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第64回江戸川乱歩賞の最終候補作が決定!

日本推理作家協会が主催する江戸川乱歩賞の最終候補作が決定しました。

 

最終候補作4編が決定

第64回江戸川乱歩賞には、348編の応募があり、その中から次の4編が最終候補作に決定しました。

 
【最終候補作品】
『魔境の墓掘人』碧井行隆(あおい・ゆきたか)さん
『あかね町の隣人』倉井眉介(くらい・まゆすけ)さん
『狩人たちの原罪』寺田剛(てらだ・ごう)さん
『到達不能極』齋藤詠月(さいとう・えいげつ)さん

 
選考委員は、池井戸潤さん、今野敏さん(日本推理作家協会・代表理事)、辻村深月さん、貫井徳郎さん、湊かなえさん。最終選考委員会は6月7日に開催されます。

 

江戸川乱歩賞について

江戸川乱歩賞は、1954年に江戸川乱歩の寄付を基金として、日本推理作家協会(旧・日本探偵作家クラブ)により、探偵小説を奨励するために制定された公募の文学賞です。長編ミステリー小説(原稿用紙350~550枚)を募集。

 
受賞者には、正賞として江戸川乱歩像が、副賞として賞金1,000万円が贈られます。
また、講談社とフジテレビが後援しており、受賞作は講談社より刊行され、フジテレビによって映像化されます。

 
なお、江戸川乱歩賞は「ミステリー作家の登竜門」とも呼ばれ、過去に仁木悦子さん、西村京太郎さん、東野圭吾さん、桐野夏生さん、池井戸潤さん、福井晴敏さんらも受賞しています。
なお、昨年は46年ぶりに「該当作なし」、一昨年は佐藤究さんが受賞しました。

 
【関連】
第六十四回(平成三十年度)江戸川乱歩賞のお知らせ〔PDF〕

 


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