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車椅子のパリコレモデル・葦原みゅうさん『私はないものを数えない。』が刊行

パリ&ミラノコレクションのランウェイを車椅子で歩いたモデル・葦原海(あしはら・みゅう)さんの初の著書『私はないものを数えない。』がサンマーク出版より刊行されました。

 

「両足をなくした。でも、世界は“できること”であふれてる!」

SNS総フォロワー数70万人超、2022年秋にミラノコレクション、2023年春にパリコレクションのランウェイを歩き、歌手MISIAさんのアリーナツアーでバックダンサーもつとめるなど、日本はもとより世界中が注目する車椅子モデル・葦原海さん。

 
両足をなくしても、「そんなの関係ない!」とばかりに、やりたいことにまっすぐに、毎日を楽しみ尽くす葦原さんの姿は、幸せとは、何かが「ある」とか、「ない」では決まらないことを教えてくれます。

 
「#車椅子女子」という“ハッシュタグ”を超えたその圧倒的行動力と、究極のポジティブなものの見方・考え方が、ファンならずとも「応援したい」と大反響を呼ぶ葦原さん。

 
その、究極の前向きさと、底抜けに明るい「心持ち」、そして「やりたいことをやりつくす」圧倒的行動力に、思わず心動かされ、「やろう!」と背中を押されること請け合いの一冊です。

 
<本文より抜粋>

●起きた出来事は、変えられない。でも、それをどう受け止めるかは、自分で決められる。

●チャンスはかわいいリボンをつけて、キラキラやってくるとは限らない。
「できれば起きてほしくない」って出来事が、チャンスに変身する……!

●両足をなくして、「私はこれ」って選べるようになった。
無数にあった選択肢がほどよくしぼられて、それでもまだまだたくさん選択肢はあって、快適で、ちょうどいい。
好きなように選んで、好きなように楽しんで、だからとてもハッピーだ。

●「理想どおりじゃないから自分が嫌い」で終わるのはもったいない。
理想に近づく努力をしつつ、「まあいいやん」とマイペースで明るくいく。

 

本書の構成

はじめに 両足のないモデルがランウェイに。

第1章 足のないモデル誕生「他にいないなら、私がなる」
01:たった一つの出来事で「冷たい人」と決めつけたら、もったいないという話
02:「大道具さん」への夢はめぐりめぐって今につながるって話
03:コロナで仕事がなくなり、SNSでバズって、今に至るって話

第2章 「せっかく生きてるし!」いつでも楽しさは見つかる
04:足がないことより、スマホがないことに絶望した話
05:「これのどこがかわいそうに見えるのかな?」が素直な気持ちという話
06:退院してすぐレンタル車椅子でディズニーに行った話

第3章 私はまた私に生まれたい。葦原海はこうしてできた。
07:「LINEの連絡先と断絶?」で、一番の親友と巡り会えたみたいな話
08:友だちとは愚痴じゃなく、「未来の話」でつながりたいって話
09:足を姫にあげて、「うちの餃子」がいちばんだと気がついた話

第4章 世界がバリアフリーじゃなくても、私は私の役目を生きている。
10:歌舞伎町でナンパされて、バリアフリーじゃない自分に気づいた話
11:初めての海外旅行で「ライブで生きる楽しみ」を味わい尽くした話

おわりに 世界は「できること」であふれてる。

 

著者プロフィール

著者の葦原海(あしはら・みゅう)さんは、モデル・SNS総フォロワー数70万人のインフルエンサー・観光アドバイザー。

1997年生まれ。高校在学中の16歳で事故に遭い、両足を切断。専門学校在学中、NHK番組内のファッションショーへの出演をきっかけに「エンタメの力で健常者と障がい者の壁を壊す!」と決意し、モデル活動を開始。

「障がい者はかわいそう」という思い込みにとらわれず本当の姿を知ってほしいと、車椅子ユーザーの入浴やトイレのリアル、旅行、一人暮らしなど、NGなしであらゆる質問に答えて大反響を巻き起こす。2021年、東京パラリンピック閉会式にパフォーマーとして出演。2022年にはミラノコレクション、2023年にはパリコレクションのランウェイを車椅子で歩くほか、歌手MISIAさんのアリーナツアーではバックダンサーとして出演するなど、その活動に世界が注目。

「障がいがあるのにポジティブ、じゃなくて明るいのは生まれつき」と、自他ともに認める明るく素直な性格で、ファン多数。「車椅子モデル・葦原海」を超えた一人の女性として、「見ているだけで勇気が出る」「大好きだから応援したい!」と小学生から親世代まで、男女を問わず熱い支持を集めている。

★YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@myu_ashihara

 

私はないものを数えない。
葦原 海 (著)

SNS総フォロワー数70万人! パリ&ミラノコレクションのランウェイを車椅子で闊歩。
その圧倒的行動力に世界が注目する“両足のないモデル”が
初めて本を書いた! 「世界は“できること”であふれてる!」

 


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