「第66回江戸川乱歩賞」最終候補作が決定!
日本推理作家協会が主催する「第66回(令和2年度)江戸川乱歩賞」の最終候補作が決定しました。
「第66回江戸川乱歩賞」最終候補作4編が決定
第66回江戸川乱歩賞には、387編の応募があり、1次選考・2次選考を通過した21篇から次の4編が最終候補作に決定しました。
【第66回江戸川乱歩賞 最終候補作品】
◎井上雷雨(いのうえ・らいう)さん
「ブルー オン ブラック」
◎小塚原旬(こづかはら・しゅん)さん
「エスカレーションラダー」
◎佐野広実(さの・ひろみ)さん
「わたしが消える」
◎桃ノ雑派(もものざっぱ)さん
「インディゴ・ラッシュ」
最終選考委員会は6月8日に開催。選考委員は、綾辻行人さん、新井素子さん、京極夏彦さん(推理作家協会・代表理事)、月村了衛さん、貫井徳郎さんが務めます。
なお、2次予選を通過した作品のうち、最終候補から惜しくももれた作品については、http://shousetsu-gendai.kodansha.co.jp/special/60.html に講評が掲載されています。
江戸川乱歩賞について
江戸川乱歩賞は、1954年に江戸川乱歩の寄付を基金として、日本推理作家協会(旧・日本探偵作家クラブ)により、探偵小説を奨励するために制定された公募の文学賞です。長編ミステリー小説(原稿用紙350~550枚)を募集。
受賞者には、正賞として江戸川乱歩像が、副賞として賞金1,000万円が贈られます。
また、講談社とフジテレビが後援しており、受賞作は講談社より刊行され、フジテレビによって映像化されます。
なお、江戸川乱歩賞は「ミステリー作家の登竜門」とも呼ばれ、過去に仁木悦子さん、西村京太郎さん、東野圭吾さん、桐野夏生さん、池井戸潤さん、福井晴敏さんらも受賞しています。
ノワールをまとう女 神護 かずみ (著) それは破戒の罰なのか? 新ヒロイン誕生! ※「NOIRを纏う彼女」を改題 |
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