菊地秀行さん『吸血鬼ハンターD』40周年特別企画!シリーズ屈指の人気作「薔薇姫」をコミカライズ連載
シリーズ累計1000万部以上を誇る、SFと西部劇とオカルトアクションを融合した唯一無二の世界観で人気を博す、菊地秀行さんの『吸血鬼ハンターD』シリーズが昨年生誕40周年を迎え、特別企画として初期の傑作として名高い『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』がコミカライズされ、朝日新聞出版のコミックサイト「ソノラマ+」(https://sonorama.asahi.com/)にて連載がスタートしました。漫画を担当するのは、美麗なイラストで知られる鷹木骰子さんです。
黒衣の剣士“D”が令和に蘇る!
『吸血鬼ハンターD 薔薇姫』の漫画を担当するのは、以前にも『バンパイアハンターD』(メディアファクトリー)のコミカライズを手掛けた鷹木骰子さん。もともと菊地秀行さんのファンとして交流があったとう鷹木さんは、その画力の高さから菊地さんの直接指名でコミカライズを担当することになったという逸話の持ち主です。
鷹木さんの描く美しい“D”の人気は高く、海外のマンガイベントでもコミッションで指名されることも多いといいます。前シリーズの人気が高かっただけに、新たな鷹木さんによる“D”が見られることを喜ぶファンも多いのではないでしょうか。
今回コミカライズされる『薔薇姫』は初期の傑作として名高い作品。薔薇に囲まれた城館に住む“姫”と姫を守る四騎士に、“D”がどう挑むのか――ご期待ください。
連載は毎月15日と30日の月2回 昼11時更新予定。初回は一挙2話公開となっています。
「薔薇姫」あらすじ
遥か未来。地球の支配者となったのは超常の力と超科学力を持つ吸血鬼だった。吸血鬼は貴族として人類を長い間支配していた。
とある辺境の地。薔薇に埋もれた城館に住む“姫”と呼ばれる貴族がいた。しかし領地の村の中にも貴族の支配にあらがう者が現れ、“姫”の報復も苛烈なものとなっていく。
惨劇が繰り返される中、吸血鬼ハンター“D”が村へと足を踏み入れた。
★▼連載サイト「ソノラマ+」:https://sonorama.asahi.com/comic/d-episode01.html
著者プロフィール
■原作:菊地秀行(きくち・ひでゆき)さん
1949年生まれ、千葉県出身。青山学院大学卒業。1982年「魔界都市<新宿>」でデビュー後、<吸血鬼ハンター><魔界都市ブルース><妖魔戦線><魔界医師メフィスト>シリーズなどを精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF、ホラー映画愛好家としても有名である。
■漫画: 鷹木骰子(たかき・さいこ)さん
イラストレーター、漫画家、デザイナー。『バンパイアハンターD』(メディアファクトリー)にて漫画家デビュー。近年は夫婦ユニット「るるい宴」としても活動している。
吸血鬼ハンター(8) D‐薔薇姫 菊地秀行 (著), 天野喜孝 (イラスト) 薔薇に埋もれた城館に住む“姫”と呼ばれる貴族と、それに仕える忠節無比の四人の騎士は、妖物や天災から村を守る一方、命に背く村人を容赦なく惨殺して、長い年月、村を支配下に置いてきた。だが、時の流れはこの村にも貴族の支配に疑念を抱く若者を生み、それに対する姫の側の報復も凄惨の度を増した。そして、惨劇のさなか、Dが村に足を踏み入れた。 |
【関連】
▼D-薔薇姫/episode01[マンガ無料ためし読み]|ソノラマプラス
◆ウクライナ戦争を描いた蔵本千夜さん『Battle Scar』が刊行 取材を基にしたエピソードも多数収録 | 本のページ
◆ニコ・ニコルソンさん〈短歌コメディ〉『呪文よ世界を覆せ』第1巻刊行記念「短歌募集企画」優秀作品を発表 | 本のページ
◆メグマイルランドさん初連載作品を書籍化た『棕櫚の木の下で』第1巻が刊行 | 本のページ
◆新芥川賞作家・朝比奈秋さんデビュー作『私の盲端』が文庫化 | 本のページ