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【和辻哲郎文化賞】保阪正康さんと竹峰義和さんが受賞

姫路市(兵庫県)は2月5日、第30回和辻哲郎文化賞の受賞作を発表しました。

 

第30回和辻哲郎文化賞 受賞作について

 
■一般部門
保阪正康さん(ノンフィクション作家)
『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房)

■学術部門
竹峰義和さん(東京大学大学院准教授)
『<救済>のメーディウム ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ』(東京大学出版会)

 
選考委員は、一般部門が梅原猛さん、山折哲雄さん、阿刀田高さん、学術部門が野家啓一さん、関根清三さん、黒住真さんです。

受賞者には、賞金各100万円が贈られます。授賞式は3月4日、姫路市市民会館にて開催。

 

和辻哲郎文化賞について

和辻哲郎文化賞は、姫路市制百周年と姫路出身の哲学者・和辻哲郎(明治22~昭和35)の生誕百年を記念して、昭和63年度に姫路市が創設した学術賞です。

和辻哲郎の幅広い学的業績を顕彰し、「和辻哲学の今日的意義を国の内外にわたって探るとともに、研究者の育成かつ市民の文化水準の向上に資する」ことを目的とします。一般部門と学術部門で構成。

一般部門は、和辻哲郎が「文学、歴史、芸術などさまざまな領域において横断的かつユニークな著作を世に問い、広範な読者に訴えかけたスケールの大きな学者であった」ことを鑑み、文化一般におけるすぐれた著作に与えられます。

学術部門は、和辻哲郎が専門とした哲学、倫理学、宗教、思想、比較文化といった領域での学術的水準を備えた、すぐれた研究に与えられます。

 

第30回和辻哲郎文化賞 授賞式について

姫路市は第30回和辻哲郎文化賞の授賞式への参加者を募集しています。
授賞式への参加者を希望される方は、姫路文学館まで、往復はがきにてお申し込み下さい。
なお、記念講演のみの参加はできません。

 
■日時:2018年3月4日(日)13時30分~16時

■内容
 ・式典(13時30分~14時50分)
 ・記念講演(15時~16時)

■会場:姫路市市民会館大ホール

■記念講演会について
・講師:日本文学研究者・国文学研究資料館館長 ロバート キャンベルさん
・演題:「野分のように吹き去る猛烈」な日本人の心 ―和辻哲郎を起点として、江戸時代を振り返りながら―

■申込方法
・往復はがき(1人1枚)に「第30回和辻哲郎文化賞授賞式参加希望」と明記し
  (1)郵便番号 (2)住所 (3)氏名 (4)電話番号
 を記入して、姫路文学館(姫路市山野井町84番地)までお送りください。
・締切:2月16日(金)当日消印有効
・定員700人 申込者多数の場合は抽選。
 車椅子席や手話通訳などのご希望があれば、申込み時にお知らせください。

※詳細は、http://www.himejibungakukan.jp/watuji/jyusyoushiki/ をご覧ください。

 

ナショナリズムの昭和
天皇制とは何か。国のあるべき姿とは何か。1945年8月15日以前と以後の国家像を検証し、後世に受け継ぐべき理念を探る1500枚。

 
〈救済〉のメーディウム: ベンヤミン、アドルノ、クルーゲ
“救済”とは、テクストに潜在する、打ち捨てられた過去の事象のアクチュアリティを解放すること。ベンヤミン、アドルノ、クルーゲが描き出す星座的布置の閃光。

 
【関連】
姫路文学館 | 第30回和辻哲郎文化賞授賞式

 


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