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【訃報】直木賞作家・葉室麟さんが死去 『蜩ノ記』『銀漢の賦』など

直木賞作家の葉室麟(はむろ・りん)さんが12月23日、病気のため福岡市内の病院で死去しました。66歳。福岡県北九州市出身。葬儀は親族で執り行われます。

 
葉室麟さんは、1951年生まれ。西南学院大文学部を卒業。地方紙記者などを経て、2005年に『乾山晩愁(けんざんばんしゅう)』で歴史文学賞を受賞。54歳でのデビューとなりました。

2007年に『銀漢の賦』で松本清張賞を、2012年に『蜩(ひぐらし)ノ記』で直木賞を、2016に『鬼神の如く 黒田叛臣伝」で司馬遼太郎賞を受賞。

『蜩ノ記』は、2014年に役所広司さん主演で映画化。『散り椿』が岡田准一さん主演で映画化され2018年公開予定。

著書は、『いのちなりけり』『秋月記』『花や散るらん』『恋しぐれ』など12年間で60冊以上(エッセイを含む)を刊行。

 

蜩ノ記 (祥伝社文庫)
第146回(平成23年度下半期) 直木賞受賞
手許に置きたい一冊。日本人の心をふるわす傑作時代小説!

命を区切られたとき、人は何を思い、いかに生きるのか?

豊後羽根藩の檀野庄三郎は不始末を犯し、家老により、切腹と引き替えに向山村に幽閉中の元郡奉行戸田秋谷
の元へ遣わされる。秋谷は七年前、前藩主の側室との密通の廉で家譜編纂と十年後の切腹を命じられていた。
編纂補助と監視、密通事件の真相探求が課された庄三郎。だが、秋谷の清廉さに触れるうち、無実を信じるように なり……。凛烈たる覚悟と矜持を描く感涙の時代小説!

映画化決定! 2014年全国東宝系ロードショー
監督/小泉堯史(「雨あがる」「博士の愛した数式」)
出演/役所広司 岡田准一 堀北真希 原田美枝子

 
散り椿 (角川文庫)
かつて一刀流道場の四天王と謳われた勘定方の瓜生新兵衛は、上役の不正を訴え藩を追われた。18年後、妻・篠と死に別れて帰藩した新兵衛が目の当たりにしたのは、藩主代替わりに伴う側用人と家老の対立と藩内に隠された秘密だった。散る椿は、残る椿があると思えばこそ、見事に散っていけるもの―たとえこの世を去ろうとも、ひとの想いは深く生き続ける。秘めた想いを胸に、誠実に生きようと葛藤する人々を描いた感動長編!

 


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