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【第16回角川財団学芸賞】若松英輔さん『小林秀雄 美しい花』が受賞

角川文化振興財団は10月18日、第16回角川財団学芸賞の受賞作を発表しました。

 

第16回角川財団学芸賞が決定!

第16回角川財団学芸賞は、10月12日に選考会が開催され、次の通り受賞作が決定しました。

 
■第16回角川財団学芸賞
若松英輔(わかまつ・えいすけ)さん
『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)

 
受賞者の若松英輔さんは、1968年生まれ。新潟県糸魚川市出身。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。元「三田文學」編集長。現在、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。2007年に第14回三田文学新人賞[評論部門]、2016年に第2回西脇順三郎賞、2018年に第33回詩歌文学館賞を受賞。

選考委員は、大澤真幸さん、鹿島茂さん、佐藤優さん、松岡正剛さん。

 
若松英輔さんには、賞状・記念品および副賞として100万円が贈られます。。贈呈式は、2018年12月6日(木)午後5時より、ホテルメトロポリタンエドモント(東京・飯田橋)にて、第40回角川源義賞および第5回城山三郎賞と同時開催。

 
なお、第16回角川財団学芸賞の候補作は、以下の4作品でした。

【第16回角川財団学芸賞 候補作】
明田川融さん『日米地位協定 その歴史と現在(いま)』(みすず書房)
小川剛生さん『兼好法師 徒然草に記されなかった真実』(中央公論新社)
中島岳志さん『親鸞と日本主義』(新潮社)
若松英輔さん『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)

 

角川財団学芸賞について

角川財団学芸賞は、「アカデミズムの成果をひろく一般読書人・読書界につなげ、知の歓びを共有するとともに、研究諸分野の発展に寄与する」ことを目的として、2013年に設立されました。

日本の文芸・文化、すなわち、文学・歴史・民俗・思想・宗教・言語等とその周辺分野、あるいは、それらを広範・多義的にテーマとする著作で、高レベルの研究水準にありながら、一般読書人にも読まれうる個人の著作を対象とします。
日本語で書かれた著作であることを条件としていますが、出版の形態は単行本・各種の叢書・選書・新書等、特に問いません。フィクション(小説・詩歌等)は含みません。

 

小林秀雄 美しい花
美しい「花」がある、「花」の美しさという様なものはない。

色、音、光、香り、言葉、あるいは不可視な感情の痕跡――。
芸術に触れ、真につき動かされたときに遭遇する何かこそが、真の美であり、実在なのだと語った小林秀雄。
ベルクソン、ランボー、モーツァルト、ドストエフスキー、本居宣長らとの出会を通じ、小林が生涯にわたって考え続けたのが美をめぐる問題だった。
不世出の批評家が語りながら考え、書きながら生きた軌跡を、その現場に降り立つように蘇らせる試みにみちた長編評論。

 
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【決定のお知らせ】第16回角川財団学芸賞 | 角川文化振興財団

 


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