (翻訳)

世界28カ国以上で翻訳出版。
全英70万部のベストセラーノンフィクション、待望の邦訳化!

ロンドンでプロのミュージシャンを志したものの様々な困難に遭い路上生活者となった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないままいつまでもヘロイン中毒から抜けだせずにいた。そんな彼の前に突然現れた、一匹の野良猫ボブ。ホームレスの青年と野良猫の友情物語。

ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険
ジェームズ・ボーエン (著), 服部 京子 (翻訳)

感動ベストセラー! 『ボブという名のストリートキャット』の続編がついに登場!
人生を大きく変えた出会いから2年…… 更なる試練を乗り越え、より深い絆でむすばれていくふたり。
ボブとジェームズの心温まる奇跡の友情物語は続く。
ボブとの出会いによって、人生のセカンドチャンスを手に入れたジェームズ。ホームレス生活・ドラッグ中毒から抜け出し、ボブとともに路上で「ビッグイシュー」を売りながら、平穏な日々を過ごしていた……
と思いきや、ボブの病気、ジェームズの入院、同業者からの嫌がらせなど、まだまだ試練は続きます。
不器用なジェームズと、彼を支える賢くてかわいいボブ。笑いあり涙ありの第2弾です。

ボブが教えてくれたこと
ジェームズ・ボーエン (著), 服部 京子 (翻訳)

ボブ&ジェームズの最新刊! ファン待望の邦訳登場。元ホームレスを立ち直らせた賢い野良猫ボブが教えてくれる人生哲学。ベストセラー『ボブという名のストリートキャット』、『ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険』の著者ジェームズ・ボーエンが、野良猫ボブと出会い、一緒に過ごすことによって、自分自身を見つめ直し、運命を大きく変えた。本書はジェームズがボブと過ごしてきた時間の中で、ボブに学んだ人生哲学を二人のエピソードに触れながら綴ったエッセイです。未公開の写真を含めたボブの写真を多数掲載したファン待望の一冊です。

 

著者プロフィール

 
■著者:ジェームズ・ボウエン(James Bowen)さん

1979年サリー(イングランド南東部)生まれ。路上演奏で生計を立てていた2007年に野良猫ボブと出会う。その奇跡の出来事を綴った『ボブという名のストリート・キャット』は、世界40カ国以上で翻訳化。続編の『ボブがくれた世界 ぼくらの小さな冒険』と合わせ累計1,000万部超えの大ベストセラーとなる。

2017年には映画『映画ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』も公開され、世界中で大ヒットとなった。

 
■訳:服部京子(はっとり・きょうこ)さん

中央大学文学部卒業。翻訳者。

訳書に『ボブという名のストリート・キャット』『ボブがくれた世界』『ボブが教えてくれたこと』(すべて辰巳出版)、『せつない動物図鑑』(ダイヤモンド社)など。

 


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