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『仕事と人生に効く 教養としての紅茶』できる人の朝はティータイムから始まっている!

藤枝理子さん著『仕事と人生に効く 教養としての紅茶』

藤枝理子さん著『仕事と人生に効く 教養としての紅茶』

藤枝理子さん著『仕事と人生に効く 教養としての紅茶』がPHP研究所より刊行されました。

昨今、「ヌン活」と呼ばれるアフタヌーンティーのブームで紅茶が注目を集めています。本書は、ソニー社員から転身した紅茶専門家が、ビジネス視点で役立つ紅茶の歴史や文化、種類、作法などを余すことなく伝える教養書です。若い世代のアルコール離れやコロナ禍の影響もあり、接待や飲みにケーションも「お酒」から「お茶」へ変化しつつあります。今や世界共通のコミュニケーションとなった紅茶の、奥深い魅力と新たな活用法を紹介しています。

 

ビジネスパーソンこそ「紅茶」を嗜むべき理由

ティースペシャリストとして活動する著者のもとには、ここ数年間、紅茶を教養として学びたいというビジネスパーソンの依頼が非常に増えています。それは、紅茶の背景には、国ごとに培われてきた文化、芸術、宗教、交易の歴史から、植民地抗争や独立戦争、民族や奴隷問題、政治経済情勢まで、国際人として知っておくべきグローバルな知見が網羅されているからです。

 
本書を読めば、ただ飲むだけではもったいない、五感で愉しむ「トータル教養」としての紅茶について学ぶことができます。

 

タイプ別お茶の取り入れ方、「ヌン活」を10倍愉しむ方法…実践編も充実

本書では、座学だけではなく、実践編としてすぐに始められるお茶の愉しみ方も紹介。勉強や仕事の効率をアップさせるためのお茶の取り入れ方や、アフタヌーンティーの正しいマナーなど、ワンランク上の感性を養うヒントが満載です。

 
♦午前中の集中力アップには、コーヒーよりも紅茶が効果的
♦「90分ごとに、90度以上でいれたお茶」を飲むことで脳疲労をリセット
♦アフタヌーンティーのアイコン・3段ティーフーズの正しい食べ方

知っておきたい茶の基礎知識(本文より)

知っておきたい茶の基礎知識(本文より)

スマートな紅茶の飲み方(本文より)

スマートな紅茶の飲み方(本文より)

 

本書の構成

Chapter1 なぜ一流のビジネスパーソンはお茶を飲むのか?
―心と身体を整える「紅茶の効用」
お茶が持つふたつのチカラ
松下幸之助と茶道―ビジネスに通じる「精神的な効用」
「Teaism」に魅せられた偉人たち

Chapter2 真の教養人として身につけたいお茶の歴史【中国、日本編】 
【ロードオブティー EP. 1 中国編】
ターム1 紀元前〜三国志〜南北朝時代 薬から嗜好品へ
ターム2 唐〜宋 喫茶ブーム到来。食べるお茶から飲むお茶へ
ターム3 明〜清 茶葉貿易全盛、そして紅茶へ……
【ロードオブティー EP. 2 日本編】
ターム1 奈良〜平安時代 DNA解析によって判明したルーツ
ターム2 鎌倉時代 茶祖・栄西によってお茶ブームが到来
ターム3 南北朝時代 ギャンブル化した茶
ターム4 室町時代 武士の嗜みとしての茶
ターム5 江戸時代 煎茶の生まれ故郷

Chapter3 真の教養人として身につけたいお茶の歴史【イギリス編】
【ロードオブティー EP. 3 イギリス編】
ターム1 世紀大航海時代① 世界初のグローバルカンパニー「東インド会社」と茶
ターム2 世紀大航海時代② 王侯貴族たちを熱狂させた日本の緑茶
ターム3 17世紀〜18世紀前半 一気に花咲く紅茶ビジネス
ターム4 18世紀後半〜19世紀 お茶戦争勃発―茶貿易のグローバル化と密輸ビジネスの横行
ターム5 英国紅茶文化の真髄「アフタヌーンティー」がついに誕生
ターム6 20世紀〜現在 紅茶がつなぐ日英関係と戦争

Chapter4 ビジネスパーソンとして知っておきたい世界のお茶文化―11の国と地域を旅する
イギリス 7つのティータイムに囲まれた紅茶の国
ロシア ロマノフ王朝から続く紅茶大国
フランス  フランス流エスプリと紅茶の美学
ドイツ こだわりと趣向を凝らした紅茶愛
トルコ 東西文化の交差点 トルコのチャイ
モロッコ 魅惑の国モロッコの「激苦激甘」ミントティー
インド  灼熱の国インドで生まれたチャイ
チベット 遊牧民のオアシス的存在のバター茶
香港  東洋と西洋が融合した茶文化
台湾  ノスタルジックな茶藝館から
中国  喫茶文化の礎 中国茶の奥深い世界

Chapter5 これであなたも紅茶通になれる!? 産地銘柄の違いを知って「アイディア」を引き出す
紅茶とワインの共通点
紅茶を選んでみよう―ティーセレクションを読み解く
【商品を愛す】英国の首相グレイ伯爵が愛飲した「紳士のお茶」アールグレイ
【必要は発明の母】世紀の大革命 「ティーバッグ」は茶商のひらめきから
【セレンディピティがビジネスの種に】アメリカで誕生した「偶然の産物」アイスティー
【組み合わせの妙】シンビーノ ジャワティの復活

Chapter6 タイプ別解説! スマートなビジネスパーソンが実践している「お茶の習慣」 テトラ型のティーバッグで紅茶をいれる
ティーバッグでうがい用紅茶をつくる
リーフティー3分間茶瞑想〜Tea Meditation

Chapter7 ビジネスで差をつける最高体験! アフタヌーンティーのススメ
エリートは知っている日本と世界のマナーギャップ
紅茶が先か、ミルクが先か?
3段スタンドに載ったティーフーズの正しい食べ方
日本の茶道と英国のアフタヌーンティーの共通点
ビジネスパーソンとしての品格を上げる礼儀作法

Chapter8 バトラー猫からのプレゼント―アフタヌーンティーを愉しむために知っておいてほしいこと
もしもラウンジミーティングに誘われたら?
フォーマルウエアは必須ではない
身だしなみの仕上げは靴と小物

 

著者プロフィール

著者の藤枝理子(ふじえだ・りこ)さんは、大学卒業後、ソニー株式会社企画部に勤務するも、会社を退職しイギリスに紅茶留学。本物の英国文化としての紅茶を実際に家庭に入り、暮らしながらヨーロッパ各国の生活芸術を研究。帰国後、東京初となる自宅開放型サロン形式の紅茶教室エルミタージュを主宰。サロンには20年間で2000人以上の生徒が訪れ、常にウェイティングが続く。

著書に『もしも、エリザベス女王のお茶会に招かれたら?』(清流出版)、『プリンセスになれる午後3時の紅茶レッスン』(メディアファクトリー)、『予約のとれないサロンのつくりかた・育てかた』(辰巳出版)、『英国式アフタヌーンティーの世界』(誠文堂新光社)など多数。

 

仕事と人生に効く 教養としての紅茶
藤枝 理子 (著)

佐藤優氏推薦!「総合アートとしての紅茶のすごさに圧倒された。」 国内外の紅茶を五感で堪能してきた「ティースペシャリスト」が教えるお茶の歴史・文化・マナー

「紅茶はビジネスエリートが身につけたい総合アート」と称されるように、紅茶の背景には、国ごとに培われてきた文化、芸術、宗教、交易の歴史から、植民地抗争や独立戦争、民族や奴隷問題、政治経済情勢まで、国際人として知っておくべきグローバルな知見が網羅されています。ロンドンの金融シティで活躍するエグゼクティブにとっては、ティータイムが政治や社交、ビジネスの交渉の場としても用いられているほどです。
また、イギリスの紅茶文化であるアフタヌーンティーは、まさに五感で愉しむ「生活芸術」。単に美味しい紅茶とお菓子を味わうグルメではなく、建築様式やインテリア、陶磁器や銀器、カトラリーやリネン、絵画、庭園、音楽などを、トータルで味わう「暮らしの中に息づくアート」といえるでしょう。
本書では、テレビや雑誌等で話題を集める「紅茶の専門家」が、ビジネスに活かせてかつ、生活に彩りをもたらす紅茶の知識と知恵、そして愉しみ方をわかりやすく教えます。さらに教養×人間力を兼ね備えた「バトラー猫」があなたの学びをサポート。歴史、地理、アートを中心に「1ページに3つ以上のインテリジェンス」を提供します。これまで紅茶のことをよく知らなかった方、すぐにできる趣味を探している方、そして紅茶を通して教養を身につけたい方に向けた、古今東西のティーワールドを愉しめる唯一無二の「紅茶エンターテインメント」。

 


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