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こうの史代さん『この世界の片隅に』原画展が福岡・名古屋・広島にて開催

こうの史代さん『この世界の片隅に』原画展が福岡・名古屋・広島にて開催

こうの史代さん『この世界の片隅に』原画展が福岡・名古屋・広島にて開催

5月に東京・渋谷にて開催された、「こうの史代『この世界の片隅に』原画展」が、多くの方からの反響を受け、このたび福岡・名古屋・広島の3都市にて巡回展として開催されることが決定しました。

なお、昨年度、「日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞」を受賞し、異例のロングラン上映となっているアニメ映画も9月15日にDVD・BDのパッケージの発売を迎えます。

 

こうの史代『この世界の片隅に』原画展について

本展は、こうの史代さんならではの柔らかく美しいカラーイラストや情感溢れるタッチで描かれたマンガ原稿など原画130点以上に加え、作品制作への取り組みが伺える取材ノートや手作り年表、使用した画材道具など貴重資料が展示される大ボリュームの展示会となっています。

上・中・下巻、それぞれから抜粋された名シーンの展示は、読書中の感動を蘇らせるとともに、担当編集による、こうの史代さんの細やかな描写についての補足もあり、新たな発見があると評判です。

また、様々な画材やタッチを駆使して描かれた原画は、1枚1枚が存在感を放ち、こうのさんの作品制作への真摯な取り組みを伺わせます。

(c)こうの史代/双葉社

(c)こうの史代/双葉社

 

ファン必携の記念グッズも販売!

本展では展示だけでなく、図録や記念グッズ、原画を忠実に再現した直筆サイン入りアートグラフ(高画質デジタル複製画)といったファン必携の記念アイテムの販売も行われます。

福岡会場からは新規グッズとして、原作下巻の印象的なシーン、占領軍の残飯雑炊になごむ径子とすずのビジュアルをあしらった“特製どんぶり”の販売も予定されています。

残飯雑炊になごむ2人をあしらった“特製どんぶり”。※写真はサンプルのため、実際の仕上がりと異なる場合があります。

残飯雑炊になごむ2人をあしらった“特製どんぶり”。※写真はサンプルのため、実際の仕上がりと異なる場合があります。

 

こうの史代「この世界の片隅に」原画展 概要

 
■展示内容

◯カラーイラスト原画展示
◯漫画原稿展示
◯使用画材展示
◯作品資料展示

 
■グッズ販売(予定)※いずれも税込価格

○図録 1,200円
○大きな缶バッチ500円
○缶バッチセット850円
○クリアファイルセット(2枚入り)2種 各800円
○ポストカードセット(4枚入り)750円
○トートバック2,600円
○Tシャツ2種 各4,000円
○直筆サイン入りアートグラフ各種26,000?35,000円※送料別途
○版上サイン入りアートグラフ各種 12,000円※送料別途
◯特製どんぶり 2,500円

 
■展示会HP
http://www.futabasha.co.jp/introduction/konosekai/

※詳しくは展示会HPをご覧ください。

漫画原稿

漫画原稿

 
■巡回展情報

◯福岡会場
【日程】2017年9月13日(水)~9月24日(日)
【会場】大丸福岡天神店 本館8階催場
    住所:福岡市中央区天神1-4-1 
    電話:092-712-8181(代)

【営業】10:00~20:00
    ※入場は閉場の30分前まで。
    ※最終日は17:00閉場(最終入場16:30)

【入場料】(税込)800円
入場特典として描き下ろしポストカードをお渡し
※小学生以下無料
※障害者手帳をご呈示いただいた方、ならびに同伴者1名まで入場無料。
※博多大丸カード・大丸ゴールドカード・博多大丸友の会カードのいずれのかのご呈示で、入場料を100円割引。

【主 催】株式会社博多大丸/こうの史代「この世界の片隅に」実行委員会
【制 作】MATエンタープライズ

◯名古屋会場
【日程】2017年10月4日(水)~10月10日(火)
【会場】松坂屋名古屋店 南館8F マツザカヤホール
    住所:名古屋市中区栄三丁目16番1号
    電話:052-251-1111

【営業】10:00~19:30
    ※入場は閉場の30分前まで。
    ※最終日は17:00閉場(最終入場16:30)

【入場料】(税込)800円
入場特典として描き下ろしポストカードをお渡し
※小学生以下無料
※障害者手帳をご呈示いただいた方、ならびに同伴者1名まで入場無料。

【主催】松坂屋名古屋店
【協力】こうの史代「この世界の片隅に」実行委員会
【制作】MATエンタープライズ

◯広島会場
【日程】2017年11月9日(木)~11月21日(火)
【会場】福屋八丁堀本店 8階催場
    住所:広島市中区胡町6-26
    電話:082-246-6111(代)

【営業】
平日・日曜日:10:00~19:30
金・土曜日:10:00~20:00
※入場は閉場の30分前まで。
※最終日は17:00閉場(最終入場16:30)

【入場料】(税込)700円(前売り600円)
入場特典として描き下ろしポストカードをお渡し
※高校生以下無料
※障害者手帳をご呈示いただいた方、ならびに同伴者1名まで入場無料。

【チケット発売窓口】
セブンチケット
福屋八丁堀本店7Fプレイガイド、福屋広島駅前店7Fチケットサロン、
エディオン広島本店PG(サンモール1F)

【主 催】TSSテレビ新広島
【後 援】中国新聞社/広島市/広島市教育委員会(広島県/広島県教育委員会/申請中)
【協 力】こうの史代「この世界の片隅に」実行委員会/序破急(八丁座・サロンシネマ)
【制作】MATエンタープライズ

入場特典描き下ろしポストカード ※既定数に達し次第、配布終了となります。

入場特典描き下ろしポストカード ※既定数に達し次第、配布終了となります。

 

こうの史代さん プロフィール

1968年生まれ。広島市出身。中学時代よりマンガを描き始める。広島大学理学部中退後、上京。1995年『街角花だより』でデビュー。2001年、放送大学教養学部人間の探求専攻卒業。

2003年~2004年、地元が広島であることをきっかけに、原爆をテーマに描いた『夕凪の街 桜の国』が大ヒット。女性ならではの新たな切り口とタッチで戦争を描いたことが高く評価され、文化庁メディア芸術祭大賞受賞。実写映画化もされる。2007年~2009年『この世界の片隅に』を発表。戦時下の市井の人々の日常を丹念に描いた本作は多くの共感を呼び、文化庁 メディア芸術祭優秀賞受賞。2016年には劇場アニメーション化され、大ヒットを記録、原作コミックも累計発行部数100万部を突破。

以降も『ぼおるぺん古事記』『日の鳥』『荒神絵巻』『ギガタウン―漫符図譜―』等、数々の作品を発表。加えて、エッセイや挿絵など、多方面で活躍中。

 

『この世界の片隅に』について

こうの史代さんの『この世界の片隅に』(双葉社)は、戦中の広島の軍港・呉を舞台にした家族ドラマで、主人公すずが広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑いながらも、一日一日を確かに健気に生きていく様を真摯に描いた物語です。

昨年公開された本作を原作とするアニメ映画は大ヒットを記録し、日本アカデミー賞・最優秀アニメーション作品賞受賞、さらに、監督片渕須直さんの芸術選奨・映画部門・文部科学大臣賞受賞と高い評価を集めていますが、原作である本作も2009年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞した評価の高い作品です。

 

この世界の片隅に コミック 全3巻完結セット (アクションコミックス)
第二次世界大戦中、広島の漁師町に育ち絵を描くことが好きな少女・浦野すずは、急遽、軍港・呉に住み、海軍に勤務する周作・北條家に嫁ぐことになる。戦時中とはいえ当初は比較的普通の夫婦生活を送り始める。戦争中の庶民の日常生活をリアルに描いており、気楽でもなく、かといって極端に悲惨でもなく、現代においてもどこにでもある日々の家族愛を表現しつつ、ストーリーは展開していく。

 
この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック
クラウドファンディングで話題沸騰のアニメ『この世界の片隅に』は、どのように作られたのか?その裏側を徹底解説した公式ムック!片渕須直監督、のん(すずさん役)をはじめとしたスタッフ&キャストインタビュー。映画化への道のり/ビジュアルストーリー/設定・原画・背景画ほか。

 
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監督・片渕須直×原作・こうの史代×主演・のん×音楽・コトリンゴ
Blu-ray通常版は特報・予告編、オーディオコメンタリー、8Pブックレット等特典付き!!

昭和20年、広島・呉。
わたしは ここで 生きている。

 
【関連】
『この世界の片隅に』原画展 福岡・名古屋・広島 3都市開催! | 双葉社

 


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