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「旅する日本語」投稿キャンペーンを開催! 羽田空港が「旅にまつわるエッセイ」を募集

日本空港ビルデング株式会社は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年に向けて、日本語と日本のローカルの魅力を共有する活動「旅する日本語展」を実施しています。

旅にまつわる美しい“日本語(小山薫堂さん)”と旅情感あふれる“絵画(小池アミイゴさん)”を組み合わせたオリジナルアート作品展の活動に加え、昨年は約4,000件もの“旅の言葉”が集まった「旅する日本語」投稿キャンペーンを、今年度も7月1日より開催中です。

 

「旅する日本語」投稿キャンペーン 開催概要

■応募概要:「旅する日本語展」で使用されている言葉を使用して、400文字までのエッセイ、ショートストーリー、写真を募集します。

■応募方法:投稿はinstagram / note / ShortNote で行います。ハッシュタグ#旅する日本語と該当する日本語のハッシュタグをつけて、旅にまつわるエッセイ(漢字とタイトル)を投稿。

<日本語>
1) 和煦(わく)・・・春の日の暖かなこと。また、そのさま。
2) 六月柿(ろくがつがき)・・・トマトの別名、古名。
3) 麗らか(うららか)・・・心にわだかまりのないさま。おっとりしているさま。
4) 万福(まんぷく)・・・幸福の多いこと。数え切れないほどさまざまな幸福。
5) 途立つ(みちたつ)・・・出発する。旅の途につくこと。
6) 心細し(うらぐわし)・・・心にしみて美しい。えもいえず美しい。
7) 大童(おおわらわ)・・・なりふりかまわず、夢中になってすること。一生懸命になること。
8) 涼み客(すずみきゃく)・・・夏、涼を求めて涼しい場所へ繰り出す人。避暑客。
9) 致景(ちけい)・・・この上なく素晴らしい景色。良い景色。
10) 心安(うらやす)・・・心の安らかなさま。気掛かりがないさま。
11) 追懐(ついかい)・・・昔をなつかしく思い出すこと。追想。

■募集期間:2019年7月1日~9月30日

■景品内容
◎最優秀賞(1名):10万円相当の旅行券
◎優秀賞(2名):5万円相当の旅行券
◎企業賞(11名):1万円相当の旅行券

■審査員:協賛者、小山薫堂さん、小池アミイゴさん、羽田空港(日本空港ビルデング株式会社)

※受賞作品は旅する日本語展2019公式ホームページ等で発表し、羽田空港内で展示される予定です。
※景品/イベント内容は予告なく変更になる可能性があります。

 
【「投稿キャンペーン」昨年度の最優秀賞作品】

◆「生ひ優る」ユーザー名:わこさん

かさついた、けれども柔らかな手は触れると少しだけ冷たい。
「おばあちゃん、指先が冷たいよ」
私がそう言うと祖母は笑った。
皺のある眦が曲線を描いて穏やかになる。
祖母は今年で九十六歳だ。
「座る椅子が足りないね。持ってこようか」
耳が随分遠くなったが、優しい所は昔から変わらない。
数日前に祖父が亡くなった。
祖母は号泣しながら、長年連れ添った伴侶に「お疲れ様でした」と声を掛けていた。
「遠くから来てくれてありがとうね」
私の久しぶりの訪問に、祖母はとても喜んだ。
社会人になって、会いに来る頻度が減っても祖母は私を責めない。
次はいつ来る?と急かしたりもしない。
気持ちを正しく言葉にすることと、気持ちを抑えて言葉にしないことは、きっと同じぐらいに難しい。
どんな風に年を重ねたら、私は祖母のようになれるのだろう。
「それじゃあ、また来るね」
帰りがけに祖母の手を取る。
いつの間にかあたたかくなっている指先に、私は安堵する。

 

旅する日本語「オリジナルポストカード」を羽田空港で無料配布

旅する日本語の特別什器の設置に合わせて、昨年度約60,000枚を配布した旅する日本語「オリジナルポストカード」を今年度も羽田空港にて無料配布します。

 
■配布期間:2019年7月1日~2020年3月31日

■配布場所:羽田空港第1ターミナル2階出発ロビー

ポストカード表面

ポストカード表面

ポストカード裏面

ポストカード裏面

 

旅する日本語とは

羽田空港の出発ロビーが、日本語と旅をテーマにしたアートギャラリーになります。

■展示場所:羽田空港第1ターミナル2階出発ロビー

■掲載期間:2019年4月1日~2020年3月31日

※詳しくは「旅する日本語」公式サイト(http://event.tokyo-airport-bldg.co.jp/tabisuru/)をご覧ください。

 

「旅する日本語」関係者プロフィール

■文:小山薫堂さん( 放送作家・脚本家)

1964年6月23日生まれ。熊本県天草市出身。

『料理の鉄人』『カノッサの屈辱』等、斬新なテレビ番組を数多く企画。初脚本となる『おくりびと』では、第32回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第81回米アカデミー賞外国語映画賞獲得をはじめ、国内外で高い評価を受けた。

執筆活動の他、下鴨茶寮主人、京都造形芸術大学副学長を務める。くまモンの生みの親でもある。

 
■絵:小池アミイゴさん(イラストレーター)

1962年生まれ。群馬県出身。

長澤節さん主催のセツモードセミナーで絵と生き方を学ぶ。1988年よりフリーのイラストレーターとして活動。併せて音楽家や地方発信のムーブメントをサポート、展覧会や音楽イベント、ワークショップ開催を重ねる。2011年3月11日以降日本各地を巡り個展「東日本」に結実。

絵本『とうだい』(作:斉藤倫さん/福音館書店)作画担当。東京イラストレーターズソサエティ理事長。

 
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