19歳の内田也哉子さんが描く、友愛、恋愛、家族愛――『ペーパームービー』が復刊
内田也哉子さんの10代の著作『ペーパームービー』が、新しいあとがきを加えて新装版として朝日出版社より復刊しました。
「人生は、たいせつなシーンがつながりふくらむペーパームービー」
「親であれ、かけがえのない人であれ、命はいつか尽きる。だからこそ、その命が輝いているほんの束の間に出会い、過ごし、共に分かち合えるのは、この世の奇跡なのかもしれない。」
(「三度目のあとがき」より)
樹木希林さん、内田裕也さんというハゲシイ家族、そして運命のひと・本木雅弘さんとの出会い。
――人を愛するってどんなこと?くもりない瞳でつづられた傑作エッセイです。
<也哉子さんによる朗読で、本書の世界観を味わえる!>
〔各界からの推薦メッセージ〕
◆満島ひかりさん
希林さんが亡くなったと聞いた日から数日、雨が止まなかった。厳しく温かい音のする浄化の雨は、彼女が世に映してくれた愛の現象のようで涙が止まらなかった。内田也哉子さんの映した10代から今に、これまた涙が止まりません。ビッグスクリーンの愛の映画みたいです。カタチにならない感情や人物たちの勝手さ聡明さが、透明で虹色に生きていて――
私にはほーんっとにキマシタ。
◆高橋源一郎さん
ここには「ピュア」なものがある。
著者プロフィール
著者の内田也哉子(うちだ・ややこ)さんは、1976年生まれ。東京都出身。樹木希林さん、内田裕也さんの一人娘として生まれ、19歳で本木雅弘さんと結婚する。三児の母。
エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションのほか音楽ユニット“sighboat”でも活動。
著書に『会見記』『BROOCH』(ともにリトルモア)、樹木希林さんとの共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)、脳科学者・中野信子さんとの共著『なんで家族を続けるの?』(文春新書)、翻訳絵本に『たいせつなこと』(フレーベル館)、『ピン! あなたの こころの つたえかた』(ポプラ社)、『こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり』(早川書房)、『ママン 世界中の母のきもち』(パイ インターナショナル)などがある。
新装版 ペーパームービー 内田 也哉子 (著) |
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