15年の物語に幕を下ろした『ちはやふる』の青春ストーリーを出品総数500点以上で振り返る「ちはやふる展」が名古屋で開催

(c)末次由紀/講談社
松坂屋名古屋店では、「競技かるた」を題材とした末次由紀さんの少女漫画作品『ちはやふる』(2007年から『BE・LOVE』で連載/講談社)の展覧会を開催します。
15年の物語に幕を下ろし、8月1日に完結した人気漫画『ちはやふる』――その青春ストーリーを出品総数500点以上で振り返る
読者をひきこむ情熱的なストーリーは多方面から高い評価を受け、3期にわたるアニメ化や豪華俳優陣による実写映画化、長期連載も相まって何世代にも及ぶファンに愛読されてきました。
物語は今まさにクライマックスに突入し、千早、太一、新の3人に加え個性豊かなライバルたちの「競技かるた」をめぐる友情と戦いが、今年8月1日に完結しました。
名古屋は完結後、初の開催会場となります。本展では、出品総数500点以上のスケールで『ちはやふる』の青春のストーリーを原画で一挙に振り返ります。
本展のための描き下ろしをはじめ、本展初公開のカラー原稿も登場します。貴重な設定資料や調査メモに加え、技巧を凝らして描かれる制作風景や末次さんが作品にかける思いを語った映像などを通して作品創作の裏側も紹介し、15年間の歴史を振り返りながら『ちはやふる』の魅力のすべてに迫ります。
<展示作品>
出品総数は 500 点以上!本展のための描き下ろしや初公開のカラー原稿も。

(c)末次由紀/講談社
※会場でしか手に入らない展覧会オリジナルグッズも盛りだくさんです。
「ちはやふる展」開催概要
■期間:2022年8月10日(水)~8月29日(月) 10時~18時
※最終日は17時閉場
■場所:松坂屋名古屋店 本館 7階大催事場
■入場料:一般・大学生=1,300円、中高生=800円、小学生以下無料(※全て税込金額)
■主催:朝日新聞社、大丸松坂屋百貨店
■協力:一般社団法人全日本かるた協会、一般社団法人ちはやふる基金
■総監修:末次由紀
■特別協力:講談社
★詳細:https://dmdepart.jp/museum/nagoya/chihayafuru/
著者プロフィール
著者の末次由紀(すえつぐ・ゆき)さんは、福岡県出身。1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が『なかよし増刊』(講談社)に掲載されデビュー。
2007年から『BE・LOVE』(講談社) で『ちはやふる』の連載を開始。2009年に同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。2011年『ちはやふる』で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。単行本は2022 年7月現在、49巻まで発売、シリーズ累計2700万部超。

まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校6年生の千早。
そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新。大人しくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。
まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!
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