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湊かなえさん『ブロードキャスト』『高校入試』が初の電子書籍化! 『ブロードキャスト』には興津和幸さんとの対談も収録

著者近影 (C)ホンゴユウジ

著者近影(C)ホンゴユウジ

KADOKAWAは、湊かなえさん著『ブロードキャスト』(2018年8月刊行 単行本)と『高校入試』(2016年3月刊行 文庫本)の2作の電子配信をスタートしました。

なお、電子書籍版特典として、『ブロードキャスト』には『月刊Newtype』2018年10月号に掲載された対談「興津和幸×湊かなえ」が収録されています。

 

ブロードキャスト』について

<あらすじ>

陸上の夢が潰えた僕は、まさかの放送部へ。
そこに居場所はあるか。

町田圭祐は中学時代、陸上部に所属し、駅伝で全国大会を目指していたが、3年生の最後の大会、わずかの差で出場を逃してしまう。その後、陸上の名門校、青海学院高校に入学した圭祐だったが、ある理由から陸上部に入ることを諦め、同じ中学出身の正也から誘われてなんとなく放送部に入部することに。陸上への未練を感じつつも、正也や同級生の咲楽、先輩女子たちの熱意に触れながら、その面白さに目覚めていく。目標はラジオドラマ部門で全国高校放送コンテストに出場することだったが、制作の方向性を巡って部内で対立が勃発してしまう。果たして圭祐は、新たな「夢」を見つけられるか――。

 

『高校入試』について

<あらすじ>

悪意は拡散する――。
登場人物全員が容疑者!?

県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか? 入試にかかわる全員が容疑者? 人間の本性をえぐり出した、湊ミステリの真骨頂!

 

著者プロフィール

著者の湊かなえ(みなと・かなえ)さんは、1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビュー。本著は、「2009年本屋大賞」を受賞。映画化を経て累計300万部のベストセラーに。

2012年「望郷、海の星」(『望郷』収録)で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。2016年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。2018年『贖罪』がエドガー賞ベスト・ペーパーバック・オリジナル部門にノミネートされた。

その他の著書に、『少女』『物語のおわり』『絶唱』『リバース』『ポイズンドーター・ホーリーマザー』『未来』『落日』『カケラ』などがある。

 

ブロードキャスト【電子特典付き】
湊 かなえ (著)

陸上の夢が潰えた僕は、まさかの放送部へ。
そこに居場所はあるか。

夢と友情、嫉妬と後悔。大人への反発。
湊かなえだからこそ書けた、心ふるわす新青春小説。

※電子書籍版特典として、「月刊Newtype」2018年10月号に掲載された対談「興津和幸×湊かなえ」を収録しました。

高校入試 (角川文庫)
湊 かなえ (著)

悪意は拡散する――。衝撃の結末が待ち受ける、『告白』以来の学校ミステリ!

この作品を書けたことで、小説家として次のステージに一歩進むことができました。
――湊かなえ

 


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