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【第6回大阪ほんま本大賞】山本巧次さん『阪堺電車177号の追憶』が受賞

OsakaBookOneProject実行委員会が、第6回大阪ほんま本大賞の受賞作品を発表しました。

 

大阪の本屋と問屋が選んだ「ほんまに読んでほしい本」が決定!

第6回大阪ほんま本大賞の受賞作品は次の通りです。

 
■第6回大阪ほんま本大賞
山本巧次(やまもと・こうじ)さん
『阪堺電車177号の追憶』(ハヤカワ文庫)

 
受賞者の山本巧次さんは、1960年和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。第13回「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉(宝島賞)となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』で2015年にデビュー。現在、鉄道会社に勤務されています。

なお、受賞作品の版元・早川書房のサイト(http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2018-07-25-131051.html)にて、「受賞に際しての著者コメント」等が掲載されています。

 

「大阪ほんま本大賞」について

大阪ほんま本大賞は、大阪の本屋と問屋の有志が立ち上げた「OsakaBookOneProject」が主催し、大阪ゆかりの「ほんまに読んで欲しい1冊」を決定する文学賞です。

なお、翌年1月末まで、大阪および関西近隣の全書店で受賞作の販促を展開し、販売期間内に書店店頭で販売された金額の一部が、大阪府社会福祉協議会を通じて行われる児童福祉施設への図書寄贈費に充てられます。

 

阪堺電車177号の追憶 (ハヤカワ文庫JA)
大阪南部を走る路面電車、通称・阪堺(はんかい)電車。なかでも現役最古のモ161形177号は、大阪の街を85年間見つめつづけてきた……戦時下に運転士と乗客として出会ったふたりの女性の数奇な運命、バブル期に地上げ屋からたこ焼き店を守るべく奮闘するキャバクラ嬢たち、撮り鉄の大学生vsパパラッチvs第三の男の奇妙な対決……昭和8年から平成29年の現在まで、阪堺電車で働く人々、沿線住人が遭遇した事件を鮮やかに描く連作短篇集。

 
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