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異例の「お言葉」に反響! 彬子女王殿下『赤と青のガウン』が25万部に到達

SNSの反響を受け文庫化された、彬子女王殿下のご著書『赤と青のガウン オックスフォード留学記』(2024年4月3日発売/PHP研究所)が5月20日出来で10万部突破しましたが、テレビでの単独インタビューなどによる更なる反響を受け、PHP研究所は大重版を決定、累計発行部数は25万部(10刷・7月2日出来)に到達します。

 

異例のインタビューがフジテレビで放送され大反響 各書店ランキングで第1位&累計発行部数は10→25万部へ大増刷

読者のX(Twitter)での投稿がきっかけとなり、SNSで大バズりしている『赤と青のガウン』について、彬子女王殿下がフジテレビの単独インタビューに応じられました。

ご著書がベストセラーになった感想をご自身の言葉で述べられ、6月4日に「めざまし8」「Live News イット!」でその模様が放送されると、「ユーモアのあるお話が面白すぎる」「皇族の方から“バズる”という言葉が聞けるとは」など、親しみやすいお人柄が表れたインタビューに、さらに反響が拡がっています。

 
インタビューの放映後、書店、ネット書店に注文が殺到し、Amazon売れ筋ランキング本(6月4日調べ)、トーハン週間ベストセラー文庫部門(6月11日調べ)、日販週間ベストセラー文庫部門(6月11日調べ)でいずれも第1位になるなど、各書店ランキングで軒並みトップにランクインしました。

増刷を決めても、それを上回る注文が入るため、増刷4回、合計10万部の重版でこれに対応。『赤と青のガウン』は、7月2日出来10刷をもって累計25万部に到達することになりました。

 
★〔参考〕SNSでバズった彬子女王殿下の留学記が発売即重版決定 『赤と青のガウン』文庫版が大反響:https://newscast.jp/news/2170379

 

PHP文庫『赤と青のガウン』について

本書は、女性皇族として初めて、海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記の文庫版です。

 
本書の魅力は、何といっても一般人では体験し得ない、プリンセスの日常を垣間見ることができる点です。格安航空で移動したときのハプニングや、ロンドン郊外の空港のチェックインである事情により止められてしまったこと、エリザベス女王陛下(2022年、96歳で崩御)とのふたりきりのアフタヌーン・ティーでの秘話、さらには皇族であることに気づかない日本人留学生と、しばらくそのまま会話を続けられたり……留学生活のエピソードがありのままに綴られています。

 
【本書の主な内容】
◆おわりとはじまり
◆英語の壁
◆側衛に守られるということ
◆子どものころからの習慣
◆外国でのハプニング
◆授業のこと
◆古代ケルト史を学ぶ
◆マートン・コレッジの一日
◆フォーマル・ディナーの楽しみ
◆海外で頑張る日本人留学生たちの進路
◆「浮世絵はどのようにみるものなのか」
◆アフタヌーン・ティーを女王陛下と
◆バッキンガム宮殿へのお招きの連絡
◆英国の電車の思い出あれこれ
◆二度目の留学
◆何をやってもうまくいかない日
◆法隆寺金堂壁画
◆英国の食あれこれ
◆美術史研究者の試練
◆謎の侵入者
◆お雑煮とスコーン
◆博士論文性胃炎
◆博士論文への二つの壁
◆人生でいちばん緊張した日
◆たくさんのおめでとうのあとで……
◆生まれて初めての猛抗議
◆心からの「最終報告書」
〔ほか〕

 
【本書の一部抜粋記事 と テレビ局のインタビューでも触れた書店での出来事を綴られた特別寄稿記事】

★彬子女王殿下の留学生活の思い出「エリザベス女王陛下とのアフタヌーン・ティー」
https://shuchi.php.co.jp/article/10950
英国留学中に彬子女王殿下が経験した「エリザベス女王とのアフタヌーン・ティー」で何が起きたのか? 殿下が当時を振り返られます。

★彬子女王殿下が、ロンドン郊外の空港のチェックインで「さんざん待たされた」特別な理由とは?
https://shuchi.php.co.jp/article/10951
英国留学中に彬子女王殿下が経験された「ヨーロッパ旅行中のトラブル」について、ご紹介します。

★彬子女王殿下が、いつもの「本屋パトロール」中に起きた奇跡的な出来事〈特別寄稿〉
https://shuchi.php.co.jp/article/11023
先日文庫化された『赤と青のガウン』をご執筆された彬子女王殿下が、本屋さんで遭遇された奇跡的な出来事とは…?

 

著者プロフィール

彬子女王(あきこじょおう)殿下は、1981年(昭和56年)に故寛仁親王殿下の第一女子としてご誕生。学習院大学を卒業後、英国オックスフォード大学マートン・コレッジに留学され、女性皇族初の博士号を取得してご帰国(専攻は日本美術)。

立命館大学総合研究機構のポストドクトラルフェロー、特別招聘准教授を経て、現在は日本・トルコ協会総裁、一般社団法人日英協会名誉総裁、公益社団法人日本プロスキー教師協会総裁、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会名誉総裁、一般社団法人心游舎総裁、京都産業大学日本文化研究所特別教授、京都市立芸術大学客員教授など、お役職多数

 

赤と青のガウン オックスフォード留学記 (PHP文庫)
彬子女王 (著)

女性皇族として初めて海外で博士号を取得された彬子女王殿下による英国留学記。待望の文庫化!

≪赤と青のガウン。それは、私が博士課程を始めたときからいつか着る日を夢みてきたものだ。五年間の留学生活中、何人もの友人が博士課程を無事修了し、オックスフォードを旅立っていく様子を何度も見送ってきた。晴れ晴れとした表情でこのガウンを身にまとい、学位授与式が行われるシェルドニアン・シアターから出てくる友人たちの姿は、誇らしくもあり、またうらやましくもあった。オックスフォード大学の厳しい博士課程を成し遂げた者しか袖を通すことを許されない赤と青のガウンは、くじけそうになったときにふと頭に浮かび、オックスフォードに来たときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だった。≫(「あとがき」より抜粋)

英国のオックスフォード大学マートン・コレッジでの、2001年9月から1年間、そして2004年9月から5年間の留学生活の日々――。当時の心情が瑞々しい筆致で綴られた本作品に、新たに「文庫版へのあとがき」を収録。

 
【関連】
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