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平田はる香さん『山の上のパン屋に人が集まるわけ』刊行記念!平田はる香さん×嶋浩一郎さんトークイベントを開催

長野県東御市の超人気店、パンと日用品の店「わざわざ」店主・平田はる香さんの初の著書『山の上のパン屋に人が集まるわけ』(サイボウズ式ブックス)の刊行を記念して、本屋B&Bにて、平田はる香さんと、博報堂執行役員・嶋浩一郎さんによるトークイベント「『わざわざすること、わざわざいくこと』を、わざわざ平田さんにわざわざ下北まで来てもらって考える。」が7月12日(水)にオンライン&リアル開催されます。

 

『山の上のパン屋に人が集まるわけ』刊行記念トークイベント 開催概要

 
【本書「はじめに」より】

《長野県、東御市にある御牧原台地。
私はこの山の上で、2009年から「わざわざ」というパンと日用品の店を営んでいます。
「わざわざ来てくださってありがとうございます」という意味を込めて名付けた店です。
一介の主婦が1人で始めた、パンと日用品の店。
移動販売と自宅の玄関先での販売からスタートして創業14年になる「わざわざ」は、2017年に法人化し、現在では3つの実店舗とオンラインストアを経営。
3億円の売上がある企業へ成長しました。

山の上で始めた小さなパン屋が大きく成長したという事実を見て、「田舎暮らしで夢を叶えた成功者」と思われているのかもしれません。
でも本当は、全然そんなことないのです。
パン屋を始めることになったのは、世の中の「ふつう」にうまく乗れなかった私が、唯一できそうなことだったからです。

幾多の経営本が世の中に溢れる中で、私が本を書く意味が果たしてあるのだろうか。
「辺境地で事業を始めてうまくいった事例」をノウハウとして書く意味はあるのだろうか。
自分に問うた結果、「ない」と思いました。
だから、この本では「心」を記そうと思います。
できるだけ忠実に私の心の変遷を描きたい。
内実に沿った情景を忠実になぞるような言葉を選んで記すことができたならば、それは読んだ人の数だけ形を変え、誰かの役に立つことができるかもしれない。
そう思って、この本を書き記します。》

 
長野県で2009年に日用品とパンの店「わざわざ」を開店し、現在は3つの実店舗とオンラインショップを経営する平田はる香さんが「わざわざ」の軌跡をまとめた初の著書『山の上のパン屋に人が集まるわけ』の発売を記念して、博報堂の執行役員で、内沼晋太郎さんと本屋B&Bを開業した嶋浩一郎さんが、平田さんと語り合うトークイベントが開催されます。

 
<イベント概要>

■開催日時:2023年7月12日(水)19:30~21:30 (19:00オンライン開場)

■場所:本屋B&B(東京都世田谷区代田2-36-15 BONUS TRACK 2F) + オンライン(Zoom)

■参加方法:以下のいずれかのチケットを購入してください。
◎来店参加(数量限定・1ドリンク付き):2,750円(税込)
◎配信参加:1,650円(税込)
◎書籍つき配信参加:1,650円+書籍『山の上のパン屋に人が集まるわけ』1,760円(いずれも税込)
※「書籍つき配信参加」の場合、書籍はイベント後の発送となります。

★詳細&申込み:https://bookandbeer.com/event/20230712_wws/

 

登壇者プロフィール

 
■平田はる香さん

「わざわざ」代表取締役社長。

2009年長野県東御市の山の上に趣味であった日用品の収集とパンの製造を掛け合わせた店「わざわざ」を一人で開業。2017年に株式会社わざわざ設立した。2019年東御市内に2店舗目となる喫茶/ギャラリー/本屋「問tou」を出店。2020年度で従業員20数名で年商3億3千万円を達成。2023年度に3、4店舗目となるコンビニ型店舗「わざマート」、体験型施設「よき生活研究所」を同市内に出店。また初の著作『山のパン屋に人が集まるわけ』がサイボウズ式ブックスより出版された。

★note:https://note.com/wazawazapan/

 
■嶋浩一郎(しま・こういちろう)さん

博報堂執行役員、博報堂ケトル取締役クリエイティブディレクター。

1968年生まれ、東京都出身。1993年博報堂入社。2001年、朝日新聞社に出向し若者向け新聞「SEVEN」の編集ディレクターを務める。2002年から2004年に博報堂刊「広告」編集長を務める。2004年、本屋大賞の立ち上げに参画。現本屋大賞実行委員会理事。2006年、既存の手法にとらわれないコミュニケーションを実施する「博報堂ケトル」を設立。2012年にブックディレクター内沼晋太郎さんと東京下北沢にビールが飲める書店「本屋B&B」を開業。

著書に『欲望する「ことば」「社会記号」とマーケティング』(松井剛さんと共著)、『人が動くものが売れる編集術 ブランド「メディア」のつくり方』『アイデアはあさっての方向からやってくる』など。

 

※以下はAmazonへのリンクです。

山の上のパン屋に人が集まるわけ(サイボウズ式ブックス)
平田はる香(わざわざ) (著)

・年間3万人以上が来店
・自費出版が9千部完売
・健やかに、年商3億円

都会でうまく生きられずに、長野の地へ。
1人の主婦が移動販売から始めた店は、なぜこんなにも支持されるのか?

パンと日用品の店「わざわざ」代表、平田はる香初の著書がついに出版。

●どこで売る?(どこでお金を稼ぐのか)
→ 駅前の立地がいい場所ではなく、公共交通機関のない山の上
●何を売る?(何をお金に変えるのか)
→ 菓子パンで太ったお客さまを見て、商品を食事パン2種類に
●誰に売る?(誰からお金をもらうのか)
→ テレビの特集で押し寄せた人に対して、「来ないでください」

うまく生きることよりも、健やかでいられる方法を。

●パン屋が人間らしい生活をできないのはふつう
●売上を長時間労働でカバーするのはふつう
●利益を出すために人件費を削るのはふつう
●お客さまに「NO」と言えないのはふつう
●成功のためにはヒエラルキーに従うのがふつう

心を犠牲にしてまで、守るべき「ふつう」なんてない。

 
【関連】
平田はる香×嶋浩一郎「『わざわざすること、わざわざいくこと』を、わざわざ平田さんにわざわざ下北まで来てもらって考える。」『山の上のパン屋に人が集まるわけ』(サイボウズ式ブックス)刊行記念 – 本屋 B&B

 


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