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『最強の優先順位』仕事の効率が上がらない…それは優先順位のつけ方が間違っているから!

『最強の優先順位』仕事の効率が上がらない…それは優先順位のつけ方が間違っているから!

『最強の優先順位』仕事の効率が上がらない…それは優先順位のつけ方が間違っているから!

かんき出版より、美崎栄一郎さん著『スピードと成果が劇的に上がる戦略 最強の優先順位』が刊行されました。

 

よくあるマトリクスは現実の仕事には使えない!?

ビジネス書をよく読む人ならきっと「緊急度と重要度のマトリクス」をご存じでしょう。
これは、処理すべき仕事を4象限に割り振り、「緊急かつ重要」な仕事から処理していくというフレームワークです。

しかし、それを実践しているのにもかかわらず、まったく仕事の効率が上がらない……そんな声を多く聞きます。実は、このマトリクスに沿って仕事をしても、うまくいくことはないのです。
なぜならば、現実の世界では、割り込み仕事が入るから。また、重要なことだけでなく、事務作業や、電話対応、メールの返信、社内のコミュニケーションなど、些末仕事もやらなければいけないからです。

自分が仕事に使える“時間”というリソースはかぎられています。そのかぎられた時間に、抱えているすべての仕事をどう割り振るのか。
本書は、現実に即した“仕事の優先順位をつける方法”を提案。この考え方を取り入れれば、きっと成果を出すことができるでしょう。

 

“時間”の価値を最大化

著者は、花王の商品開発部門でプロジェクトリーダーなどで活躍していた美崎栄一郎さん。

ワーカホリックで毎日終電ギリギリまで仕事をしていた著者が、「この状況をなんとかしなければ」と本気で考え、試行錯誤の後になんと12時出社・5時退社を実現し、さらに仕事のパフォーマンスも上げることに成功しました。

この経験を活かし、本書では、重要度や緊急度にかかわらず、抱えているすべてのタスクを、決められた時間内に処理できるよう割り振っていくことで、生産性を上げるためのノウハウを解説しています。

まず仕事の優先順位を狂わせる要因を分析。
つぎに、「優先順位を決めるための4つの原則」と、「分割と集合」、「ボトルネックの発見と解消」、そして「仕事がはかどる優先順位のつけ方」などを解説していきます。

また、判断に迷いが生じた場合の「“迷い”を断ち切る10のルール」なども紹介。ビジネスにおいてもプライベートに置いても、もっとも大切なリソースである“時間”の価値を最大化するための一冊です。

 

本書の目次

第1章 なぜ、仕事の優先順位は狂うのか?

第2章 優先順位を決める4つの原則

第3章 「分割と集合」で仕事はうまくまわりはじめる

第4章 仕事の「ボトルネック」を見つけ解消する

第5章 “迷い”を断ち切る10のルール

第6章 驚くほど仕事がはかどる優先順位のつけ方

 

美崎 栄一郎さん プロフィール

著者の美崎栄一郎(みさき・えいいちろう)さんは、1971年生まれ。大阪府立大学大学院工学研究科を修了後、花王に入社。商品開発部門に配属される。衣料用洗剤「アタック」などの日用品から、化粧品ブランド「ソフィーナ」など幅広い商品を担当。また、ニコンと共同で「多視点画像解析システム」を開発するなど、プロジェクトリーダーとして活躍する。

入社後数年間は、残業が月100時間を超えるほどのワーカホリックだったが、中堅社員時代に受けた業務改善研修がきっかけで、自身の働き方を見直すようになる。業務フローを改善したり、必要のない仕事をやめるなどさまざまな工夫を重ね、本書のもととなった優先順位づけのメソッドを確立し、残業をゼロに。その後、社内で裁量労働制が導入されたことで、さらに業務を効率化し「12時出社・5時退社」の働き方を実現する。

2011年に商品開発コンサルタントとして独立。大手から中小企業まで数多くの商品開発を支援している。一方で、企業や団体での講演や、「仕事効率化」「ノート術」「デジタル端末などの使い方」など、幅広いテーマで個人向けのセミナーも行っている。

ベストセラー『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)をはじめ、『仕事が速い人ほど無駄な時間を使わない! 超速片づけ仕事術』(かんき出版)など著書多数。NHKをはじめ、テレビやラジオなどメディア出演多数。

 

スピードと成果が劇的に上がる戦略 最強の優先順位
花王時代に、残業100時間から「12時出社・5時退社」を実現した著者が教える、優先順位づけのノウハウ。

本書は、仕事の優先順位をうまくつけられるようになるための本です。
もし、あなたがたくさんの仕事を抱え、それを処理しきれずに「私は仕事ができない」と思っているのなら、それは勘違いです。
あなたは、仕事ができないのではなく、仕事に優先順位をつけるのが苦手なだけなのです。
よく、「緊急かつ重要」な仕事から処理していくことが大切と言われますが、これだけでは仕事がうまくまわるようにはなりません。
ビジネスの現場では、突然の割り込み仕事が入ることが日常茶飯事ですし、事務作業や、電話対応、メールの返信、社内のコミュニケーションなど、些末仕事も多数存在します。
これらを含めたすべての仕事をやり遂げなければ、いつまでたっても仕事は完結しないのです。
自分が仕事に使える“時間”というリソースはかぎられています。そのかぎられた時間に、抱えているすべての仕事をどう割り振るのか。
これが、究極的な優先順位のつけ方なのです。そう考えると、すべての時間になんらかの仕事を振り分けること、そして些末な作業も含めたすべての仕事をいつやるのか決めることが、優先順位を考えるうえで大切なことなのです。
優先順位づけとは、端的にいうと「今何をすべきか?」を決めることです。
本書では、重要度や緊急度にかかわらず、抱えているすべてのタスクを、決められた時間内に処理できるよう割り振っていくことで、生産性を上げるためのノウハウを解説します。

 


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