『優雅なハリネズミ』著者ミュリエル・バルベリさん最新作『京都に咲く一輪の薔薇』刊行記念!トーク&サイン会を開催
フランス政府公式機関であるアンスティチュ・フランセ関西では、毎年秋に開催する文芸フェスティバル「読書の秋2022」において、世界的なミリオンセラー『優雅なハリネズミ』で知られるフランス人女性作家ミュリエル・バルベリさんを迎えてトーク&サイン会を開催します。
京都に暮らしたバルベリさんが最新作『京都に咲く一輪の薔薇』について語る!
最新作『京都に咲く一輪の薔薇』では、自身の日本とのつながり、とりわけ京都との絆を再び深めており、京都の伝統や自然に対する美しいオマージュが捧げられています。
今回のイベントでは、日本文化へ常に深い眼差しを向けている著者が、インスピレーションや制作の裏側について語ります。
<読書の秋2022「ミュリエル・バルベリ『京都に咲く一輪の薔薇』トーク&サイン会」開催概要>
■開催日時:2022年11月17日(木)19:00~21:00(受付18時半~)
■会場:京都経済センター 7階会議室(京都市下京区 室町東入函谷鉾町78)
※フランス語、日本語逐次通訳付き
■入場料:無料
■定員
◎会場参加:先着20名
◎オンライン参加:100名
■参加方法
【トーク】
◎会場参加 :参加無料・事前申し込み/予約専用申込フォーム:https://forms.gle/wqKJtc8ju4Aq9GQLA
◎オンライン参加:どなたでも参加できます。
【サイン会】
当日会場にて著書を購入すると参加できます。
■主催:アンスティチュ・フランセ関西
■共催:大垣書店京都本店
★イベント詳細:https://www.institutfrancais.jp/kansai/agenda/2022fa11/
『京都に咲く一輪の薔薇』について
ローズと言う主人公は初来日。亡くなった知らない父が、彼宛ての手紙を残していった。でも、日本までこんなに遠い旅に出るというのは、ありえない。といいながら、京都に到着した彼女は、現代美術商だと言われる男の家に連れて行かれる。
突然、没収された過去と向き合い、ローズは苦味と怒りを感じざるを得ない。しかし、彼女は京都ならではの魅力を感じてしまい、亡父のアシスタントであるポールの案内で、毎日、京都の寺院や庭園、亡父が想像した旅程である不思議な地図帳を発見し、本当の自分のことも知るすることになる。
本書は、出自の風景の中心に立つことになった女性が、真実の愛の物語が起こるその独特の場所へと向かう旅の中で、変容していく女の物語です。
著者プロフィール
著者のミュリエル・バルベリさんは、1969年生まれ。高等師範学校で哲学の教員資格を取得し、大学などで教鞭を執った後、小説家に転じ、2000年に『至福の味』でデビュー。同書はフランス最優秀料理小説賞を受賞し、14カ国語に翻訳された。第二作となる『優雅なハリネズミ』(2006年、以上早川書房刊)は、全世界で200万部を超えるベストセラーとなった。
第五作となる本書『京都に咲く一輪の薔薇』を2020年に刊行後、2022年に発表された本書の前日譚ともいえるUne heure de ferveur(情熱の一時間)は、フランスで最も権威ある文学賞、ゴンクール賞にノミネートされた。
京都に咲く一輪の薔薇 ミュリエル・バルベリ (著), 永田 千奈 (翻訳) フランス人のローズは、一度も会ったことのない日本人の父が他界したという報せを受け、京都にやって来た。美術商だった父のアシスタント、ポールと出会い、恋に落ちるが――。ひとりぼっちだった女性が、古都に癒され自分を見つめ直し、人生の意味を見出す。 |
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