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『マイナス・ヒーロー』 ゆるふわ女子と虚弱男子が金メダルに挑むド直球のスポーツ小説 潮田玲子さん絶賛!

『マイナス・ヒーロー』 ゆるふわ女子と虚弱男子が金メダルに挑むド直球のスポーツ小説 潮田玲子さん絶賛!

『マイナス・ヒーロー』 ゆるふわ女子と虚弱男子が金メダルに挑むド直球のスポーツ小説 潮田玲子さん絶賛!

講談社は7月13日、落合由佳さんの『マイナス・ヒーロー』を刊行しました。

 

北京&ロンドン五輪バドミントン日本代表の潮田玲子さんが推薦!「青春って素敵! バドって楽しい!臨場感あふれ、ドキドキする、そんな一冊です。」

帆西中学校2年の羽野海(はの・うみ)は、バドミントンのたしかな実力を持ちながら、すべての大会で準優勝どまり。他校から「シルバー・ヒーロー」と揶揄されても、ふわふわと笑っている、そんな少女だった。

そんな海を、久能凪人(くのう・なぎと)は、はがゆい気持ちで見ていた。凪人は小学生のころ、クラブチームでバドミントンに打ち込んでいたが、体が弱かったことと、チームで実力ナンバーワンだった兄・航との関係が悪かったことがあり、中学にあがる前にバドミントンをやめていた。

凪人は、小学生のころ、海と出逢っていた。ふらりとチームに現れ、練習試合で兄を負かしてくれたのが海だった。凪人は、軽やかに、楽しそうにポイントを決めていく海を、まぶしい記憶とともに覚えていたのだ。

ある日、体育の授業のバドミントンで、やる気なくラケットをもてあそんでいた凪人に、海は、「ペアを組んで、現役部員を相手にダブルスをやろう」と持ちかける。バドミントンの世界に、海によって強引に引き戻された凪人に、海はこう告げる。
「久能くん、アドバイザーになって、私を勝たせて!」

しぶしぶながら部のマネージャーとなった凪人は、海との約束を果たせるのか――。

装画は、ライトノベルの表紙などで活躍している人気イラストレーターの上条衿さんが担当。

 

落合由佳さん プロフィール

著者の落合由佳(おちあい・ゆか)さんは、1984年、栃木県生まれ。東京都在住。法政大学卒業後、会社勤務などを経て、本作で第57回講談社児童文学新人賞佳作に入選。

 

 


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