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吉野翠さんの『トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟』を映画化 松風理咲さんが主演

吉野翠さんの『トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟』を映画化 松風理咲さんが主演

吉野翠さんの『トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟』を映画化 松風理咲さんが主演

吉野翠さんの短編小説『トモシビ 銚子電鉄の小さな奇蹟』(TO文庫)を映画化した『トモシビ 銚子電鉄6.4kmの軌跡』(以下『トモシビ』)が5月20日より、東京・新宿武蔵野館をはじめ、全国の映画館にて順次公開されます。

 
映画『トモシビ』は、生誕から95年を迎えた今なお、走り続ける銚子電鉄を背景に描かれた作品です。映画では、原作とは違った物語が展開され、女子高生・椎名杏子を主人公に、高校生ランナーと銚子電鉄との競争イベント、そして電車を支える人々と、電車とともに地元で暮らす人々との交流を描きます。

 
主人公・椎名杏子を演じるのは、ネスレ「キットカット」6代目受験生応援キャラクターを務め、注目度急上昇中の松風理咲さん。

また、地元の撮り鉄青年・熊神守役を、auのCM「三太郎シリーズ」の一寸法師役で一躍脚光を浴びた個性派俳優・前野朋哉さんが、人生に疲れ、銚子に訪れた女性・キミエ役を、本作の主題歌「灯」も書き下ろしたシンガーソングライター・植田真梨恵さんが演じています。

ほかに、有野晋哉さん、富田靖子さん、井上順さんなどが脇を固めます。監督は、『の・ようなもののようなもの』の杉山泰一さん。

 
高校生たちの“あきらめない気持ち”と、あきらめずに走り続ける銚子電鉄の姿が、5月の風とともにさわやかな勇気と希望を運んでくれる作品です。

 
 
★映画『トモシビ~銚子電鉄6.4kmの軌跡~』予告編

 
【物語】
高校生の椎名杏子(松風理咲)は、父を亡くし、母(富田靖子)と二人で銚子の街で暮らしていた。彼女が企画した<銚子電鉄と高校生ランナーとのレース勝負>が、地元メディアにも注目され、地元の期待も高まる中、最後のランナーが決まらず焦る杏子。時を同じくして、人生に疲れ果て、ふと銚子を訪れた一人の女性キミエ(植田真梨恵)の美しさに目をとめる電車撮り鉄青年の熊神(前野朋哉)。荒れた生活を送るキミエを世話する羽目になった熊神だったが、キミエを少しずつ理解し、徐々に 2 人の距離も近づいていく。一方、銚電の名にかけてもその勝負に負けられない銚子電鉄側では、万全の準備を期していたが、まさかの部品故障が発生。運転士の磯崎(有野晋哉)がレースを諦めかけた時、母と親しくする磯崎を疎ましく思っていた杏子が厳しい一言を言い放つ…。そして、レース当日、それぞれの想いを乗せて、走る、走る。

 

トモシビ-銚子電鉄の小さな奇蹟- (TO文庫)
誰かの優しい灯火(トモシビ)があなたの心をあたためる

関東の最東端を走るローカル線「銚電」。
小さな列車にまつわる人々の奇蹟の物語。

この小説を読み終えたら、是非銚子にお越しください。
時間が止まったかのようなレトロな電車があなたをお迎えします。
(銚子電鉄・竹本社長)

【あらすじ】
十五歳の春。その女子高生は、小さな列車に飛び乗った。入学したばかりの高校へ、淡い恋心を胸に―。大正時代から、今も現役で走り続けるローカル線「銚子電鉄」には、乗客の数だけ人生のドラマがあった。歴史を知る老人、倦怠期を迎えた夫婦、夢を追う青年など。彼らは時に交差し、それぞれが誰かの灯火として行く先を照らしながら、やがて一つの奇蹟に遭遇する。心がほっこりと温まる、電車と人々の優しい物語。
【文庫書き下ろし】

 
【関連】
映画『トモシビ』公式サイト
トモシビ | Facebook
映画『トモシビ』5月20日~全国順次公開(@tomoshibi_tw) | Twitter

 


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