本のページ

SINCE 1991

七崎良輔さん×つきづきよしさノンフィクションコミック『僕が夫に出会うまで』が刊行

『僕が夫に出会うまで』(原作:七崎良輔さん、漫画:つきづきよしさん)

『僕が夫に出会うまで』(原作:七崎良輔さん、漫画:つきづきよしさん)

文藝春秋は、ゲイの青年の半生を綴ったノンフィクションコミック『僕が夫に出会うまで』(原作:七崎良輔さん、漫画:つきづきよしさん)を刊行しました。

 

累計4,300万PV突破!もちぎさんも絶賛するゲイの青年の半生を綴ったノンフィクションコミックが発売!

本作は、七崎良輔さんによるエッセイ『僕が夫に出会うまで』のコミカライズ版です。「文春オンライン」で2020年4月~2021年2月に連載され、累計PVは4,300万を突破(2021年2月時点)しています。

 
◆もちぎさんも絶賛!「ゲイだって家族になれるよ」。本当にあった BL(ボーイズラブ)の物語。

「七崎が女だったら、俺たち付き合ってたよな」

「男のお前とは付き合えない」と、はっきりと告げられた瞬間だった――。学生時代の初恋、初めての出会い系サイト、好きな人とのドキドキの共同生活。時につまずきながらも「運命の人」を求めて奔走する青年の、ほろ苦くも前向きなラブストーリー。SNSで大反響を呼んだ、母親へのカミングアウトを描いた番外編も収録しています。

 
<「文春オンライン」で一部の話を公開中>

「文春オンライン」では冒頭3話を現在も公開しています。さらに、Twitterで5万RTの大反響を呼んだ「母親へのカミングアウト」を描いた番外編のエピソードも読むことができます。

★第1話を読むにはこちらから:https://bunshun.jp/articles/photo/37401
★「僕が夫に出会うまで」トップページ:https://bunshun.jp/category/bokugaottonideaumade

 

七崎良輔さん、つきづきよしさんのコメント

 
◆七崎良輔さん(原作)

原作は僕が実際に経験したことを書いていて、ゲイの当事者の方から「自分の人生と似ていて救われました」という声をいただくこともありました。今回のコミカライズ版は、原作のエピソードを活かしつつ、さらに読みやすくなっていると思います。

 
◆つきづきよしさん(漫画)

皆様のおかげで単行本を出させていただくことになりました。連載中読んでくださった方も、これからという方も、楽しんでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

 

原作エッセイ『僕が夫に出会うまで』も発売中!

今回のコミカライズ版の原作となったエッセイ『僕が夫に出会うまで』の著者は、築地本願寺ではじめての「同性結婚式」を挙げた七崎良輔さん。

幼少期のいじめ、学生時代の初恋、失恋、抑えきれない嫉妬、そして友人、親へのカミングアウト……周りから「普通じゃない」と言われ、人知れず苦しみつづけながらも、幸せに向かって全力疾走する七崎さんの半生を振り返った、笑いあり涙ありのエッセイです。

コミカライズ版には収録されていないエピソードも収録。

 

著者プロフィール

 
■七崎良輔(ななさき・りょうすけ)さん

1987年、北海道生まれ。高校卒業後、上京。2015年9月、パートナーシップ契約公正証書を結んだ夫と共に「LGBTコミュニティ江戸川」を立ち上げる。

2015年9月、夫とともに区役所に婚姻届を提出(不受理)。2016年4月、LGBTのためのウエディングプランニング会社「合同会社Juerias LGBT Wedding」を設立。すべての人が幸せになれる結婚式を提供する目標を掲げ活動を開始する。2016年10月、築地本願寺で宗派公認、史上初の同性結婚式を挙げ話題に。2019年4月、積極的な働きかけが実り、東京・江戸川区に「同性パートナーシップ証明制度」が導入され、その第1号となる。

2019年5月、エッセイ『僕が夫に出会うまで』を出版。すべての人が幸せになれる結婚式を提供するため奔走している。

 
■つきづきよしさん

漫画家。『MY HOME YOUR ONEROOM』『俺でいいの、水戸くん』『愛せよバケモノ』『あの世でお前に好きだと言える』などBL漫画を多数手がける。

 

僕が夫に出会うまで
七崎 良輔 (原著), つきづきよし (著)

■原作

僕が夫に出会うまで
七崎 良輔 (著)

この日、僕は夫夫(ふうふ)になったんだ──。

大反響のウェブ連載、待望の書籍化!
2015年、築地本願寺ではじめての「同性結婚式」を挙げた本人が、その半生を実際に振り返った、愛と青春、涙と笑いの感動ストーリー。
幼少期のいじめ、学生時代の初恋、失恋、抑えきれない嫉妬、そして友人、親へのカミングアウトーー。「普通じゃない」と言われ、人知れず苦しみつづけたセーラームーン好きの少年は、それでも懸命に自分と向き合い、明るく前のめりに光を求め、巡り会えたパートナーと、幸せを?んだ。その道のりは、誰もが共感しうる「青春の蹉跌」「人生の喜怒哀楽」に満ちている。
2019年2月から文藝春秋オンラインで連載が始まり、ランキング上位を独占!

(内容紹介 )
第1章 ふつうじゃないってよ。このままじゃ、やばいってよ。
セーラームーン好きの少年は、先生や周りに理解されず、ひとり苦しんでいた……。

第2章 初恋は、枕もパンツも濡らすものだ。
いじめもあった中学時代、同級生男子の「脇毛」が初恋のきっかけに。でも、誰にも言えない。

第3章 恋するゲイ少年は、日々拷問を受けているようだ。
楽しかった高校時代、でも好きだった男子の彼女の前で、僕は悪魔になった。

第4章 初めてのことが増えました。悩みもやっぱり、増えました。
上京、そして男性との初体験。苦しみの先に、カミングアウトを決意するまで。

第5章 つき合うって、嬉しいことだ。つき合うって、苦しいことだ。
いろいろな恋の形。僕の場合も、本当にいろいろありました。

第6章 焦って、走って、転んで、起き上がって。
ただ日々を楽しく過ごしたいわけじゃない。生涯のパートナーと生きていきたい。

第7章 最後の恋であるように。
そして出会った、運命の人。ふたりの「りょうすけ」は、これからも前を向いていく。

 
【関連】
マンガ 僕が夫に出会うまで | 文春オンライン

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です