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DIYバイオから遺伝子治療、AI創薬まで…未来はここにある! 黒田裕樹さん『希望の分子生物学』が刊行

慶應義塾大学教授・黒田裕樹さんが医療、産業、環境など社会へ広範な影響を及ぼす「分子生物学」が導く驚きの未来像をわかりやすく解説する『希望の分子生物学 私たちの「生命観」を書き換える』がNHK出版より刊行されました。

 

慶應SFC人気教授による目からウロコの講義!

本書の著者は、慶應義塾大学での講義が履修倍率6~7倍という高い人気を誇る黒田裕樹教授。近年、分子生物学の領域では新発見・新技術が毎年のように生み出されています。ノーベル賞には三つの科学系カテゴリがありますが、そのうちノーベル生理学・医学賞においてはほぼ毎年、ノーベル化学賞においては約半数が分子生物学に関係のある内容です。

 
今後、社会に与えるインパクトがより一層大きくなると予想される分子生物学とは、いったいどんなものなのか?
また、それが導く未来予想図とは?
…豊富な実例を紹介しながらわかりやすく教えてくれます。

 

本書の構成

はじめに 大学で生物学を教えるということ

第1章 現代生命科学のルーツをおさえる

第2章 20世紀の生命科学革命

第3章 ここまで来た驚異の21世紀生物学

第4章 ヒトが住める地球環境を導く生物学

第5章 遺伝子組換えの未来

第6章 創薬や治療法の未来

第7章 未来を描いたSF世界を考える

 

著者プロフィール

黒田裕樹(くろだ・ひろき)さんは、1973年生まれ、京都府出身。名古屋大学理学部分子生物学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科修了(博士)。UCLAにてポスドク、静岡大学教育学部理科教育講座にて准教授を務めたのち、慶應義塾大学環境情報学部准教授を経て、現在同大学教授。

著書に『休み時間の分子生物学』(講談社)がある。

 

希望の分子生物学: 私たちの「生命観」を書き換える (NHK出版新書)
黒田 裕樹 (著)

DIYバイオから遺伝子治療、AI創薬まで慶應SFC人気教授による目ウロコの講義!

分子生物学という分野は、医療、産業、環境など社会へ広範な影響を及ぼすだけでなく、生物学的な〈わたし〉という存在への理解を深めるのにも役立つ。本書では、分子生物学が導く驚きの未来像をわかりやすく、豊富なたとえを駆使して解説。読了後、人間と生命を読み解く解像度が格段に上がる!

 


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