関口暁人さん「2019年光文社キャラクター文庫大賞」受賞作『ドール先輩の修復カルテ』刊行 Web展覧会付きPVも公開
2019年に光文社と小説投稿サイト「エブリスタ」が共催した「光文社キャラクター文庫大賞」で大賞に選ばれた関口暁人さんの『ドール先輩の修復カルテ』が、光文社より刊行されました。
『ドール先輩の修復カルテ』について
【内容紹介】
「もう俺のコレクションだよ、今日から君は――」そんな危ないセリフで、吉祥寺の名門私立高新入生の小日向雛太は半ば強制的に人形研究会の麗しき会長・沢桐瞳瑠、通称ドール先輩のコレクションにされてしまう。
その理由は雛太の容貌が幻の人形工房A.T(アー・テー)のアンティークドールにそっくりなことであるらしい。
こうして小動物系美少年の雛太は耽美系美少年ドール先輩に振り回されながらも、様々なぬいぐるみや人形の修理、そして事件に首を突っ込んでいくことになるのだが――!?
ドール先輩が人形にまつわる様々な事件を華麗に解決していく、読みごたえたっぷりの作品です。また、人形を通して人生の喜びや悲しみが描かれており、誰もがひとつは持っていた、子供のころ大切にしていたぬいぐるみやお人形との想い出が蘇るのではないでしょうか。
Web展覧会付きPV、特別インタビューなども公開!
『ドール先輩の修復カルテ』の刊行を記念して、著者作成のPVもYouTubeにて公開されました。PV内では、球体関節人形(清水真理さん)・レースドール(柴田恭子さん)・テディベア(吉田かつらさん)・羊毛フェルト(ウエノミホコさん)・市松人形(松乾齋東光さん)など、著名な人形作家の方々の作品も登場します。
また、ぬいぐるみ修理で近年話題となるぬいぐるみ病院(R)のマスコットキャラクターも参加しています。
さらに、カバー装画を手掛けた、みやたかなさんによる直筆カードプレゼントキャンペーンも実施中です。詳しくは本の帯をご覧ください。
光文社キャラクター文庫公式HP(https://special.kobunsha.com/cbunko/interview/index.html)では、特別インタビュー、カード全点も公開中です。
著者プロフィール
著者の関口暁人(せきぐち・あきひと)さんは、日本おもちゃ病院協会認定おもちゃドクター。2019年、本作でエブリスタ小説大賞、光文社キャラクター文庫大賞を受賞。
他の作品に、亡き大切な人を生き返らせてくれる刑事が活躍する推理小説「神様刑事」シリーズ(TOブックス)がある。
ドール先輩の修復カルテ (光文社文庫 Cせ 5-1 光文社キャラクター文庫) 関口 暁人 (著) |
【関連】
▼ドール先輩の修復カルテ 刊行記念 特別インタビュー|光文社キャラクター文庫