謎解き募集します!ただし、お酒に関する事件限定で――。六畳のえるさん『酔いが回ったら推理どき』が刊行 〔ことのは文庫 6月〕
マイクロマガジン社は、オトナ女子向け文芸レーベル「ことのは文庫」より、六畳のえるさん著『酔いが回ったら推理どき 酩探偵天沢理香のリカー・ミステリー』(装画:倉秦さん)を6月20日に刊行しました。
ことのは文庫×エブリスタ「ライト文芸賞」大賞受賞作! 酔えば酔うほど推理が冴える、彼女は酩探偵!
本書は、唎酒師(ききさけし)の資格も持つ六畳のえるさんが、豊富なお酒の雑学をちりばめた“ほろ酔いミステリー”です。
<『酔いが回ったら推理どき』あらすじ>
社会人3年目の進藤久登(しんどう・ひさと)には、お酒を熱愛する年上の幼なじみがいる。
東京で働く会社員の天沢理香(あまさわ・りか)は、お酒を飲めば飲むほど推理が冴える特技を活かして、幼なじみ兼助手の久登とともに、SNSで謎解きを募集している。
ただし依頼の条件が2つ。
ひとつは「お酒がかかわる事件であること」、
もうひとつは「その謎に関係するお酒が飲める店で会うこと」。
つきあいたての恋人同士は、ハイボールですれ違う。
ビールが巻き起こす国際交流の危機!?
ふたりのもとには今夜もお酒が関係する悩み事とドラマが舞い込んでくる――。
お酒の知識と楽しさをちりばめた、一杯飲みたくなる推理劇。
◆先読みレビューを紹介!
生ビールください。って言いたくなりました。空腹で読むのは厳禁です。美味しい料理と様々なお酒に、ノックダウンです。日常の何気ない、だけど解けそうにない謎を華麗に解決。いい酔いが回ってきました。
(書店関係者)
お酒に関する薀蓄が深く料理もどれも美味しそう。何より理香さんが「人を幸せにするお酒」を目指して探偵を始めたということで、謎解きのあとにはこちらまで幸せになれるような温かいお話でした。
(レビュアー)
色々な種類のお酒と美味しそうなお料理の数々にお腹が鳴りました。店内の雰囲気もすごく伝わってまるで一緒にお店にいるような感覚。理香さんがお喋り感覚でお酒やお料理のことを教えてくれて、珍しいお酒やお料理もたくさんあって、目をギラギラ輝かせながら読みました。理香さんと久登くんの淡い恋模様もお酒の肴になりますね! 私はお酒がたくさん飲める方ではないですが彼女と飲めたらとっても楽しいだろうなぁ。
(書店関係者)
楽酔ミステリー。様々な種類のお酒が登場し、色、香り、味を楽しめます。さらに合わせて出てくる肴まで目の前に出されるかのよう。そしてビールの苦みのような過去への想い、日本酒の清々しさへのような友への想い、ハイボールの喉こしへの刺激のような謎解きの刺激、カクテルの甘さのような淡い恋模様とさまざまな楽しめ方ができます。
(書店関係者)
リーちゃんと飲んでみたい!リーちゃんのお酒のうんちくを聞きながら、おいしいお酒と、それにぴったりなおつまみを一緒に味わいたいですね。作中に出てくるバーなどがとてもリアルでした。個人的にはビール党なので、クラフトビールの話はとても面白かったです!
(書店関係者)
お酒にまつわる謎解きが専門の女性探偵。普段は明るく綺麗なお姉さんなのに、酔いが回ると人格が変わったように、自分の推理に没頭して、小さなヒントから謎を解き、依頼人の悩みを解決する。ヒントになるお酒の蘊蓄や、美味しそうなつまみも楽しめ、相棒役の年下幼馴染の恋心も応援したくなり、あっという間に読了。映像化してほしい。
(レビュアー)
これはまさに、新しい分野を切り開く新進ミステリーでした。まず、お酒関連のうんちくが素晴らしいです。そして、探偵役の女性のキャラクターが秀逸で、これって、漫画にしてほしいって思いました。細かい描写がしつこくなく、そして、そこに確かな救いがあって、とてもいい物語が誕生したと感じました。
(レビュアー)
オトナ女子向け文芸レーベル【ことのは文庫】について
「心に響く物語に、きっと出会える」
ことのは文庫は、マイクロマガジン社より発行しているオトナ女子向け文芸レーベルです。
2019年6月に創刊後、『わが家は幽世の貸本屋さん』や『神宮道西入ル 謎解き京都のエフェメラル』『極彩色の食卓』など様々な作品が登場しています。新作は毎月20日に発売。
★ことのは文庫公式サイト:https://kotonohabunko.jp/
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