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「就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」入選作を発表 「不合格 心もSuicaも チャージ切れ」など27作品が入選

「就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」入選作を発表

「就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」入選作を発表

HR総研と新卒就活生向けクチコミサイト「就活会議」の共催による、就活生を対象とした「2019年卒就活川柳・短歌」と採用担当者を対象とした「2019年卒 採用川柳・短歌」の入選作が発表されました。

★「2019年卒 就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」オフィシャルページ:https://www.hrpro.co.jp/senryu2019.php

 

「就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」開催概要

売り手市場、早期化、インターンシップ、AI採用、学歴フィルター、オワハラ、オヤカク、逆求人、内定辞退など、さまざまなキーワードが飛び交った、2019年春入社に向けた就職・採用戦線。

これまでの活動を振り返って、就活生・採用担当者がそれぞれの目線から、印象深いエピソードを川柳・短歌に込めて詠んでいます。社会情勢を絡めたユニークな作品が数多く寄せられてました。

 
【「2019年卒 就活川柳・短歌」概要】
・主催:HR総研(ProFuture株式会社)、「就活会議」(株式会社リブセンス)
・募集期間:2018年7月2日~19日
・応募資格:「就活会議」会員の就活生
・応募数:184作品
・入選作品:14作品

 
【「2019年卒 採用川柳・短歌」概要】
・主催:HR総研(ProFuture株式会社)、「就活会議」(株式会社リブセンス)
・募集期間:2018年7月9日~24日
・応募資格:2019年卒採用を実施した企業の採用担当者
・応募数 :147作品
・入選作品:13作品

 

「2019年卒 就活川柳・短歌」の部 入選作品

■最優秀賞(1作品)

「不合格 心もSuicaも チャージ切れ」(東京都 ピリオドさん)

<審査員寸評>
地方の学生が東京へ出てきて活動するのと比べれば、都内の学生の移動交通費はそれほどではないかもしれない。ただ、応募先1社だけでも、インターンシップ、セミナー・説明会、OB・OG懇談会、そして複数回にわたる面接と、何度も足を運べば交通費もばかにならない。この間チャージしたばかりのSuicaがもう残高不足になるわ、応募先からはお祈りメールが届くわとなれば、心が折れそうになるのも無理はない。ぜひ、心のチャージを。

 
■優秀賞(2作品)

「お祈りを されないように 祈る僕」(埼玉県 森あらしさん)

<審査員寸評>
エントリーシートや面接の不合格者に届くメールの末尾には、「今後のご活躍をお祈り申し上げます」や「充実した学生生活を送られることをお祈り申し上げます」といった文言が挿入されていることが多い。これを「お祈りメール」と呼ぶ。そして、お祈りメールが届くことを「祈られた」「お祈りされた」と表現することもある。この手のメールが来ないことを「祈る」という句だが、実はこの「お祈りメール」すら届かないこと(「サイレント」と呼ぶ)を、学生は最も嫌う。いつまで待てばいいのかわからないから、もっとたちが悪い。

 
「ありのまま 見せたら絶対 落とされる」(栃木県 おもちさん)

<審査員寸評>
就職活動(採用活動)は、企業と学生の“化かし合い”だと昔からよく言われる。企業のセミナーや説明会に登場する社員、リクルーターとして学生の前に現れる社員は、いずれも社内で優秀と評される社員ばかり。企業側だって、不都合な内情は隠しているもの。学生側も身なりや面接での受け答えはもちろんのこと、FacebookやLINEなど、普段の姿がまるわかりのものは要注意だ。かつては興信所を使って内定者の身辺調査をする会社もあったが、さすがに最近はない。禁止されたこともあるが、SNSを見るだけで、もっと手軽にできてしまうからそこまでする必要もない。どうする学生諸君、アカウントを閉じる?

 
■佳作(11作品)

「受信時間 残業時間が 浮き彫りに」(愛知県 ベルさん)

「また来れる 思いを託す 絶景や」(東京都 マックスさん)

「サークルの 副代表が 大発生」(千葉県 ブンジさん)

「祈られた 企業の数だけ 強くなる」(東京都 松野ガチョウさん)

「オワハラに 屈するものか 無い内定」(福岡県 やまもんさん)

「解禁日 名前ばかりで 涙する」(埼玉県 ど文系なのにITへさん)

「ノーネクタイ ノージャケットで ノー内定」(静岡県 カツカツ就活マンさん)

「振り返り 思い出すのは 母の愛 支えてくれて 今があるんだ」(東京都 yさん)

「『リク面は やらないから』と リクルーター」(東京都 まめごまさん)

「東京都 明日来てくれ 今京都」(大阪府 風評さん)

「まだ来ない 恋する気持ち 懐かしき」(東京都 志朗さん)

 

「2019年卒 採用川柳・短歌」の部 入選作品

■最優秀賞(1作品)

「あなた誰 写真本人 連れて来い インスタ映える 履歴書写真」(神奈川県 通りすがりの美人事さん)

<審査員寸評>
面接会場に入って来た応募者の顔を見て、履歴書やエントリーシートに貼ってある写真とのあまりの違いに驚く人事担当者の姿が目に浮かぶ。かつてはモノクロだった証明写真がカラーとなり、さらにはデジタル撮影で修正も容易に。学生に人気の某百貨店の写真室のホームページには、ご丁寧に修正前と修正後のサンプルまで掲載されているのには驚く。今後は、インスタ映えを考えて、奇抜なアングルやカラフルな背景の写真が増えるかも。もはや証明写真ではない?

 
■優秀賞(2作品)

「嘘でもいい 第一志望と 言ってくれ」(京都府 孤独の人事さん)

<審査員寸評>
学生は、応募先のどの会社の面接でも、「第一志望です」あるいは「第一志望群です」と必ず言っていたもの。ばか正直に「第三志望です」なんて言おうものなら、内定が出ることはまずないから。時代は変わったのか、売り手市場のせいなのか、学生がまじめになって嘘をつけなくなったのか。採用に苦戦する中小企業の採用担当者による魂の叫び。

 
「祈られた 数は多いぞ 君よりも」(東京都 ねぎさん)

<審査員寸評>
企業が学生に送る不採用通知のメールは、末尾によくある「今後のご活躍をお祈り申し上げます」の文言から俗に「お祈りメール」と呼ばれ、このメールが届くこと、つまり不合格になったことを「祈られた」と言う。ここから派生して、企業側も学生から選考途中や内定後に辞退されることを「祈られた」と言うようになる。1人の学生が企業から不合格とされる数はせいぜい10~20社。それに対して、企業側へのお断りはそんな数では足らない。採用担当者はタフでないとやっていられない。

 
■佳作(10作品)

「採用も 忖度そだねー YouTuber 半端ないって 売り手市場」(東京都 キューピーさん)

「役員が セクハラオワハラ しないかと 人事ハラハラ 抜け毛ハラハラ」(東京都 ワカメさん)

「頑張れど 減ってく一方 内定者 唯一増えるは 採用コスト」(広島県 小売り手市場さん)

「合説は 前に詰めてよ 声枯れる」(千葉県 くりもとさん)

「ワインより 気になる今年の 解禁日」(東京都 鉄道マンさん)

「忖度を したのにふられる 売り手市場」(大阪府 きゅーちーさん)

「好き嫌い 面接官に 左右され 当社も早く AI入れたい」(神奈川県 採用初心者さん)

「御社だけ いつになったら 判をつく」(大阪府 mioさん)

「折り返し 第一声で 誰ですか? 待て待てまずは 名前を名乗れ」(東京都 DAC ismさん)

「AIが 面接官を 上回る? いやいや採否は 愛と縁なり」(京都府 息切れ寸前面接官さん)

 
作品に込められた作者の思いは、「2019年卒 就活川柳・短歌/採用川柳・短歌」オフィシャルページ(https://www.hrpro.co.jp/senryu2019.php)をご覧ください。

 
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