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【訃報】英SF作家・ブライアン・オールディスさんが死去 短編がスピルバーグ監督の映画『A.I.』の原案に

イギリスのSF作家で評論家のブライアン・オールディスさんが、8月19日にイギリス・オックスフォードシャー州の自宅で死去しました。92歳。

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ブライアン・オールディスさんは、1925年ノーフォーク州生まれ。1950年代にデビューし、1962年にHothouseシリーズ(後に『地球の長い午後』として刊行)でヒューゴー賞を受賞。その後も、1965年に『唾の木』でネビュラ賞中長編賞を、1969年に英国SF作家協会賞最優秀作家賞を、1972年に『触の時』で英国SF作家協会賞を受賞するなど、イギリスを代表するSF作家となります。

なお、短編『スーパートイズ』とその続編が、スティーヴン・スピルバーグ監督が2001年に公開した映画『A.I.』の原案となっています。

著書に、『寄港地のない船』『グレイベアド』『解放されたフランケンシュタイン』など。

 

寄港地のない船 (竹書房文庫)
その船はどこから来て、どこへ向かうのか。もはや知る者は誰もいない。巨大な宇宙船の内部で、いまや人間たちは原始的な生活を営んでいた。かつて船を支配していたという巨人族、猛烈な勢いで繁茂する植物、奇怪な生物たち、そして〈前部人〉と呼ばれる未知の部族を恐れながら……。世界が宇宙船であることも、わずかに伝承に残っているのみだった。 ある時、狩人のロイは司祭マラッパーから、この船を支配するために世界の〈前部〉へ向かおうと誘われる。だが、仲間たちと〈死道〉へ旅立ったロイを待っていたのは思いもよらない出来事の連続だった。そして、彼が旅路の果てに見たものは――。 幻の傑作SF、待望の邦訳。

 
地球の長い午後 (ハヤカワ文庫 SF 224)

 
一兆年の宴 (KEY LIBRARY)
SF界の世界的重鎮が“最初の、そして最良のSF史”と絶賛された前作『十億年の宴』以後の英米SF界の動向を、綿密な作家論をまじえつつ、ジャーナリスティックに概括する、待望の長編評論。ヒューゴー賞ノンフィクション部門受賞。

 


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