直木賞受賞作家や無駄づくり発明家など10人の作家による文学作品集『めぐるをめぐる10の何か』　移動式本屋「ORBIS BOOK TRUNK」にて無料配布

2018年11月13日 10:06 AM ニュース

めぐるをめぐる10の何か

オルビス株式会社は肌本来の美しさを引き出すエイジングケア「オルビスユーシリーズ」がリニューアルしたことを記念して、「めぐる」をテーマに、新進気鋭の10人の作家とコラボレーションした文学作品集『めぐるをめぐる10の何か』を刊行します。

移動式本屋「ORBIS BOOK TRUNK」にて11月17日(土)・18日(日)などに無料配布

ORBIS BOOK TRUNK

10月23日にリニューアル発売された「オルビスユーシリーズ」は、肌全層（角層全体）の細胞内外に水をめぐらせ、肌本来の力を存分に活かした自立した美しさへ導くスキンケアです。今回はこの「水をめぐらせる」という商品特長を、知的好奇心豊かな女性の感性に訴えかけるべく、「めぐる」をテーマにした文学作品集の制作に挑戦しました。

『めぐるをめぐる10の何か』は、直木賞受賞作家・島本理生さんや無駄づくり発明家・藤原麻里菜さんを始めとする新進気鋭の10人の作家に、出会いや別れ・気持ちの変動など、オルビスユーの商品特長である「めぐる」という言葉から着想を得た物語を短編小説・エッセイ・詩・イラストなど思い思いの形で自由に表現してもらい、それを一冊にまとめた作品集です。

この化粧品から着想を得た文学作品集『めぐるをめぐる10の何か』は、「オルビスユーシリーズ」のサンプルキットと共に、移動式本屋「ORBIS BOOK TRUNK」にて無料配布されます。なお、作品集のカバーは、それぞれの作品をイメージした全10種が用意されています。

「ORBIS BOOK TRUNK」は、11月17日(土)・18日(日)の原宿・神宮前交差点付近を皮切りに、11月22日(木)には品川、24日(土)・25日(日)は二子玉川を巡回予定です。

※「ORBIS BOOK TRUNK」の開催概要は特設サイト（https://www.orbis.co.jp/brand/orbis_u/event_books/）をご覧ください。

『めぐるをめぐる10の何か』参加作家・作品

『むすんでひらいて』　彩瀬まるさん（小説）
『未踏の渇き』　藤原麻里菜さん（エッセイ）
『色づく景色』加藤千恵さん（詩）
『一目惚れチェッカー』　小林エリカさん（小説）
＜イラスト＞　谷口菜津子さん
『額の先のあの子』　砂田麻美さん（エッセイ）
『花藻浴』　暁方ミセイさん（詩）
＜イラスト＞　鳥飼茜さん
『はじめまして、私』　島本理生さん（小説）
『流れていくのが人生だから』　トミヤマユキコさん（エッセイ）

【参加作家プロフィール】
■彩瀬まるさん：1986年生まれ。小説家。主な著作に『くちなし』『不在』『暗い夜、星を数えて　3・11 被災鉄道からの脱出』（ノンフィク
ション作品）など。

■藤原麻里菜さん：1993年生まれ。メイカー、文筆家、映像作家。2013年から YouTube チャンネル「無駄づくり」を開始。今まで200個以上の不必要なものを作る。

■加藤千恵さん：1983年生まれ。歌人、小説家。主な著作に『ハッピーアイスクリーム』（歌集）、『誕生日のできごと』『あとは泣くだけ』『消えていく日に』など。

■小林エリカさん：1978年生まれ。作家、マンガ家。主な著作に『光の子ども１,２』（漫画）、『マダム・キュリーと朝食を』『彼女は鏡の中を覗きこむ』など。

■谷口菜津子さん：1988年生まれ。漫画家。主な著作に『人生山あり谷口』『彼女は宇宙一』、料理本『放っておくだけで、泣くほどおいしい料理ができる』など。

■砂田麻美さん：1978年生まれ。映画監督、小説家。映像作品『エンディングノート』『夢と狂気の王国』、著作『音のない花火』『一瞬の雲の切れ間に』など。

■暁方ミセイさん：1988年生まれ。詩人。『ウイルスちゃん』で中原中也賞、『魔法の丘』で鮎川信夫賞を受賞。最新刊『紫雲天気、嗅ぎ回る岩手歩行詩篇』。

■鳥飼茜さん：1981年生まれ。漫画家。主な著作に『おんなのいえ』『先生の白い嘘』など。最新刊『前略、前進の君』『マンダリン・ジプシーキャットの籠城』。

■島本理生さん：1983年生まれ。小説家。主な著作に『リトル・バイ・リトル』『ナラタージュ』『Red』『夏の裁断』など。『ファーストラヴ』で直木賞を受賞。

■トミヤマユキコさん：1979年生まれ。ライター、大学講師。主な著作に『パンケーキ・ノート』、『大学1年生の歩き方』（共著）、『40 歳までにオシャレになりたい！』など。