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書道・水墨画関連出版の可成屋が破産手続きを開始

可成屋(資本金1000万円、東京・新宿区、金成博明社長)が3月10日、東京地方裁判所から破産手続き開始の決定を受けました。負債総額は約1億5100万円(平成28年6月期決算時点)。

 
可成屋は書道や水墨画関連書籍の編集や出版を手がけるほか、書画商品などの通信販売、書道・水墨画関連の通信講座を行っていました。

 
東京商工リサーチによると、ピーク時の2000年6月期には売上高約4億1500万円を計上。しかし、以降は市況悪化や受講生減少などで減収が続き、16年6月期は同1億770万円に落ち込んでいます。代表者の体調不良も重なり事業継続が困難となっため、今回の措置となった、とのことです。

 
書道が一時ブームとなったことがありましたが、現在は厳しい状況だったのでしょうね。

 
【関連】
(株)可成屋 : 東京商工リサーチ

 


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