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『書店経営指標』2017年版が刊行 経営効率や書籍・雑誌などの取扱商品の販売動向などを分析

『書店経営指標』2017年版が刊行 経営効率や書籍・雑誌などの取扱商品の販売動向などを分析

『書店経営指標』2017年版が刊行 経営効率や書籍・雑誌などの取扱商品の販売動向などを分析

日本出版販売株式会社(日販)は8月18日に、『書店経営指標』2017年版を刊行しました。本書は1963年から毎年発行しているもので、本年度は全国69企業521店舗のアンケート調査をもとに、経営効率や書籍・雑誌を初めとする取扱商品の販売動向などを分析しています。

 

2017年版のTOPICS

 
■売上総利益率で専業企業と複合企業の差が拡大

企業ベースの売上総利益率を、Book売上構成比が80%以上の専業企業と80%未満の複合企業で比較した場合、専業企業の売上総利益率が23.08%で1.68ポイント減だったのに対し、複合企業は30.25%で1.07ポイント増となり、その差は7.17ポイントと、前年よりさらに広がりました。

 
■企業ベースの売上総利益率、営業利益率が減少

企業ベースの売上総利益率は27.48%で前年よりも0.13ポイント減少、営業利益率は0.11%で前年よりも0.04 ポイント減少、経常利益率のみ0.43%で前年と同じでした。

 
■店舗ベースの売上総利益率は減少、人件費率と地代家賃率は増加

店舗ベースの売上総利益率は29.5%と前年よりも0.2 ポイント減少しました。人件費率は12.5%で前年より1.2ポイント増、地代家賃率は8.0%で前年より0.1ポイント増加しました。

 

『書店経営指標』2017年版 掲載内容

(1)企業編―書店チェーンを有する69企業の財務諸表などに基づいた損益計算書・貸借対照表の各項目における構成比分析および、書店の経営比率に関する分析

(2)店舗編―521店舗における売上高前年比・収益性・生産性・効率性・商品回転率の分析

(3)商材編―商材別のさまざまな経営指標分析(Book、文具、レンタル、セル、飲食料品・雑貨、ゲーム・トレカ)

(4)過去5年間の指標―主要経営指標の推移

※紙版・PDF版ともに、オンライン書店「Honya Club.com」から購入できます。
http://www.honyaclub.com/shop/c/c09N0/

 


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