長野県松本市の魅力が満載!新津きよみさんご当地小説『ただいまつもとの事件簿』が刊行!
光文社は、長野県松本市の魅力が満載のご当地小説『ただいまつもとの事件簿』(著:新津きよみさん)を光文社文庫より刊行しました。
長野県松本市の魅力が満載のご当地小説が完成!
本書は、2019年11月に実施された、新たな長野県ご当地小説の舞台を公募で決定する企画「みんなでつくる! NAGANOVEL(ナガノベル)」で投票の結果1位となった「松本城」のある松本市を主な舞台にして、新たに書下ろされたものです。
また、地元・松本深志高校卒業のミステリー作家・新津きよみさんによる執筆が実現することで、当地をよく知るゆかりの作家ならではの、地元愛と魅力が溢れる作品となっています。
山賊焼き・松本民芸家具・松本城・BAR の街・北アルプス・三ガク都・サンプロ アルウィン……松本のいいところが満載です!
【本書「あとがき」より】
1988年のデビューから33年、94冊目の本書『ただいまつもとの事件簿』で、はじめて長野県松本市を舞台に小説を書いてみました。(中略)
松本の高校に通うようになって、「松本」はぐっと身近な存在となりました。学校帰りに寄った店は数知れず。寄り道せずに帰ったことの方が少ないくらいでした。
その当時といまでは、松本の街はさま変わりしました。通った映画館も書店もなくなり、入り浸っていた喫茶店も姿を消しました。
けれども、変わらないものもあります。街の大きさと、松本城の位置です。(中略)
本書に出てくる店名は、実在のものもあれば、架空のものも、実際の店をモデルにしたものもあります。どれがそうなのか、松本の街を歩いて確認していただくのも楽しいかもしれません。
松本にバーが多い、というのは事実です。
なお、タイトルにある「ただいまつもと」は、わたしが好きなJリーグのチーム、松本山雅FC のサポーターのあいだで交わされている挨拶「いってきまつもと」「ただいまつもと」から採用しました。
『ただいまつもとの事件簿』あらすじ
【あらすじ】
夫の転勤のため長野県松本市に転居した清水真紀は、仕事も決まらず友達もできず、宙ぶらりんな日々を過ごしていた。
より松本を知るために参加した「移住希望者のための説明会」がきっかけで友人ができ、東京で行方不明になった飼い猫が松本で発見された「茶トラ失踪事件」など、いくつかの”日常の謎” に挑むことに。松本の魅力たっぷりのミステリー!
「みんなでつくる! NAGANOVEL(ナガノベル)」とは?
「みんなでつくる! NAGANOVEL(ナガノベル)」は、長野県内約90書店が参加し、2019年11月に実施した「読もう!行こう!長野× 光文社 本屋さんへ行こう」キャンペーンにおいて実施された企画です。
ナガノベル=長野+小説(novel)ということで、小説にしてほしい長野県の名所・旧跡などを読者から募集し、1位には松本城が選出されました(2位:上高地、3位:善光寺)。
「読もう!行こう! 長野×光文社 本屋さんへ行こう」キャンペーンについて
本や雑誌が人生を豊かにする――光文社では「本屋さん」の魅力をもっと多くの人に知ってもらうため、創立70年を迎えた2015年より5年間にわたり「本屋さんへ行こう」キャンペーンを実施しました。
実施にあたっては、それぞれの地元に根付いた書店が出版文化を支えているという考えのもと、都道府県単位で毎年一つのエリアを対象として地元の書店へと読者が足を運びたくなるような企画を行っています。
最終年の2019年は「読もう!行こう!長野× 光文社 本屋さんへ行こう」キャンペーンとして長野県を舞台に、本書誕生の元となった「みんなでつくる! ナガノベル」をはじめ、様々な企画を実施しました。
著者・新津きよみさん プロフィール
著者の新津きよみ(にいつ・きよみ)さんは、長野県大町市生まれ。長野県松本深志高等学校、青山学院大学卒業。旅行代理店勤務などを経て、1988年に作家デビュー。
女性ならではの視点で描く巧妙な心理サスペンスや、日常に根ざした質の高いホラーに定評があり、短編も数多く発表している。
著書に『巻きぞえ』『彼女の深い眠り』『彼女の時効』『誰かのぬくもり』『彼女たちの事情決定版』(以上、光文社文庫)、『夫以外』(実業之日本社文庫)、『二年半待て』(「2018 徳間文庫大賞」受賞作)、『始まりはジ・エンド』(双葉文庫)、『セカンドライフ』(徳間文庫)などがある。
ただいまつもとの事件簿 (光文社文庫) 新津きよみ (著) 8年前に遭難した息子が帰ってきた? 猫が東京から松本まで一人旅? 長野のいいとこてんこ盛り! |
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▼読もう!行こう!長野×光文社キャンペーン!~本屋さんへ行こう~2019
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