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生きものの数だけ、不思議がある!福岡伸一さん〈生命の謎を追究する科学エンタテインメント〉『森羅万象 我々はどこから来て、どこへ行くのか』が刊行

『生物と無生物のあいだ』で知られる福岡伸一さんのエッセイ集『森羅万象 我々はどこから来て、どこへ行くのか』が扶桑社より刊行されました。

 

88万部超『生物と無生物のあいだ』の著者・福岡伸一さんが贈る! 生命の謎を追究する科学エンタテインメント

『森羅万象 我々はどこから来て、どこへ行くのか』は、生物学者でありベストセラー作家である福岡伸一さんが、生物学や生き物をフックに書いたエッセイ集です。

 
「特別な生物としての人間をめぐる森羅万象について、福岡ハカセがあれこれ眺めてみたエッセイ集である。そうそう、もう一つ人間の知性がなし得る高度な営みがある。それは笑うこと。人生に倦んだり、何かに煮詰まったりしても、それを笑いに変えることができれば、昇華することができる。このエッセイがそんな笑いのヒントになれば著者として幸いである。」
(本書「まえがき」より一部抜粋)

 
※ 本書は、VJAグループ発行の情報誌『VISA』に連載中の「福岡伸一の森羅万象 ミステリー・オブ・ライフ」(2020年5月号~2023年9+10月号)に「はじめに」を加えて、加筆・修正し、書籍化したものです。

 

本書の構成

▼Chapter1:“いのち”とは何か?~「動的平衡」でみる生命の流転~
・いのちってなんですか?
・生命は左利き
・リュウグウの砂
・生命は利己的ではなく利他的
・生成AIvs人間
など

▼Chapter2:人間の知らない“生物の美しき多様性”
・蝶、その美しき“メタモルフォーゼ”
・アリとキリギリス異聞
・ドクトル福岡の“ガラパゴス航海記”
・謎の深海古代魚
・“みなしごハッチ”の真実
など

▼Chapter3:DNA研究は新たなステージへ~人類の起源を巡る旅~
・遺伝子編集技術の新たなステージ
・ノーベル賞に込められたメッセージ
・発想のありか
・ノーベル賞予想はずれる
・細胞に学ぶ人生の意味

▼Chapter4:フクオカ少年と未知の世界への扉
・顕微鏡の先に広がる新しい世界
・科学を推し進めた、偉大なる“素人力”
・“科学で糧を得る”その遠く長い道のり
・光の画家・フェルメールとの出会い
・未来の“センス・オブ・ワンダー”
など

 

著者プロフィール

福岡伸一(ふくおか・しんいち)さんは、1959年生まれ、東京都出身。京都大学卒業。米国ハーバード大学研究員、京都大学助教授などを経て、現在、青山学院大学総合文化政策学部教授。分子生物学専攻。専門分野で論文を発表するかたわら、一般向け著作・翻訳も手がける。

2007年に発表した『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書)はサントリー学芸賞および中央公論新書大賞を受賞し、88万部を超えるベストセラーとなる。他に『プリオン説はほんとうか?』(講談社ブルーバックス、講談社出版文化賞)、『ロハスの思考』(ソトコト新書)、『生命と食』(岩波ブックレット)、『できそこないの男たち』(光文社新書)、『動的平衡』(木楽舎)、『世界は分けてもわからない』(講談社現代新書)、週刊文春の連載をまとめたエッセイ集『ルリボシカミキリの青』(文藝春秋)など、著書多数。

現在、ヒトがつくりかえた生命の不思議に迫る番組、NHK-BS「いのちドラマチック」にレギュラーコメンテーターとして出演。また、生物多様性の大切さを伝えるための環境省の広報組織「地球いきもの応援団」のメンバーもつとめた。

 

森羅万象 我々はどこから来て、どこへ行くのか
福岡 伸一 (著)

88万部超『生物と無生物のあいだ』の著者が贈る!
生命の謎を追究する科学エンタテインメント
生きものの数だけ、不思議がある。

 


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