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口コミから広がり、韓国で35万部突破!ユン・ジョンウンさん初の長編小説『マリーゴールド町 心の洗濯屋さん』が刊行

韓国発のヒーリングエッセイ『好きに生きても大丈夫』の著者ユン・ジョンウンさんによる初の長編小説『マリーゴールド町 心の洗濯屋さん』邦訳版が扶桑社より刊行されました。

 

疲れた心にじんわり沁みるヒーリングファンタジー小説『マリーゴールド町 心の洗濯屋さん』

韓国では口コミから人気が沸騰し、韓国オンライン書店が選ぶ「2023年小説ベストセラー」で1位に輝いた本書は、累積販売部数35万部を突破、世界各国で翻訳が決定しています。イギリスのDoubledayが世界英語権を契約済みのほか、台湾、イタリア、インドネシア、ブラジル、フランス、ロシア、トルコにも版権が輸出されるなど、話題を呼んでいます。そんななか、今回の邦訳版が世界で初めての翻訳版の出版となりました。

 
「続きが気になりすぎて、有給を取ってしまった」「読後、深い余韻からしばらく抜け出せなかった」と、著者のユン・ジョンウンさんが描くやさしい世界に魅了される読者が続出しています。

 
【あらすじ】

――たとえば、の話だけど。
後悔していることをやり直せたら、
心の傷になっている落ちないシミみたいな痛みを消せたら、
あなたは幸せになれる?
本当にそれを消すだけで、幸せになれるのかな。

 
「悲しみを癒す力」と「願いを現実にする力」を持つ少女ジウン。
ある日突然、愛する両親が消え、ジウンはひとりぼっちになってしまう。
魔法の力で何度も生まれ変わり、あちこち探し回るが、両親は見つからない。
100万回目に生まれ変わったとき、ジウンは「心の洗濯屋さん」を開くことを決意する。

 
夢に破れた青年、失恋の痛みを抱える女の子、家族との関係に悩むインフルエンサー……。

 
訪れてきた人々の「心の痛み」を洗濯するうちに、ジウンはある大切なことに気づく。
真夜中に突然現れた不思議な洗濯屋さんの物語。

 

著者プロフィール

 
■ユン・ジョンウンさん

エッセイスト、小説家。慶熙大学経営大学院文化芸術経営学科修士課程修了。2008年、エッセイ『20代女性のための自己啓発ノート』で作家デビュー。

2012年、短編小説『甲乙の時間』が第11回人生の香り・東西文学賞小説部門の銀賞を受賞。著書に、エッセイ『好きに生きても大丈夫 いつも人に気を遣ってばかりで自分を見失ってしまったあなたへ』(SBクリエイティブ)、『本当はこの言葉を聞きたかった』、『今のままでも大丈夫』などがある。

 
■訳:藤田麗子(ふじた・れいこ)さん

フリーライター&翻訳家。福岡県福岡市出身。中央大学文学部社会学科卒業。訳書に、キム・ジェシク著『いい人にだけいい人でいればいい』、『たった1日もキミを愛さなかった日はない』(ともに扶桑社)、クォン・ナミ著『翻訳に生きて死んで 日本文学翻訳家の波乱万丈ライフ』(平凡社)、クルベウ著『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(ダイヤモンド社)などがある。

 

マリーゴールド町 心の洗濯屋さん
ユン・ジョンウン (著), 藤田 麗子 (翻訳)

 


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