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『超高速暗記術』難関資格合格者のノートは、なぜ「めっちゃ汚い」のか?東大卒弁護士が編み出した「超ラク暗記術」

鬼頭政人さん著『資格試験に忙しくても一発合格! 超高速暗記術』 ▲デザイン:ナルティス(新上ヒロシ) イラスト:梓川ななぎ

鬼頭政人さん著『資格試験に忙しくても一発合格! 超高速暗記術』 ▲デザイン:ナルティス(新上ヒロシ) イラスト:梓川ななぎ

東大卒弁護士にしてオンライン資格学習サービスを運営する鬼頭政人さんが、暗記の極意をまとめた著書『資格試験に忙しくても一発合格! 超高速暗記術』が、大和書房より刊行されました。

 

試験のプロが気づいた「暗記が得意で、試験に一発合格する人」の「ある特徴」とは!?

司法試験などの難関試験や、TOEICなどの語学試験では「膨大な暗記作業」を避けることはできません。

著者の鬼頭政人さんは、暗記すべきことは、紙やノートに「書き出して」持ち歩こうと言っていますが、そうするとまるで活字で組み上げたような美しい文字でリストを作ってくる人がいます。そのリストを作るのにいったいどれくらいの時間がかかったのか怖くて聞けないし、とても「覚えたら捨てちゃいましょう」なんて言えないそうです。

 
著者はどちらかというと、
「ノートやメモの文字は、汚ければ汚いほどいい」
という意見の持ち主です。

文字が揃っていてキレイな暗記ノートを見せられたら「ノートを作る時間を他のことに使ったほうが有意義だよ」と正直に言ってしまいます。

(c)梓川ななぎ

(c)梓川ななぎ

でも、汚いほうがいい根拠もちゃんとあるのです。

まず、ていねいに書くよりも書き殴った方が速いことが挙げられます。
暗記ノートは誰に提出するわけでもありませんし、なんならチラシの裏でもいいのです。

暗記のファーストステップは、リストにある知識を何も見ないで言えるようになることです。それができたらとりあえず「覚えた」と判断するわけですから、紙やノートは手にしていたとしてもなるべく見ないようにするはずです。であるならば、ますますていねいに書く理由がありません。

もう1つの理由は、書き文字の太さや大きさがバラバラなこと自体が、知識を引っ張り上げる”とっかかり”になるということです。

「これは左下のほうに小さく書いてあったやつだ」
「これは真ん中にでっかく書きなぐったやつだ」

という見た目の違いが、思い出すヒントになります。

もちろん、いつまでも「あの紙に書いてないと、思い出せない」では、まったく意味がありません。しかし、その紙を使うのはせいぜい試験当日限りです。

もし、その日に覚えられずに次回以降に持ち越しになる場合は、また別の紙に書きなぐるのですから、心配はいりません。

本書には、この他にも「だる~い暗記」を最短距離で片づける極意が満載です。

 

本書の構成

第1章 頭のいい人は「だるい暗記作業」にどう向き合うか?

第2章 ラクして覚える暗記計画

第3章 暗記を習慣化する方法

第4章 てっとり早く記憶する「最強の暗記テクニック」

 

鬼頭政人さん プロフィール

著者の鬼頭政人(きとう・まさと)さんは、1981年生まれ。弁護士。

開成中学・高校(特別優等生)を出た後、東京大学法学部卒業。その後慶應義塾大学法科大学院に進学し、在学中に司法試験に一発合格。

法律事務所等を経て、2013年12月、資格試験対策をオンラインで提供する「資格スクエア」を創業。

 

超高速暗記術
「暗記がだるい」と嘆くすべての学習者へ――。
東大卒弁護士が編み出した、「ラクして覚えまくる技術」!

●著者・鬼頭政人は、開成、東大、司法試験、すべて一発合格! TOEICスコア900超!
弁護士にして資格試験オンラインスクールを主宰する「試験勉強のプロフェッショナル」!

●「暗記を習慣化する方法」や「覚える量を最小にして合格する秘訣」など、実用性MAXのテクが満載!

 
【出版社より】
試験は「暗記」が9割!さっさと覚えて一発合格!
日本の資格試験は「詰め込み」で突破できるものがほとんど!

暗記が苦手な「東大卒弁護士」が必死の思いで編み出した最強の暗記テクニックを一冊に完全網羅!

大事なトコだけさくっと覚えて難関資格を突破せよ……!!

 


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