ズッコケ三人組40周年記念!那須正幹さん講演会&サイン会、特別展示会を開催
「ズッコケ三人組」シリーズが40周年を迎える今年、ズッコケ三人組とゆかりの深い広島市にて、作者・那須正幹さんの講演会と特別展示会が開催されます。
「ズッコケ三人組」は、作者・那須正幹さんが生まれ育った町、広島市己斐町をモデルにした花山町を舞台に、ハチベエ・ハカセ・モーちゃんの三人が大活躍するシリーズです。
かつての小学生も、今の小学生も、時代を超えて読み継がれ、累計発行部数2500万部の児童書のロングセラーです。
今回開催される展示会では、シリーズ内でも人気の単行本の複製原画を展示。特別展示会では、昭和53年に刊行された第1巻目『それいけズッコケ三人組』から、50巻目となる平成16年刊行の『ズッコケ三人組の卒業式』まで、昭和から平成を駆け抜けた26年間を、当時のニュースや流行とともに見られる年表を展示します。
子どもの頃大好きだった!という大人から、今読んでる小学生のみなさんまで、世代をまたいで楽しめる内容となっています。
「那須正幹先生 広島特別講演会」概要
■日時:2018年4月8日(日)午後1時開場/午後1時半開演
■会場:5-Daysこども文化科学館 1階アポロホール
■入場無料 定員250名 申込不要(当日10時より5-Daysこども図書館1階にて整理券を配布)
※講演会後、サイン会を行います。
■主催:5-Daysこども図書館(広島市こども図書館)
■共催:広島市こども文化科学館
■協力:ポプラ社
※詳細は、https://www.library.city.hiroshima.jp/news/kodomo/2018/03/1402.html をご覧ください。
「ズッコケ40周年特別展示会」概要
■日時:2018年3月25日(日)~ 4月15日(日)午前9時 ~ 午後5時
■会場:5-Daysこども図書館(広島市こども図書館) 1階階展示コーナー
■主催:広島市こども図書館
■協力:ポプラ社
※詳細は、https://www.library.city.hiroshima.jp/news/kodomo/2018/03/1402.html をご覧ください。
那須正幹さん プロフィール
著者の那須正幹(なす・まさもと)さんは、1942年、広島に生まれる。
3歳の時に爆心地より三キロの地点で被爆。広島市庚午中学、基町高校を卒業。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。
主な作品に、1978年発表の『それいけズッコケ三人組』をはじめとする「ズッコケ三人組」シリーズ(巖谷小波賞)がある。ズッコケ三人組シリーズは母校・広島市立己斐小学校をモデルにしている。
ほかに、『ねんどの神さま』『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)、『ヨースケくん』『お江戸の百太郎』シリーズ(日本児童文学者協会賞)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)、『絵で読む広島の原爆』ノンフィクション『折り鶴の子どもたちー原爆症とたたかった佐々木禎子と級友たちー』など多数。
戦後を懸命に生きる女性三代を描いた小説、「ヒロシマ」三部作 『歩きだした日』『様々な予感』『めぐりくる夏』がある。
ズッコケ三人組のその後を描いた「ズッコケ中年三人組」シリーズでは、広島市の土砂災害を取材し、作中に反映させるなど、広島市と非常に縁が深い作家である。
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