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孤独を愛し、大自然を友とする幸福な日々――人生を大きく変えた10人の美しいストーリー『NO SIGNAL 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ 10人の生き方』が刊行

ブリス・ポルトラーノさん著『NO SIGNAL(ノーシグナル) 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方』(訳:山本知子さん)

ブリス・ポルトラーノさん著『NO SIGNAL(ノーシグナル) 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方』(訳:山本知子さん)

日経ナショナル ジオグラフィックより、ブリス・ポルトラーノさん著『NO SIGNAL(ノーシグナル) 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方』(訳:山本知子さん)が刊行されました。

 

孤独を愛し、大自然を友とする最良の人生――写真と文で、現代の隠者を世界各地に訪ねる

本書は、北はフィンランドから南はアルゼンチンまで、自然とともに生きるために人生を変える決断をした人々を訪ね、その素晴らしい日々を写真と文で記録した一冊です。

 
著者はヘンリー・ソローの『森の生活』に触発され、ソローのように生きる人を探そうと思い立ちます。

たとえば、都会での暮らしに疑問をもち、大学卒業後、最も近い街から350kmも離れた場所で犬たちと暮らすティニヤ。テヘランの大学教授職を投げうって、ペルシャ騎士の伝統を守ろうと砂漠地帯の山に移り住むアリ。ノルウェーの無人島で灯台守として暮らす元ジャーナリストのエレナ。米国での暮らしに疲弊して、ギリシャの廃村で新しい人生を始めたポーランド出身のシルヴィア。

 
……「なぜこの生活を選んだのか?」「決断のきっかけは?」「現在はどのように暮らしているのか?」など、「一歩を踏み出した」人達の人生を知ることができます。

 
新型コロナウイルスの流行は、多くの人にとって働き方や生き方を見つめ直すきっかけともなりました。より自然が身近な暮らしをしたいと考える人も多いでしょう。

本書はそうした人にとって、実行に移した人たちの生き方・考え方・幸せな暮らしぶりを体験することができる、さらには背中を押してくれる本となるはずです。自由で非凡な生活を送り、新しい幸福を見つけた人たちの言葉や生活をご覧ください。

 

本書の目次

ティニヤ/北極の夢

アリ/ペルシャの騎手

バーニー/ボヘミアン

ザヤ/トナカイ飼い

ジョージ/野生の森

シルヴィア/ギリシャの島

スカイ/パタゴニアのガウチョ

ベン/自給自足

ジェリー/自由への探求

エレナ/灯台守

旅日誌

 

NO SIGNAL(ノーシグナル) 街を出て、大自然の中で暮らすことを選んだ10人の生き方
ブリス・ポルトラーノ (著, 写真), ナショナル ジオグラフィック (編集), 山本 知子 (翻訳)

ノルウェーの無人島で灯台守として暮らす、ギリシャの廃村で新しい人生を始める、
フィンランドのツンドラで犬と生きる、イランで古のペルシャ騎士の生活を守る、
モンゴルの少数民族とともにトナカイの遊牧をする、アメリカで完全な自給自足を目指す──

本書に登場する10人の多くは、都会で働いたり学んだりしていたものの、あるとき、自然とともに暮らすことを決意する。忙しない現代社会から脱出し、人の生活圏から遠く離れた辺境の地や、インフラも整わない山や無人島、廃村へと移り住んだ。
ガスも水道も電気も通っていない場所で、夢にまでみた孤高の日々を送る、満ち足りた日々。

ソローに触発された著者は、北はフィンランドから南はアルゼンチンまで、彼らを訪ね歩き、ともに暮らし、それぞれの紆余曲折と、願い通りの日々を送る今を、美しい写真と文章にまとめた。

 


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